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晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

お酒って怖いね

2005年07月21日 | 時事
「NEWS」の未成年メンバー、フジ社員と飲酒し補導(読売新聞)
フジの処分甘い…「NEWS」未成年飲酒で村田委員長(読売新聞)
NEWS飲酒、同席の菊間アナ減給…フジ10人処分(読売新聞)
菊間アナ無期限番組追放、フジ10人減給(日刊スポーツ) - gooニュース

別にNEWSのファンでも何でもないけれど、こういう顛末を聞かされると、内博貴くんに同情的になってしまいます……というか、色んな意味で呆れて物が言えません(とか言いながら、このエントリーを書いてるわけですが)。

当事者がフジテレビのアナウンサーとジャニーズ事務所のアイドルだったから、これだけ騒がれているという面があるとは思うのですけれど、誤解を恐れずに言ってしまえば、大学のサークルなどの新歓コンパで新入生(未成年)に酒を一気飲みさせて、急性アルコール中毒で病院に担ぎ込まれたりするのと同じような構図が潜んでいる気がしてなりません。

酒は飲んでも飲まれるな!
他人に飲酒を強要しない!

人としての基本的なマナーを守っていさえすれば、誰も何も失わなかっただろうに。そう思うと、何とも言えない物悲しい気分になってきます。

NSX生産終了

2005年07月12日 | 時事
本格的スポーツモデルNSXの生産を終了(ホンダ広報発表)

ホンダが、スポーツカー「NSX」の生産を年内で終えるとのこと。
ちょっと寂しい気もしますが、一方で「後継モデルに関しては、Hondaの最新技術を採用した新たなスポーツカーとして、現在開発を進めている」とのアナウンスもあるわけで、そちらは純粋に楽しみですね。

後継モデルというと、2003年の第37回東京モーターショーで発表され、次期NSXとも言われた「HSC」を思い出してしまうわけですが、どうなのでしょうか。
そう言えば、今年は第39回東京モーターショーが開催されます。その会場でNSX後継モデルのプロトタイプが展示される可能性は、決して低くないと思うのですが……。

総務省はインターネットを規制するのか?

2005年07月03日 | 時事
「ネットに匿名性は不可欠」――総務省(ITmedia)

この記事を読んで、先日のエントリーは間違いだったか? 私はとんでもない勘違いをしていて、恥ずかしいことを書いてしまったのか? ――と、思ったのですが……。

確かに、公表された「情報フロンティア研究会」報告書を読む限りでは、「匿名性を排除」するとか、「実名でのネット使用を推進」するといった意図は読み取れません。それどころか「実名」といった単語自体が、同報告書中に2回しか出てきていません。

「ICTにより実現されるバーチャルな環境を、現実社会と同じ感覚で活用すること、すなわち、サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と安全に交流することを自然の術として身につけるための教育が必要である」

「学校の中でセキュアなネットワークを整備した上で、児童・生徒が自らのアカウントを持ち、実名でブログやSNSを用いて他の児童・生徒と交流することでネットワークへの親近感を養うとともに、ネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害等に対する実地的な安全の守り方も同時並行的に学ぶことが重要である」

以上の記述を素直に読めば、「インターネット利用にあたって、本名か固定ハンドル名を使用して、掲示板への書き込み等を行う習慣を身につけさせる」「学校内に構築されたクローズドネットワークの中でブログやSNSといったシステムを利用して、ネット上でのコミュニケーションについて演習を行う」といった程度の内容でしかないわけです。要するに、学校教育に対する提言ですね。
この程度なら、まぁ、目くじら立てるほどのことではないのかもしれません。もっとも、提言内容に全面的に賛成することもできませんけれど。

ITmediaの記事に書かれているとおり、総務省が「匿名性の排除」や「実名性の推進」を意図していないとすれば、なぜこのようなミスリードとしか言いようのない記事が配信され、それに対して総務省の担当者が「報道は、誤りではない」とコメントしているのでしょうか?
誤りではないということは、共同通信の配信記事の内容に近いことを総務省が意図している、とも受け取れます。単純に「共同通信の先走りで、総務省はネットにおける匿名性の排除なんて考えてなかったんだ♪」なんて思えるほど、私は楽観的な人間ではありません。

