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ほっとする お茶の惑星

皆様ようこそ  ほっとなお茶

ことば言葉コトバ

2007-08-18 | 中日新聞より
言葉の消長
「四面楚歌」や「呉越同舟」という言葉は2000年以上前の中国の出来事が
出典です。
一方、安倍内閣が重視する「イノベーション」は経済学者シュンペーターが
使ったことで有名な言葉で、「技術確信」と訳したのは1956年の経済白書の名文句「もはや戦後ではない」で知られる 故後藤誉之助氏です。
言葉には最初に使った人や背景がわかるものもあります。
例えば「フリーター」は87年に公開された同名の映画が初出とされ、
現在では国の機関でも使用しています。
また、最低気温が25度以上の夜を「熱帯夜」と表現したのは気象エッセイスト
倉嶋厚氏で、今では超熱帯夜も口の端に上るようになりました。
社会が変われば使われる言葉も変わります。 今の子供が大人になった時、これらの言葉は「四面楚歌」のように使われているのでしょうか。

ひろさちやの ”ほどほど人生論”  ④

2007-08-14 | 中日新聞より
ーいま、日本の老人ー     ④

いま大事なことは、年寄りが反省することです。
若い頃に苦労した結果、自分は敗者・弱者を思い遣る心の余裕を失った
卑劣な人間になっているのではないかと反省することです。
まかり間違っても、若者を非難してはいけません。
若者は弱者なんですから。               宗教評論家)

ここに書かれている年寄りとは、私の年代ではないのですが、
日本人の私達が、外国の大人たちと違うところは、子供に対して放任
(そして干渉)すぎるのではないかしら。
昔からの習慣、言い伝え、各家庭の躾、我が家はどうなのかしらと考えるに、
”自分は親からしっかり受けついていないのでは?”そんな者が親になっており、子供に対し、非難したり・怒ったり・暴力にいたったり反省いたしました。
知らないということは、何にもわからない・知らない・戸惑っている・聞くこともしらない!!  教育していない大人が悪い。
手をです。足を出す。口を出すのではない大人になりたい。
自分で考えれる若者を! 弱者でない若者が育ってくれたらと願いました。
  

ひろさちやの ”ほどほど人生論”  ②

2007-08-12 | 中日新聞より
ーいま、日本の老人ー     ②

イギリスの作家のモームの言葉
《私は苦悩が人を気高くなどしないことをはっきり知った。苦悩は人を
我儘にし(わがままにし)、卑劣にし、ケチにし、疑り深くする。些細なことに
拘る(こだわる)ようにさせる。苦悩は人を本来の性質より良くはしない。
悪くさせるのだ》  (『サミング・アップ』行方昭夫訳)
これはまさに『艱難汝を玉にす』の反対です。 『艱難汝を屑にす』です。
そして私は、モームに大賛成です。だってそうでしょう。ちょっとあなたの周囲を
観察してください。若い頃に苦労に苦悩を重ねて、そしていまは成功者になった人がいるでしょう。金持になり、社会的ポストも高くなった人ですが、
一応その人を成功者と呼んでおきましょう。そういう成功者の全部が全部、
人格円満な人でしょうか。むしろ成りあがり者には、モームが言うように、ケチで疑り深い人が多いと、思いませんか。

ひろさちやの ”ほどほど人生論”  ①

2007-08-11 | 中日新聞より
新聞に掲載されていました。
皆さんにどうしても読んでいただきたく、全文を3~4回に分けて連載いたします

ーいま、日本の老人ー     ①

子供の頃に聞かされた言葉に、
『 艱難汝を(かんなんなんじを)玉にす 』があります。
困難や苦労を重ねることによって、人間は玉になる。立派になる、という意味です
じつはこの言葉は、英語の 「逆境は人を賢くする」 を訳したものだそうです。
なかなかの名訳ですね。
それから、日本のことわざには、『 若い時の苦労は買ってもせよ 』があります
若い時の苦労は将来の利益になるから、わざわざ金を出してもしたほうがいい、といったことわざです。
この二つの言葉、私はなんとなく嫌いでした。そこで思い出したのが、イギリスの作家モーム(1874~1965)の言葉です。



迷惑メール送信国ワーストランキング

2007-08-10 | 中日新聞より
セキュリティー大手のソフォス社の調査によると、
2007年第2四半期(4-6月)のスパムメール(迷惑メール)の送信元となっている
国別ワーストランキングは、米国が 19.6%と2位以下を大きく引き離してトップ。ついで中国 8.4%、韓国 6.5%が続き、ポーランド 4.8%、ドイツ 4.2%の順で、日本は 1.3%で20位だった。
スパムメールの配信国は依然、米国が中心とはいえ、世界中に広がりを見せており、大陸別ではアジアが 35.2%でトップになった。
以下、ヨーロッパ、北米と続く。