記者会見で理事会での決定事項を発表する放駒理事長(右から2人目)=武藤要撮影
日本相撲協会は24日、両国国技館で理事会を開き、横綱白鵬の師匠で、「八百長発言」などが週刊誌に報じられた宮城野親方(元十両金親)(41)に対し、白鵬を育てた前師匠で部屋付きの熊ヶ谷親方(元幕内竹葉山)(53)と師匠を交代するよう勧告した。
同時に主任から平年寄への降格処分も決めた。宮城野親方は理事会に「弁護士に相談する」と語り、退席した。
宮城野親方は、2007年5月、知人女性に「白鵬を横綱にするため、自分が八百長の仲介をした」などとする発言が週刊現代に掲載された。相撲協会は、この記事を巡って出版社などを提訴し、今年11月に最高裁で勝訴が確定したため処分に踏み切った。
(2010年12月24日18時36分
読売新聞)
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