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晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

ANTINNYウイルス対策サイト

2006年03月15日 | 時事
Telecom-ISAC Japanが「ANTINNYウイルス対策サイト」開設(INTERNET Watch)

Winnyを通じての情報漏洩事件が相次いだために、こういうサイトが開設されたのでしょうが……。ちょっと遅いんじゃないかという気がします。
そもそも情報を取り扱う人間の意識・認識が低いから情報漏洩事件が後を絶たないのであって、Winnyがどうこうというのは本質的な問題ではないと思うんですけどね。
そりゃ、Winnyの存在が情報漏洩を助長しているのは確かでしょうが、私物のPCに外部に流出してはいけない情報を入れて持ち歩いてるような状態では、Winnyが無くても情報漏洩は時間の問題という気がしてならないです。置き引きとか、車上荒らしとか、直接PC持って行かれたらアウトですからね。あと、USBメモリなどのリムーバブルメディアも注意が必要ですよね。
Winny対策が必要なことには同意しますけど、そればかりを強調しすぎて、他の様々な問題がおろそかにされることのないようにしてもらいたいですね。


■ANTINNYウイルス対策サイト
https://www.telecom-isac.jp/antinny/measure/

ダ・ヴィンチ・コードは盗作?

2006年03月03日 | 時事
「ダ・ヴィンチ・コード」は“盗作” 英で出版社提訴(Sankei Web)

ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」は自分たちの著書の“盗作”であるとして、出版社に損害賠償を求める訴えを起こしたのは、「レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説」(邦訳題)の共著者マイケル・ベイジェント氏とリチャード・リー氏。

実は、「レンヌ=ル=シャトーの謎」は、「ダ・ヴィンチ・コード」巻末の訳者付記や荒俣宏氏による解説の中でも取り上げられているのです。私も興味があって読みたいとは思っているのですが、如何せん結構な値段なので、まだ購入するには至ってないのです。
なのに、こんなニュースに接すると、ますます読みたくなってしまう(>_<)

……まさか、これが狙いなのかッ!?

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レンヌ=ル=シャトーの謎/マイケル・ベイジェント他
レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説 (叢書ラウルス)
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ダ・ヴィンチ・コード(上・中・下)/ダン・ブラウン
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

堀江メール問題に思う

2006年02月24日 | 時事
永田議員辞意 迷走民主、責任棚上げ メール問題「思い込みで行動」 (産経新聞) - goo ニュース
自らの引責は不可避 メール問題で民主・野田氏 (共同通信) - goo ニュース
「永田議員辞職は必要ない」 メール問題で民主・前原氏 (朝日新聞) - goo ニュース

昨年の衆議院選挙中に、堀江貴文被告が自民党の武部幹事長の次男に3000万円を振り込むように指示したメールを送っていたという疑惑について、結構騒がれているようですね。
民主党のサイトからも件のメールがダウンロードできるようになっていたので、見てみたのですが、あんなコピー(プリントアウト)を見て「本物だ」と判断できる神経が信じられません。どんなおめでたい頭の造りなのだろうかと、首を捻らざるを得ません。今時、あれくらいのモノなら、幾らでも捏造できるでしょうしね。本物だと主張するのであれば、もっと慎重であるべきだったと思います。

そんなこんなでドタバタしている感のある民主党ですが、もう少し野党第一党としての自覚を持ってもらいたいです。現在の民主党執行部は対案路線をうっちゃって、小泉政権のあら探しに随分と熱心なようですが、彼らが小泉内閣の問題点をあげつらうことにシャカリキになればなるほど、他にやることは無いのか?と思ってしまいます。
他の人はどうかわかりませんが、少なくとも私は民主党にそういう(スキャンダルを暴露することによって政権にダメージを与えるという)役割を期待してはいません。民主党には、自民党と互していけるだけのリアリティある政策を掲げ、政権交代も可能なだけの実力を備えた政党として成長してもらいたいと思っているのです。

私は特定の政党を支持しているわけではありません。いわゆる無党派です。ですから、選挙の際には、その都度どの政党を支持するか考えます。外交面や安全保障政策などで非現実的なことしか言わない共産党と社民党は初めから除外していますし、公明党もイマイチ支持できない。なので、自民党と民主党のどちらかに票を入れることにしています。
それなのに、民主党がいつまでも野党根性から脱却できないでいる(ように見える)のを見ると、こりゃダメだなと思ってしまう。それよりも、まだ自民党の方がマシだと思えてしまう。自民党がベストチョイスだとは思いませんけど、システムとして一定の「運用実績」があるわけです。対する民主党には、それが無い。だから、性能をアピールするためには一工夫も二工夫も必要なのです。そこのところを、民主党の人たちはわかってるんだろうか?と疑問に思います。

きっと、大多数の国民は、政治家のセンセイたちが考えているより、ずっと冷徹な目で政党に対する評価を下していると思います。民主党が本気で政権を取りに行く気があるのなら、やるべきことは現政権の足を引っ張ることではなくて、将来を託すに足る信頼感を国民に持ってもらえるよう、地に足のついた政策を提言してゆくことだと思うのですけどね。
まぁ、万年野党の方が気楽でいいや――というのなら、別に敢えて止めようとも思いませんけど……。

