晴嵐改の生存確認ブログ

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組織のネジを締め直す鉄壁の「報・連・相」

2006年05月06日 | 読書
組織のネジを締め直す鉄壁の「報・連・相」/是本信義
組織のネジを締め直す鉄壁の「報・連・相」

組織に身を置き、仕事をしている人なら、よく耳にするだろうし、口にもするであろう「報・連・相」。
書店で見かけた際に、タイトルにふと思うところあって、あまり深く考えずに購入した一冊なのですが、読みながら色々と考えさせられるところ大でした。
軍事組織に学ぶ、と表紙に書かれているとおり、「報・連・相」の意義について古今東西の戦史を例にとって解説されていますし、また著者自身の体験も紹介してあるので、とても読みやすいと感じました。

組織運営管理にとって不可欠な「報・連・相」。その重要性については、今さら私がこんなところで書くまでもなく、多くの人に理解されていると思います。
けれども、それをどれだけの人が、組織が、きちんと実践できているでしょうか。
少なくとも私は、自らの属している組織、また属していた組織について省みたとき、「報・連・相」が十分に徹底されていない(いなかった)と言わざるを得ません。
上司と部下が、或いは社内の各部署が、それぞれ互いに情報を共有し、共通の認識を持ち、組織としてひとつの目的に向かって動いていく。そんな当たり前なことが、実はとても難しい。そのことを改めて再認識させられました。

まぁ、再認識しただけではダメで、それを今後に活かしていかないと何の意味も無いんですけどもね(^^;


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