日刊マイルストーン

日々の足跡を残したいと思います。が・・・
きばらず入力するので更新は不定期です。

読書

2006-09-27 05:15:41 | Weblog

先週の日曜日から一週間かけて読んでいる本

1.グーグルを超える日 兼本謙任著

インターネットのQ&AサイトであるOKWEB

そのOKWEBの社長が書いた本。OKWEBは、Q&Aに特化したインターネットの

サービスである。兼本さんがOKWEBを立ち上げたきっかけは自身が

インターネットのある掲示板で、排他的な扱いを受けたことだという。

インターネットでは、Q&Aに対して非常に冷たいところがある。たとえば、

インターネット上の掲示板で質問をすると

・そんなこともわからないのか

・もっと勉強しろ

・過去ログを見ろといった厳しい意見を言われるケースも多い。

この兼本社長自体が、インターネットのサイトでアドバイスを

求めたときにときに、まさにこのような扱いを受け、

それなら自分が親切なQ&Aサイトを作ろうと決意してOKWEBを

立ち上げたのだという。ちなみにOKWEBはこちら

http://okwave.jp/

ためしに自分でいくつか質問を入れてみたが、

レスのつくのが早いこと早いこと

確かにこのサービスは面白い。

こんなことが、商売になってしまうのも面白いが、

この兼本さん、7年前はホームレスをしていた。と本に書いてある。

ホームレスから社長という経歴もすごいが、今取り組んでいる

OKWEBで、googleを超えようという野望もすごい。

注目である。

2.続巷説百物語  京極夏彦著

京極夏彦の小説は面白い。

この人の小説は、非常に論理的だ。計算されつくされた

ストーリーを妖怪という媒介を通じて

情緒的に表現するという、他にはない書き方が面白いのだと思う。

シャーロックホームズの日本版であり

山岡百介というワトソン博士に相当する語り部の

話の進め方も秀逸である。

 

3.適者生存  長谷川滋利著

引退したメジャーのピッチャー 長谷川の半生記

自身がなぜ、メジャーに行ったのか

メジャーで生き残るために、何に取り組んだのか

といったことが書いてある。

適者生存とは、ダーウィンの言葉

進化の過程で生き残るのは、最も強い生物ではなく

最も環境に適合できた生き物である。という説。

長谷川投手は、自身の野球人生において自身ががどのように

メジャーに適合し、ピッチャーとしてやってこれたかを語る

内容。

野球に縁のない人にも理解できる内容。