先週のある日、ジムでシャワーを浴びている時に、風呂場の方で「〇〇さん！！」「〇△×・・・」と大きな声が聞こえます。誰かケンカを始めはったのかと一瞬思った位の大きな声でした。そして、緊急アラームがお風呂場で鳴り響きました。
携帯の「警報アラーム音」かと、携帯を確認しましたが、もっと大音量のアラームです。
アラームが止まってから、ジムの女性スタッフさんが、それぞれのシャワー室に声を掛け始めました。
「今、救急の方が入って来られます。今の内ならバスタオルを巻いて出て頂けます。」
何かが起きたんですね。しばらくして男性の声が聞こえ、それから声も音もしなくなりました。
シャワー室を出て、何時もの化粧室に行くと、お話を聞けました。年配の女性の方が湯あたりで、お風呂に沈んではったらしいんです。たまたま気付いた人がその人を持ち上げて、「兎に角顔だけはお湯の上に出さなければと、必死やった」と話しておられました。
いやぁ・・自分がその場にいたら、勿論同じ事をするに決まっているのですが、スッポンポンで、救急隊員の人にその人を渡さなければいけないとは辛いですね。
みんなが話していたのは「救急隊の人もばばぁの裸なんか見たくなかったやろねぇ」と、笑い話です。
そんな笑い話になって良かったのです。もし一人で入っておられたら、誰も気づかなければ、どうなっていたか分かりません。
自分も出来るだけ人気のないお風呂に入りたい方だったのですが、これからは気を付けないとあかんなぁと思いました。
家庭のお風呂でよく人が亡くなる事故を聞きますが、湯あたりなんかでどないかなる事があるとは・・・
お一人の方は勿論、ご家族が居られても気付くのが遅れたら同じ事です。
お互い、お風呂の入り方は気を付けましょうね。
