出典:
新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)に関するQ&A
これもCDC(米国疾病対策センター)の情報で日本用に翻訳編集してある物を引用。
そして季節性インフルエンザも同様。
予防、予防と騒いでいるがインフルエンザウイルスは一体どの程度の生命力なのか。
そこに焦点を当てピックアップしてみた。
全てみたい人はリンク先へどうぞ。
Q インフルエンザウイルスは、本やドアノブなど物品の表面でどのくらい生きているのでしょうか?
A 研究結果では、インフルエンザウイルスが物品の表面に付着してから、最大2~8時間はヒトへの感染力があるとされています。
Q インフルエンザウイルスを消毒するにはどうすればよいですか?
A インフルエンザウイルスは75~100℃(華氏167~212度)で死滅します。また、塩素や過酸化水素、洗剤(石けん)、ヨウ素を含む消毒薬、アルコールなども、適切な濃度、時間により使用すれば、インフルエンザウイルスに対して効果があります。例えば、アルコールを含む布やゲルを使えば、手を消毒することができます。ゲル状の手指消毒薬を使うときは、消毒薬が乾くまで手をこすってください。
Q 新型インフルエンザは、どのような経路でまん延するのでしょうか?
A 今回の新型インフルエンザは、季節性のインフルエンザと同じ感染経路で拡がると考えられています。インフルエンザウイルスは、主にインフルエンザに罹った人の咳やくしゃみによって、人から人へと感染します。インフルエンザウイルスが付着した物を手で触って、その手で自分の口や鼻を触ることによって感染する場合もあります。
Q 水を飲んで感染する可能性はありますか?
A 従来の殺菌処理がなされた水道水から、インフルエンザが感染することはありません。現在の飲料水の処理方法では、高いレベルでウイルスを除去することが可能です。従来の飲料水処理行程によって、新型インフルエンザウイルス(ブタ由来インフルエンザ A/H1N1)の感染が起こったことを示唆する調査研究は、今のところありません。
なお、従来の飲料水処理工程で使用されている遊離塩素濃度は、H5N1型高病原性鳥インフルエンザを不活化させるのに有効であることが、最近の研究で示されています。今回のH1N1型インフルエンザウイルスのような他のインフルエンザも、これらの塩素濃度で不活化されると思われます。これまで、インフルエンザで汚染された飲料水によって感染が起きた事例は報告されていません。
Q 新型インフルエンザに罹らないようにするには、どうすればよいですか?
A まず大切なことは、手を洗うことです。全身の健康状態を保つようにしましょう。十分な睡眠をとり、適度に体を動かし、ストレスを調整し、水分を十分に補給して、栄養価の高い食品を摂るようにしましょう。インフルエンザウイルスに汚染されたものに触らないようにして、発症者との接触を避けるようにしましょう。
Q 新型インフルエンザウイルスに感染した人が、他人に感染させる期間は?
A 現在のところ、CDCでは季節性インフルエンザの場合と同様であると考えています。季節性インフルエンザウイルスに感染した人は、発症1日前から発症後7日目まで、他人に感染させる可能性があることが研究結果により示されています。つまり症状の出ている間だけでなく、発症前でも他人に感染させる可能性があります。また、小児、特に年少児は、より長い期間感染させる可能性があります。現在CDCが研究を進めており、結果が出ればまた情報提供します。
Q どのようなものがインフルエンザウイルスの汚染源となるのですか?
A ウイルスで汚染されている物品の表面を触った手で、目や鼻、口を触った場合に感染する可能性があります。感染した人の咳やくしゃみによって発生した飛沫(しぶき)は、周囲に飛び散ります。そのような飛沫が机などの表面に付き、そこを触った人が手を良く洗わずに自分の目や口、鼻を触ることで感染します。
Q 自分の身体を守るために、我々は何ができますか?
A 現在、新型インフルエンザを防ぐワクチンはありませんが、以下のような方法でインフルエンザのような呼吸器疾患を引き起こす病原体の拡散を防ぐことができます。これらを毎日実行して、ご自分の健康を守りましょう。
咳やクシャミをするときはティッシュで鼻と口を覆ってください。使用済みのティッシュは、すぐにゴミ箱に捨ててください。
頻繁に石けんと水で手を洗いましょう。特に、咳やくしゃみをしたときにはよく洗ってください。その際には、アルコール入りのハンドクリーナーも効果的です。
手であなたの目や鼻や口に触れないようにしてください。ウイルスに感染する恐れがあります。
インフルエンザに感染している人との濃厚な接触をさけるようにして下さい。 インフルエンザにかかった場合、発症後7日間、あるいは症状が消失してから24時間後までは、自宅に待機してください。これは、他の人への感染を防ぎ、インフルエンザのまん延を防止するために必要なことです。
その他の気をつけるべき大切なこと。
学校閉鎖、人混みを避けること、その他、人との距離を保つために行う公衆衛生上のアドバイスに注意してください。
自分が病気になって1週間自宅に居る場合に備えましょう。すなわち、常備薬、アルコール入り手指消毒薬、ティッシュ、その他の日用品を備蓄しておけば、あなたが感染力のある期間に外出をせずに済みます。
Q 咳やくしゃみによるウイルスの拡散を防ぐのに最もよい方法は?
A もし発症したら、できる限り他人との接触を避けてください。発症から7日間、あるいは症状がなくなるまで(どちらか長い方の期間)は、学校や職場には行かないでください。
咳やくしゃみをするときはティッシュで鼻と口を覆ってください。他人への感染を予防することができます。使用済みのティッシュは、すぐにゴミ箱に捨ててください。ティッシュを持っていないときは、手で咳やくしゃみを抑え、その手をよく洗いましょう(咳やくしゃみのたびに、こまめに洗いましょう)。
Q インフルエンザの予防を目的とした手洗いの方法は?
A 頻繁に手を洗うことは、ウイルス感染からあなた自身を守るのに役立ちます。
石けんと流水で手を洗ってください。あるいはアルコール入りのハンドクリーナーも消毒効果があります。手を洗う際には(石けんと温水で洗うことをお勧めします)、15秒から20秒間洗浄してください。
石けんと水が使えないときは、アルコール入りの使い捨ての手ふき又はゲル状の手指消毒薬も有効です。
ゲル状の手指消毒薬を使うときは、手指消毒薬が乾くまで手をこすってください。ゲル状の手指消毒薬は水なしで使用でき、成分のアルコールが消毒効果を発揮します(日本でも発売されておりますが、やや高価です)。
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1に手洗い、2に手洗い、3,4も手洗い、5に手洗い!ってことですね。
そして、手で目、口、鼻をいじらない。
マスクがなければティッシュで十分ですよと。
まあ十分というか、してても無駄、もしくはほんのちょっとだけしないよりはまし程度なんでしょう。
確かに花粉症でさえマスクしたからといって防げる訳じゃないですし、
いわんやウイルスをや。。。