松本マラソンで不正な会計処理が行なわれて、赤字を隠していた事が発覚。今年の大会は中止になるらしい。
2017年に始まって以来、アップダウンの多いコースや悪天候で人気が出ず定員割れが続いていました。
更にコロナでの中止がトドメを刺したかたちで、昨年は定員を大幅に減らして背水の陣での開催でした。
幸いにも昨年は最高の天気に恵まれ、選手の評価もうなぎ上り。89点という高評価でライバルと目する長野マラソンをも上回る最高の結果でした。
それを受けての松本市のYouTubeで市長が「次は1位を狙う」とはしゃいでいたのが印象的でした。
コースの変更などそれなりに改善していたとは思いますが、しょせんランネットの評価なんてお天気次第なのでアテにはならないんですけどね。
今回の不正会計は担当者が勝手にやったように書いてありましたが、恐らく推進派の市長などに忖度した結果ではないかと勘繰りたくなります。長野県は長野マラソンやあずみの、大町、諏訪湖、駒ケ根など人気の大会がたくさんあります。松本はそれらに追いつき追い越せでかなり意識していたと思われます。松本は信州の中心だと思っていてプライドが高いらしいし。
マラソン大会なんてほとんどの大会が赤字で自治体の補助金などで補填しているのが実態です。黒字なんて出るはずありません。気前のいいスポンサーがいれば別ですが。
赤字を隠したのはよほど市民の反対が根強かったのだと思われます。参加選手の宿泊費などの経済効果も含めた予算を考えないとマラソン大会なんてできません。
来年以降はなんとか復活できるよう期待しています。