晴走雨読

22才

先日、珍しく音楽ネタでユーミンの事を書きましたが、その後昔の事を色々思い出しております。

19歳ころにユーミンと衝撃の出会いをしましたが、音楽の好みはフォークソング指向でして。

で、実際の学生生活もフォーク的というか、当時ニューミュージックなんてジャンルも言われ始めてましたが、そんなオシャレな生活はしてませんでした。

一時期下宿してましたが、まさに四畳半フォーク的な生活でした。

当時の下宿生のほとんどはせいぜい6畳一間でトイレ風呂なしが標準。今見たいなバストイレ付きのワンルームなんてほとんどなかった。

で、フォークソングも社会的な歌ばかりでなく恋愛ソングはありまして、そのテーマのひとつが22才。

代表曲がかぐや姫の「22才の別れ」(後に伊勢正三がソロで出した)。

大学4年生になって就職が決まりそれまで付き合ってきた彼女彼氏と卒業後どうするか。

当時は地方出身の大学生どうしが恋愛関係になって同棲するのが流行してて多かったし。

就職する場合地方に帰るか都会に残るかの二者択一になるのですが、恋人同士が同じ選択をする事はほとんどなかったし、遠距離恋愛なんてほぼ無理な時代だったからこの「22才問題」が大きなテーマだったのです。

この「22才」をテーマにした歌は枚挙にいとまがありません。

かぐや姫の「神田川」をはじめ、イルカの「なごり雪」、チェリッシュの「なのにあなたは京都に行くの」、マイペースの「東京」、バンバンの「いちご白書」。

ジャンルはちょっと違うけど、森田公一の「青春時代」、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」なんかも同じだと思う。

自分も今のカミさんと半同棲みたいな感じでしたのでこれらの歌は心に刺さりましたね。

就職して関東地区に配属という選択もあったのですが・・・結局現在に至っております。

最近の歌は良く知りませんが、22才ってあまりテーマにならないような。

遠距離だとしても昔よりは距離感は短くなってるし、スマホとか連絡手段はいくらでもありますから。

こうやって昔の事を色々思い出してグダグダ書いてるジジィって・・・きっと老い先短いのでしょう。

今日も会社で同僚だった2歳上の方の訃報をしりました。
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