清水マリコ×toi8

何気ない気持ちで読んだ「嘘つきは妹にしておく」が、思いのほか自分のツボにハマってしまい、清水マリコさんの他のオリジナル作品も読んでみました。
どの作品も、これまで私が読んでこなかった類のお話なんですけど、こういうのも良いですね。キャラクターも魅力的だし、物語の構成も緻密で、謎解きを楽しむというか、隠されたカラクリを暴くというか、そんな面白さもあって、読み応えも十分です。
勿論、蓼食う虫も好き好きですから、私にとって面白いものが、他の人にとっても面白いとは言えませんけど、私の中では久々のヒット作です。

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嘘つきは妹にしておく


嘘シリーズ第一弾。主人公・ヨシユキは、突然現れた自らを妖精と名乗る少女と共に、バラバラになった物語の欠片を集めてゆく……。

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君の嘘、伝説の君


嘘シリーズ第二弾。浅井操は、授業で読書感想文の音読をさせられ、不機嫌になる。ところが、その作文を欲しいという女の子が現れて……。
「嘘つきは妹にしておく」と世界観を共有しています。

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ゼロヨンイチロク


TVドラマの脚本家である岸本めぐみの母が失踪した。めぐみはミステリー好きの級友「明智」と共に母の行方を捜し始めるのだが……。
嘘シリーズとは別の世界で繰り広げられる不思議な物語。

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ネペンテス


「ゼロヨンイチロク」と世界観を共有する、短編連作集。

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ゼロヨンイチナナ


「ゼロヨンイチロク」の続編。小説家を志す「明智」は、夏休み初日に年上のお姉さんと知り合い、舞い上がってしまうのだが……。

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侵略する少女と嘘の庭


嘘シリーズ第三弾。早川牧生は、ひょんなことから中山りあと「運命の出会い」をしてしまう。その後、牧生はりあに振り回されてしまうのだが……。
「君の嘘、伝説の君」に登場したキャラクターが再登場しています。