パ・リーグ最多勝利のタイトルに輝いたオリックスの金子千尋投手(27)が10日、神戸市内で契約更改交渉に臨み、7200万円増の1億5千万円でサインした。大台を突破し、「プロに入ったころから目標にやってきた。夢だったのですごくうれしい」と笑顔がはじけた。
今季はリーグ記録タイとなる3連続完封を含む13連勝を記録し、3年連続の2けた勝利を達成。ソフトバンクの和田と並ぶ17勝を挙げ、6年目で自身初のタイトルを獲得した。「来年以降も最多勝争いをしたい。先発をしている以上、目指したい」と沢村賞も目標に掲げた。
大リーグから9年ぶりに復帰した田口壮外野手(41)は現状維持の8千万円で更改。「若い連中に刺激を与えられるよう、レギュラーを取りにいきます」。
オリックスはこの日で外国人選手を除く全選手が契約更改を終えた。(金額は推定)
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