『ローマ人の物語 キリストの勝利』（文庫38～40巻） 塩野七生著

コンスタンティヌス没後、内戦を制したコンスタンティウスから背教者ユリアヌスへ、そしてテオドシウスの時代を迎えてついに、キリスト教がローマ帝国の国教と定められる。 . . . 本文を読む

没後８０年金子みすず展（大丸ミュージアムＫＹＯＴＯ）

金子みすずの貴重な資料によってその生涯を紹介すると共に、６３名の著名人によるメッセージ・イラストなどを併せて展示する。 . . . 本文を読む

ラファエル前派からウィリアム・モリスへ（「えき」ＫＹＯＴＯ）

１９世紀半ばイギリスに登場した、ラファエロ以前の初期イタリアルネサンスやフランドル絵画に新たな表現力を求め、のちのアーツ・アンド・クラフツ運動へと繋がっていってラファエル前派同盟の作品約１００点を展観する。 . . . 本文を読む

「道」 フェデリコ・フェリーニ監督

貧しい家の娘ジェルソミーナ（ジュリエッタ・マシーナ）は、旅芸人ザンパノー（アンソニー・クイン）の助手に売られる。ザンパノーは、粗野で疑い深く暴力的で、知性が足りないながらも優しいジェルソミーナの心は通じないままに二人で街を転々とする。途中で参加した一団には、ザンパノーと犬猿の仲の綱渡りのキ印（Ｒ・ベイスハート）がおり、ジェルソミーナは彼のヴァイオリンに引きつけられ、親しくなる。しかし、ザンパノーは「キ印」とけんかし、再び旅に出る。そんなある日、道で再び二人は出会い、ザンパノーは怒りのあまり「キ印」を殺してしまう。あまりのことに心を失ったジェルソミーナをどうにもできないザンパノーは、彼女を見捨てるのだった。１９５４年。（午前十時の映画祭） . . . 本文を読む