実際のところ、総務省が何を考えているのかはわかりません。が、それについて考えるための材料は提示されていると思います。例えば、6月24日の大臣記者会見での質疑応答に、こんなやりとりがあります。

問:それ(注:山口県光高校爆弾事件のこと)に関連して、インターネットの有害情報を規制するかどうかの、政府で検討が始まりましたけれども、一方で表現の自由との抵触の懸念もありまして、大臣としては、これについてはどのように対応されていかれる考えですか。

答:これは基本的には、この種の便利なものが出来たときに必ずついてくる光と影の部分の影の話なのですけれども、麻薬の売買、自殺の薦め、爆弾の作り方等々いろいろ問題のあるものがインターネットに載るというのは、こういった有害な情報というものが出ていることは確か。何らかの形で規制をしなくてはいけないという声があることも間違いないのですが、今言われたように、表現の自由という話とか、いろんな問題があります。そういった意味では、常識的には、この種の話は、普通は(インターネットに)載せないほうが常識なような気がしますけれども、載ったものを観る人は非常に多いというようなことになってくると、これはどうやって規制するかということはなかなか難しいところだと思いますのでね。これはその種のことには先進的な国もありますので、そういった諸外国の情報やらをよく調査した上で、学識経験者やもちろん事業者も含めて、他に関係する警察も含めて、関係省庁いろいろあると思いますので、よく連携をしておきたいと思っているのですが、研究会を7月に立ち上げます。


要するに、総務省としては、ネット上の有害情報(何をもって有害とするのかはともかくとして)を規制するための方法を検討する意志を明確に持っているわけです。総務省はこれから研究するというのですから、具体的な手法はおろか、そもそも規制するのかどうかさえも決まっていないはずです。しかし、実名でのネット利用を促進することで有害情報の公開を抑制する、という選択肢を全く考慮していないとは言えないのではないでしょうか。

奇しくも、お隣の韓国では政府が「インターネット実名制」導入を検討しているとのこと。まさかそんなことはあり得ないと思いますが、麻生総務大臣が仰った「先進的な国」が中国や韓国ではないことを祈ります。


>>その他、関連していそうな情報へのリンク

■インターネット上における違法・有害情報対策について(IT安心会議)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/others/kettei.pdf

■ネット有害情報:政府が判断基準、自主規制促す(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kokoro/news/20050630dde041010005000c.html

■ネット情報に第三者の「有害判定委」…総務省が検討(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050625i101.htm


【追記:7月4日】文意が変わらない程度に、エントリーの記述を修正しました。

実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止

2005年06月29日 | 時事
実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止(共同通信) - gooニュース

総務省はインターネットの匿名性が生む「マイナス面を排除し、ネットを経済社会の発展につなげていくためには、実名でのネット使用を推進し、信頼性を高めることが不可欠と判断した」そうですが、如何にも官僚的発想って感じでウンザリします。

匿名性の問題点は理解できますが、匿名であるがゆえにネットが特別な価値を持ちうるという面も否定できません。私の場合、ハンドルネームを使って現実社会の属性とは切り離された人格を持てるから、ネットでは比較的自由に自己表現ができる、と感じています。リアルでのしがらみから自由になれる(ような気がする)のもネットの良さだと思っています。ですから、トレーサビリティを高めるのではなく、実名使用を推進するという総務省の考えは、ちょっと受け容れがたいです。

行政は、安易に「知らしむべからず、拠らしむべし」に向かうのではなく、インターネットを安全に利用するために必要な知識・情報を共有し、ユーザー一人一人のリテラシーを向上させていくことを考えるべきだと思うんですけどね。少なくとも、実名でのネット使用を促進することが全てのインターネット利用者にとって益することだ、とは言えないと思いますし(むしろ、馬鹿正直な人が損するだけだと思う)。

それに、インターネットが匿名性の高い空間だから、有害情報が多い……というわけではないと思います。現実社会に有害な情報が存在しているからこそ、ネットにもそれが投影されるというだけのことでしょう。そうした情報の悪影響を最小限にするには、情報が見えないように目隠ししたり、情報を提供した人間を晒しあげることではなく、情報に接する人間に対して適切な教育・訓練を行うことこそ重要です。
もっとも、一般大衆を愚民のままにしておきたい方々にとっては、避けて通りたいことなのかもしれませんが。

