PSA検査

人間ドックの血液検査のオプションにPSA検査というのがある。
これは前立腺癌の検査で＋2,100円払うと検査してくれる。

父がこの検査で引っかかったため、針生体検査を受けたところガンが見つかった。
（針生体検査…組織を採取してガンの有無を調べる）

後日、他臓器への転移の有無を調べたところ転移の所見は見られなかった。
（一安心）

７／２９医師の話を両親と一緒に聞きに行ったところ、治療には３つ方法があるとのこと。
１．放射線・・・傷は出来ないが再発した場合その箇所の手術は出来なくなる
２．抗がん剤・・・効くか効かないかやってみないとわからない。副作用がある
３．手術・・・前立腺を全摘出する

父は手術を選択した。
母も僕も手術がいいと思った。


その後手術で使用する輸血用の自己血を４００ミリリットルずつを２回、１ヶ月かけて採取。
（２週間おきに４００ずつってこと）


８／２６に手術を行い無事成功した。


手術は実に６時間近くにも及んだ。

数十分後麻酔が覚めた父と少し会話して病院を後にした。


父はもともと元気でガンの自覚症状もなかったので手術が終わった今は安堵している。

摘出した臓器を見せてもらって説明を受けたんだけどどこがガンなのか全くわからず…

わかったのは、前立腺は膀胱と尿道の中間の位置にあり、前立腺摘出後に膀胱と尿道を縫合するため
そこが完全にくっつくまでは膀胱につないだ管から尿を排泄するということ。
お腹からおしっこの管が出ている状態。

あと、前立腺が炎症を起こしていたため大腸との癒着が見られたそうだ。
前立腺と大腸を剥がす際に傷が出来ているかもしれないとのこと。
その関係で入院期間が延びるかもしれないが経過を見て判断すると言っていた。

摘出したものは更に詳しい検査が施されるそうだ。


昨日、今日と手術の影響で発熱しているようだが、もう歩いていると母が言っていた。
まあ、元気なこと！

食事はまだ出来ないが、水なら飲んでもいいそうだ。
入院期間は経過を見ながらと言うことなので正確にはわからないが、
おおよそ２～３週間くらいになりそうだ。

２５日から今日まで看護師をしている妹が帰ってきてくれた。
色々手伝いながら「科が違うから解らな～い」とか言っていたのが笑えた。
十分心強かったよ！