中東
【チュニス=長谷川由紀】23日に投票が行われたチュニジア制憲議会(定数217)選挙は24日、開票作業が続いた。
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地元メディアが報じた一部地域の開票結果によると、イスラム穏健派政党「アンナハダ」が、世俗派など他政党をリードする展開となっている。
選管によると、事前に有権者登録した約410万人のうち、9割が投票。今年1月のベンアリ独裁政権崩壊によって実現した同国初の「自由選挙」だけに、有権者の関心は高い。AFP通信によると、全有権者数は約720万人。登録していなくても投票できたことから、正式な投票率はこれより低くなる可能性がある。
ベンアリ政権時代に弾圧されていたアンナハダは、事前の世論調査でも優勢が伝えられていた。焦点は、どこまで得票を伸ばすかだ。アンナハダは、宗教色を抑え、女性や少数派の権利向上や「市民社会」の実現を訴える選挙戦で支持を拡大してきたが、民主進歩党(PDP)など世俗派政党は、アンナハダ主導政権になれば、イスラム化が進むとの懸念を抱く。
(2011年10月24日20時31分
読売新聞)
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