今週、気になったニュース

2005年06月25日 | 時事
55日ぶり運転再開 脱線事故の福知山線(産経新聞)

ようやく復旧。長かったなぁ、というのが正直な感想です。私自身は直接的な被害者ではありませんが、間接的に影響を受けたものですから……。JRの利用者だけが迷惑を被ったわけではない、というのは敢えて言っておきたいところです(^^;

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国内におけるMasterCard顧客情報の流出件数は最大で約8万人(Internet Watch)

企業内のシステム化が進んで様々な情報が電子化されれば、その分だけ情報を持ち出しやすくなるし、流出の危険性も増えるってことくらい、事前にわかりそうなものなんですけどね。やっぱり、自分で転んでみないと、痛さがわからないってことなんでしょうか。

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「Sleipnir」作者が会社設立、後継ブラウザは6月末にアルファ版公開(Internet Watch)

一時はどうなることかと思った「Sleipnir」ですが、まさかこういう展開になるとは!です。一ユーザーとして、新バージョンのリリースを楽しみにしています。

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トランスウエア、Operaの国内販売権を巡りライブドアとOpera Softwareを提訴(Internet Watch)

確かに、トランスウエアからライブドアへの切り替えは、唐突だった印象がありました。思えば、私のライブドアに対するイメージが良くないのは、この一件が原因なんですよね。結局、Operaも使わなくなってしまいましたし。

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Winnyで原子力発電所の内部情報が流出(Internet Watch)

この手の事件が起きるたびに、なんでWinnyなんか使ってるの? いや、使うのはいいとしても、なんで私物PCに会社のデータを入れちゃうの? こういうのを公私混同って言うんじゃないの? ――と思います。利便性とセキュリティは両立しないってよく言われますけど、どちらかを天秤に掛けた時、利便性を取っちゃう人って意外と多いような気がします。

インターネットは規制されるべきか?

2005年06月24日 | 時事
インターネットの精神を守る戦い(CNET Japan)

インターネットを日常的に利用する者の一人として、このコラムに書かれている内容は頭の片隅に入れておいて損は無い――というか知っておくべきなのではないか、と思いました。
野放しな現状がベストだとは思わないですけれど、規制と監視でがんじがらめにされるよりは幾らかマシです。

過ぎたるは及ばざるがごとし

2005年06月03日 | 時事
個人情報“過”保護!? 加害者名教えられぬ 両親たまらず被害届 (産経新聞) - goo ニュース

要約すると――

同じ学校に通う高校生同士がケンカ?をしました。
結果、片一方の生徒が約6週間のケガを負いました。
被害生徒の親が、高校に相手の連絡先を訊きました。
しかし、高校側は個人情報保護法を理由に連絡先を教えませんでした。
その代わりに相手側から連絡させると言って、被害生徒の連絡先を相手側に伝えました。
でも、相手から連絡はありませんでした。
たまりかねた被害生徒側は警察に被害届を出し、傷害事件へと発展しました。

…………。

この高校は何を考えてるんですかねぇ。そりゃまぁ、法律は守らないといけないですけど、もう少し他にやりようがあったはずです。
記事によれば、当初は警察に対しても情報提供を拒否したと言いますから、根本的に法律の主旨を理解していなかった可能性も否定できませんが。
この分だと、個人情報保護法を巡って、しばらくは色々な揉め事が起きそうですね。

靖国問題

2005年05月29日 | 時事
http://www.sankei.co.jp/news/050529/morning/editoria.htm

今日の産経新聞の社説は、靖国神社参拝問題について取り上げていました。
言いたいことはわかるんですが、内容的にはちょっと微妙かなという気もします。あまり論理的でないように感じられましたし。
そもそも首相が靖国神社へ参拝するという行為について、もっときちんと考える必要があるんじゃないかなと思います。社説では、靖国神社参拝を「戦死者を慰霊する儀式」として位置づけていましたけど、「米国では、五月末の戦没将兵記念日や十一月の復員軍人記念日に、大統領や閣僚がワシントン近郊のアーリントン墓地に赴き、戦没者らをたたえる演説を行う。フランスでは、第一次大戦の休戦記念日の十一月十一日と第二次大戦の戦勝記念日の五月八日に、大統領が凱旋門の下の無名戦士の墓に献花する」のと、首相の靖国神社参拝が同じというのは、少し言い過ぎではないかなと。
現実問題として、首相の靖国神社参拝は国家的行事ではなく、首相個人の自由意思に委ねられているわけですよね? 違うのかな?
私としては、小泉首相が靖国神社にお参りしたいというのなら、それは個人の自由なんだから、好きにすれば良いと思いますけれど。
でも、そういう人たちばかりではないから、騒がしい問題に発展する……のですよね?
そうした反対派の人たち(左翼?)に対して、首相の靖国神社参拝の正当性を主張しようとするのなら、産経の社説は踏み込みが甘すぎるとしか言いようがありません。まぁ、それでもいいのかもしれませんが。

