晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

現在の延長線上に未来があるわけじゃない

2007年09月06日 | 日記・雑感
携帯ネット万能の世の中は、いつまでも続かない!んじゃないかな・・・(Tech Mom from Silicon Valley)
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相変わらず、日本では「パソコンから携帯へ」の流れが続く。Mixiもそうだし、この種のサービスは携帯サイトをやらないと儲からないらしい。「今の若い人は、パソコンなんて使わない、これからはますます携帯だ」という話がずいぶんある。

ホントかいな?
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要するに、今の20代はPCよりも携帯電話からネット利用する傾向が強いが、逆に10代ではPCからのネット利用が増えている。ゆえに「あと5年ぐらいすると、携帯も使うしパソコンも使う、という『マルチ世代』になるんじゃないか、そうすると「揺り戻し」があるんじゃないか」という話なのですが……。

この指摘は、かなり的を射ているんじゃないかと思います。
別に、大層な根拠がある訳じゃないんですが、ウェブ利用に関して、ここ数年の傾向を見て、その先の中長期的予測ができる――とは、とても思えなくて。

技術の進歩と、それに伴う環境の変化速度は、一向に緩む気配がありません。ということは、今の20代と10代では取り巻く環境が全く違うわけであり、20代のウェブ利用スタイルがそのまま今の10代(将来の20代)にも当てはまると考えるのは無理があると言えるのではないかと思います。

で、今の10代が20代になったとき、新たに生まれてきた10代と比較したら、これまたウェブに対するスタンスは異なっている可能性が高いような気がしますし。
そこに、例えば親の経済力格差みたいなものを加味したりすると、えらくややこしい話になりそうな予感…(^_^;

結局は、どういう変化が起こっても、それに柔軟に対応できるようにしておかないといけない、ということになるんでしょうけれど…。

【追記】
まぁ、よく考えてみれば、そもそも携帯ネット万能というのも変な話で、携帯電話は今もっとも普及している情報機器なのですから、それを利用したネットサービスが盛り上がるのは必然ですよね。
ただ、ケータイのネットはまだまだ化けると思う……というか、化けてしかるべきだと思いますが。
もっとも、それを実現するためには、乗り越えるべき壁が幾つか立ちふさがっている感じですけども。

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