ライブドア事件

2006年02月11日 | 時事
ライブドア堀江社長がついに逮捕--事件の経緯を特集(CNET Japan)
本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[前編](INTERNET Watch)
本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[後編](INTERNET Watch)

ライブドアに関する一連の騒動を眺めて何の感慨も覚えないほど、私は不感症ではないつもりですが、他にやるべき事もあるわけで、ブログのエントリーとしてまとめる機会を逃し続けていました。

ライブドアとかホリエモン関係では、言いたいことがあるはずなんだけど、難しいです。表現するのが。

ただ、大騒ぎしてキレイさっぱり忘れちゃうということの無いようにしたいですね。今回の事件には、これからの私たちの在り方を考える上で、重要な示唆が含まれていると思いますから。

有給休暇を取得せよ?

2005年11月16日 | 時事
有給休暇の消化率は半分(IT-PLUS)

1年当たりの有給休暇の付与日数が2003年で平均18日、取得日数が半分以下の8.5日、取得率は47.4%にとどまっている。

――とのことですが、他人事じゃないですね(^^;
実際問題として年次有給休暇を100%消化できるサラリーマンって、かなり恵まれてるんじゃないかなって思いますけども。
やっぱり人数が足りてなかったり、ギリギリだったりしたら、なかなか休みにくいですしね。それでいて、残業手当も出ない。出ないんだけど、働かなければ仕事が片づかない。
そんな逼迫した民間の現状は、お役所勤めをしている人にはわからないんじゃないかなと思います。

もし、本気で有給休暇取得状況の改善を考えているのであれば、罰則規定を設けるくらいでないと無理だと思います。例えば、全従業員の有給休暇取得率の平均値が60%未満だったら、何日間かの業務停止処分にするとか。
それも、有給休暇を取らせないと会社が損するくらいのキツいヤツでないと、効果は無いでしょうけどね。

「一太郎訴訟」で逆転判決

2005年10月01日 | 時事
ジャストシステム、「一太郎/花子」訴訟で逆転勝訴(PC Watch)

ちょっと一安心といったところでしょうか。まだ早いのかな。
ともあれ、知的財産高裁は「この特許は海外で考案されていた技術をもとにすれば容易に思いつく内容で、無効なものだ」と判断したわけで、今後の松下電器産業の出方が注目されます。

Re: 瞬間沸騰!!!!!!及び今後の話について

2005年09月30日 | 時事
>アフリカでの惨事を救う何かいい手ない?
>そして、いい手があったら、全力で何とかしてみない?



ニセモノの良心」さんからトラックバックをいただいてしまったわけですが、これはなかなか簡単な問題じゃないですよね。

アフリカには問題が多いです。それを「貧困」という言葉で総括してしまっていいのか、よくわからないんですが、結果的に貧困という状況を生んでいるのは、どうも確からしい。
――というのが、今の私の認識です。

アフリカには豊富な資源があります。様々な鉱物資源が産出するだけでなく、石油も相当な量が埋蔵されていると言います。本来ならば、もっと豊かであってもおかしくはないはずです。
ところが、そうは行っていないのが現状らしく、むしろ資源の支配権を巡る紛争が起きるという状況。豊富な資源が紛争を助長する材料になってしまっているわけです。
そうした紛争のせいで、本来なされるべき社会基盤整備であるとか、教育、医療、福祉といった事柄がないがしろにされている。ゆえに、貧困問題が未解決のまま放ったらかしにされている。そういうことではないかと思うのです。

では、なぜ紛争が起きるか。その理由は幾つも挙げられるでしょうが、やはり政治的に安定していないということが一番大きな理由ではないでしょうか。
つまり、アフリカ諸国における政治の安定無くして、貧困問題の解決は無いわけです。ついうっかり「アフリカ諸国」なんて書いちゃいましたけど、もちろん国によって状況は全然違います。十把一絡げにしてはいけませんよね。

ホワイトバンド運動が何を目指しているのか知りませんが、単純に

 最貧国の債務を帳消しにする。
 援助の質を高めて量もふやす。
 貿易を公正にする。


というだけでは意味がないと思います。無意味とは言わないまでも、実効性に乏しい。同じことか……。
まぁ、いろんな考えがあるでしょうが、私は、上記のような施策で、民族対立、宗教対立、資源を巡る紛争等々が解決するとは思えないんですよね。

当事国の内政問題を解決しなければ、貧困問題の解決も難しいわけですが、その内政問題も一通りではないという認識が必要です。不安定な政府に迂闊に金を握らせると、それを使って武器を買って反対勢力と内戦状態になり、いっそう貧困がひどくなる可能性もあるわけです。かといって、反政府勢力の支援につながるような援助をすれば、これまた内紛を煽ることになりかねない。

今、何よりも必要なのは「アフリカ諸国における政治的安定の実現」だと思います。そのためには、政治システムの近代化や、基本的人権の保証、民間人の武装制限など、様々な課題をクリアしなくてはならないでしょう。ですが、結局のところ、それぞれの国の内政問題なわけです。それに対して、外部からあれこれ口を出し、手も出すというのは、内政干渉に当たるのではないかとも思います。