靖国神社参拝問題(に中国や韓国が干渉してくること)については、私も思うところがないわけではないのですが、なかなか上手く表現できなくて……。
ただ、最近読んだ「逆説の日本史(5) 中世動乱編」(井沢元彦、小学館)に、興味深いことが書いてありましたので、一部引用させていただきます。

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たとえば中国では、敵を滅ぼした後、その先祖の墓を暴き副葬品などは略奪したうえで、死体は捨ててしまうなど「当たり前」のことだ。父の敵が既に死んでいたので、墓を暴いて死体を鞭打ったという話もある。


日本が太平洋戦争に敗れ、占領軍が中心となって東京裁判が行なわれた時、死刑となった東条英機元首相らの遺体はすべて焼却処分にされた。火葬ではない。なぜなら、遺族にすら遺骨の受け取りを許さなかったからだ。骨と灰はすべて誰のものかわからないように混ぜ合わされたうえに、いずこかに捨てられた。占領軍総司令官マッカーサー元帥が、もしこれら戦犯の墓でも建てさせたら軍国主義復活のシンボルになりはしないかと恐れたから、と言われる。


お隣の韓国では、日韓併合条約に調印した当時の総理大臣李完用の墓がない。「国賊」ということで、暴かれ「廃墓」にされたのである。

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これらの記述を読んだ時、中国人や韓国人にとって、靖国神社参拝問題というのは、単なる政治的カードという以上の意味合いを持ち得るんだろうな、と感じました。特に、A級戦犯が合祀されているという事実が、彼らに与える影響というのは、大多数の日本人の想像を越えているのかもしれないと思ったりしました。
だから、中国や韓国に「配慮」して、靖国神社参拝を取り止めよ――とまでは言いませんが。
いずれにせよ、扱いの難しい問題であることは間違いありません。それだけに、将来に禍根を残さないようにする必要があるだろう、とは思うのですが……。


逆説の日本史〈5〉中世動乱編 (小学館文庫)

PS3

2005年05月23日 | 時事
本田雅一のE3レポート-SCEI 久夛良木健社長兼CEOインタビュー:前編(PC Watch)
本田雅一のE3レポート-SCEI 久夛良木健社長兼CEOインタビュー:後編(PC Watch)

個人的に、次世代ゲーム機を買いたいという気持ちはあまり湧かないのですが、SCEIがプレイステーション3を通じて実現しようとしているビジョンには興味があります。

映画やアニメのDVDソフトや音楽CD、ネットからDLした動画、音源なんかを、全部ひっくるめてストレージに突っ込んで、家庭内で共有できたらいいな……とは思いますし。そういう未来をCellによって実現できるというのなら、興味を持って見守っていこうかなという気にはなりますよね。

今の段階では、久夛良木社長のビジョンがどこまでリアリティあるものなのか判りません。ですが、逆に言うとよくわからないからこそ夢もある、楽しめるというところもあるわけで。とにかく、来年の春にお目見えするというPS3がどんなモノになっているのか、私は興味津々なのであります。

風力発電タクシー

2005年05月21日 | 時事
風力発電で携帯充電 乗客に“京風”サービス(産経新聞)
風力発電で携帯電話を充電、京都のタクシー会社が導入(ケータイWatch)

京都のタクシー会社が試験的に始めた、風力発電によって乗客の携帯電話を充電するサービスが評判になっているそうです。
言われてみれば、自動車が走っている時は、常に向かい風が吹いているわけですから、風力発電には適しているのかもしれません。
まぁ、渋滞に引っかかっちゃったらどうするのかな?と思わないこともないですが……。


■エコロタクシー(株式会社エコロ二十一)
http://ecolo21.com/