巨人は、セ・リーグ球団初の交流戦優勝へマジック1。
14日の日ポイントサイト攻略本ハム戦(札幌ドーム)は敗れたが、他力ながら王手をかけ、16日からの楽天戦(Kスタ宮城)に臨む。
一方ペナントレースでも中日にゲーム差なしに迫っており、早くもマッチレースの様相だ。
豊富な戦力でこちらも首位奪回は秒読み。
だが、リーグ戦再開に向け重大な不安材料も浮上している。
交流戦優勝はお預けでも、原辰徳監督(53)にはまだ余裕があった。
「“らしさ”が出ていたのでよかったと思いますね」。
先発した沢村拓一投手(24)のことだ。
自身4連敗で今季7敗目(4勝)。
交流戦では勝ち星がない。
それでも、4失点以上でKOの連続だったのと比べれば、この日はコンスタントに150キロ超を連発し7回2失点だった。
勝利に恵まれないが、本人も「速球が走っていた。
今も左の尻が張っているほど体重が乗ってました」と自信を取り戻したようだ。
2試合を残して交流戦16勝6敗。
沢村以外にも杉内、内海、ホールトンという先発投手4本柱の迫力が相手を圧倒している。
かつて巨人を牽引した桑田、斎藤(現巨人投手コーチ)、槙原を思い起こさせるほどだ。
1980年代の広島黄金期を北別府、大野とともに“3本柱”として支えた川口和久投手コーチは「確かに日本人3人でここまでというのは、なかなかない。
誰かがエースという位置づけではなく、ホールトンを含めた4本の柱で支えている」と指摘する。
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