最初はあまりの違いに戸惑いました。
TLは低速トルクたっぷりで、ドロドロ~んとした吹け上がりの
エンジン特性。
2サイクルのTYは吹け上がりは鋭いものの、回転の頭打ちも
早い。慣れるのに結構かかりました。
基本的には競技専用モデルのTY250Rと同じといっても、公道
仕様のスコティッシュはTY-Rとは別物でした。
また、プラグのカブリ癖もあり、自走で練習に行ってエンジンがかか
らなくなってしまい、押して帰ってきた事もありました。
そこでTY-Rのパーツを付けたり、改造して限りなくTY-Rに近付
けました。
具体的には鉄製のガソリンタンクをR用の樹脂製に交換。
分離給油のオイルポンプを取り外し、混合ガソリン仕様に。
エアクリーナーを加工して空気吸入量を増やす。
IRC製のタイヤをミシュランのX1に交換。
これでかなりRに近いマシンになりました。
保安部品はしばらくは付けていたものの、最終的には配線から
全て取っ払って完全に競技専用マシンになってしまいました。
このTY-Sはほんとに素晴らしいマシンで、その後10年近く
保有して、色々な大会に出場しました。
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