しかし、自助努力を期待するのは無理っぽいなという気がするのも、正直なところでして(^^;

やはり何らかの強制力を伴った措置というものが必要になるんでしょうねぇ。じゃあ、何をすればいいんだ?って訊かれたら、首を捻って考え込んでしまうしかないんですけども。
少なくとも、紛争当事国に対する武器輸出制限は必要かなと思いますが。儲かるからといって、のべつまくなし武器を売りまくるようなことをやっちゃいけない……と思うんですけどね。まぁ、これも色々な利権が絡んだりして、ややこしいですからね……。仮に日本政府がそういう提案をしたとして、欧米諸国その他が聞き入れるとも思えないしなぁ。


何にせよ、この問題を考えるには、まだまだ私は勉強不足です。もっと色々調べなきゃダメですね。
ということで、答えが出ないまま、次回へ続く(って、続くの?)


■世界の諸問題:アフリカ(JICA)
http://www.jica.go.jp/world/issues/sonota08.html

■報道資料:NHKスペシャル 21世紀の潮流「アフリカ ゼロ年」
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2005/06/002.pdf

■ホワイトバンドの問題点
http://whiteband.sakura.ne.jp/

第44回衆議院総選挙-政党リンク集

2005年08月29日 | 時事
■自由民主党
http://www.jimin.jp/

 >自民党 政権公約2005【PDF】


■公明党
http://www.komei.or.jp/

第44回衆議院総選挙 連立与党重点政策
マニフェスト2005


■民主党
http://www.dpj.or.jp/

 >2005年 民主党マニフェスト重点項目【PDF】
 >2005年 民主党マニフェスト政策各論【PDF】


■日本共産党
http://www.jcp.or.jp/

 >総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約【PDF】


■社会民主党
http://www5.sdp.or.jp/

 >社民党総選挙公約2005【PDF】


■国民新党
http://www.kokumin.biz/


■新党日本
http://www.love-nippon.com/




どうでもいいことではありますが、国民新党と新党日本のドメイン名は、もう少し何とかならなかったんですかね。兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを賭ざるなり――という感じでもなさそうなんですけれど。

トップレベルドメイン名が「.biz」って、何か商売でも始める気ですか?
「ラブ・ニッポン・ドットコム」というのは、あまりに軽薄過ぎやしませんか? 出会い系サイトじゃないんだからさ。

まぁ、別にいいんですけどね……。

ホワイトバンドって……

2005年08月19日 | 時事
ホワイトバンドって悪い冗談か(ニセモノの良心)

ホワイトバンドというモノがあることは知っていましたし、売っているところも見たことありますけど、それが具体的にどんな意味や価値を持っているのかについては興味ありませんでした。

でも、無関心ってのは、良くないですね。

何かしらキャンペーンが展開されている時に、その裏側に潜む意図に気づけるかどうか。それによって、世界の見え方ってヤツが違ってくるんだろうな、という気がする今日この頃です。


■ほっとけない世界のまずしさキャンペーン
http://hottokenai.jp/

■オックスファム・ジャパン
http://www.oxfam.jp/

■「ほっとけない 世界のまずしさ」なのか?(極東ブログ)
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/07/__b5e1.html

郵政民営化法案について

2005年08月08日 | 時事
まぁ、何を今更……という気が、自分でもしているのですが。
一応、参議院本会議での採決前に、自分の意見を表明しておこうかなと。

私としては、郵政民営化に賛成です。
大筋として、「FPつぶやき業務日誌」さんのエントリーに書かれている内容に近い意見を持っています。

人間のやることですから、完璧な政策などあり得ません。多少マシな方法があるだけです。私は、郵政民営化を推進した方が、今よりも多少はマシになるのではないかと思いますが、そう思わない人もいて当然でしょう。それに対して、どうこう言う気はあまりないです。

まぁ、どんなことにもメリットとデメリットがあります。今までのやり方を変えるということは、現行制度で生じていたデメリットを解消するという意図のもとに行われるわけです。しかし、当然のことながら、それを是としない人たちもいるわけです。端的に言えば、現行制度のもとで既得権益を得ている人たちですよね。

今のままなら、自分たちは十分に旨い汁を吸っていけるのに、何故にそうした「旨い汁」を手放してまで、現行制度の改革に手を貸さねばならないのか?

既得権益者(この場合は、郵政族議員とかかな?)が、このように考えるのは、ごく自然な流れでしょう。しかし、郵政民営化反対派の議員さんは、事あるごとに「(郵政民営化は)国民のためにならない」などと仰る。あなた達のためにならない、の間違いでしょう?と、いつも思うんですけどね。誰か、ぶっちゃけて「俺の利権を手放さなきゃいかん法案など、賛成できるか!」とか言ってくれれば、まだしも……。


郵政民営化法案が否決されて衆議院が解散総選挙になった場合、郵政民営化反対派の自民党議員は即刻自民党を離党して、新党を結成していただきたいですね。衆参問わず。そうでないと、ちょっと納得できないですよ。