真夏の暑い中でのマラソン大会に初めて参加してきました。
6月に30℃近い中で黒部マラソン走れたし、富士の裾野で標高も高いのでハーフなら大丈夫かな、と思ってエントリーしたのですが・・・想像以上にタフな大会でした。
土曜日、昼食後に出発。2ヶ月ぶりにTOM200でお出かけです。カミさんは介護で行けないので申し訳ないのですが一人です。
新東名を新富士で降りて139号を北上。3時間弱で今夜の宿泊地、道の駅なるさわに到着。
土曜日という事で広い駐車場はいっぱいでした。
ただ、建物の裏にある第2駐車場は空いていてキャンピングカーも数台停まっていました。
更に奥へ行くと第3駐車場があり、土曜日なのにガラガラでした。トイレもありますが夜間は閉鎖されてました。
トイレさえ問題なければこの第3駐車場は静かで車中泊には最適かと思われます。
これは翌朝の第3駐車場の写真ですが、富士山もバッチリ見えます。
道の駅なるさわに隣接して「富士眺望の湯ゆらり」という温泉施設があります。
入湯料はなんと1,700円。観光地だからしかたないのですが、それにしても高い。お風呂から富士山が見えるからこの料金だと思われますが、この日は曇っていて富士山見えず。なのに割引とかはありません。
お湯は透明・無臭でほんのり消毒臭。要するに単なる地下水を加温しただけですね。
館内に食事処がありここで夕食を摂りました。値段も味もごく普通でした。
その後車に戻って就寝しましたが、夕立があった事もあり非常に涼しくて寝やすかった、といか朝方はちょっと寒かった。温度計は18℃でした。夏はずっとこちらで暮らしたいと思いました。
日曜日は朝5時半に起きて会場の富士北麓公園に向かいます。駐車場は公園に隣接した大駐車場で非常に便利でした。
朝食はサトウのご飯と納豆と味噌汁。食後にコーヒーを飲みつつテレビを見て、ゆっくり準備します。キャンピングカーでマラソン大会に出るようになって、当日の朝がほんとに楽になりました。
会場の富士北麓公園競技場。富士山がすぐ後ろに見えます。富士五湖ウルトラマラソンを2度走りましたが、同じ会場なのでお馴染みです。
気温はさほど高くないのですが(スタート時27℃)日差しが強くて紫外線で肌がジリジリ焼けるようです。ただ日陰に入れば風は爽やかで暑さは感じません。
出店もたくさんあり、農家さんのお店でシャインマスカットを思わず買ってしまいました。1房2300円でした。
午前9時半、ハーフのスタート。心配された暑さですが、道路が富士の裾野の樹林帯の中なのでほとんどが木陰になっていて日差しは気になりませんでした。ただ、森の中なので風はなく汗だくですが。
樹林帯が切れた所は気持ちいい風が吹きますが、当然日差しは強烈です。
暑さより大変だったのがコースのアップダウン。ある程度覚悟していたのですが想像をはるかに超えてました。コースは基本的に富士山に向かってひたすら登って、折り返してくるだけ。登りの斜度もハンパないっす。夏場は平地でしか練習してなかったので全く登れません。前から登りは嫌いですが。本人は走っているつもりですが、隣で歩いてる人とほとんどスピードが同じです。
おまけに途中砂利道の林道があり、こりゃほとんど富士登山競争じゃね?
8km付近で折り返して、今度は激坂下りです。緩い下りはスピードも出て気持ちよく走れるので大好きですが、ある角度(多分10度)以上になるとかえってスピードが出せなくなります。おまけに足への負担はハンパないっす。12~13km付近で足は終了してしまいました。今まで痛くなった事のない所に痛みが。
16km付近までひたすら下って2度目の折り返し。ここからまた登りになるのですが、ここはさすがにキツかったです。
エイドは6~7カ所あったのですが、スポドリが置いてあったのは3ヶ所のみ。それも水で薄めたやつ。スタート前、「今日は暑いので水ではなくスポーツドリンクをたくさん飲んでくださいって」散々言ってたのに。
また黒部マラソンではたくさんあったミストやシャワーはひとつもありませんでした。ま、場所的に難しいでしょうけど。
とにかくハーフとは思えない疲労度でヘロヘロになりながらゴール。
タイムは2時間18分でした。もちろん自己ワースト。
2時間少々で走れたらと思ってましたが甘かった。ガーミンの獲得標高差は460mですからしかたありませんが。もう少しアップダウンが緩ければ来年も走りたいですが・・・