もちろん次はいつものとおりお気楽な記事でお送りしますので、また是非お越しください。
おまちしてまーす。
私が大尊敬する 大西先生のブログ が久々に更新されてましたね。
・・・ってもうかれこれ10日も前の話ですが。
せめて、 『昨日収録終えました』 くらいのボリュームならあまりタイムラグの無い感じで記事に出来たんですが、
びっちり英文であれだけのボリュームだったので、プリントアウトしたやつを持ち歩いては、
電車の中や昼休みの残り5分とかをかき集めまくってやっと読めました。
あの赤裸々なまでにご自分の意見を正直に述べられる大西先生って、やっぱり尊敬に値する素晴らしい先生です。
自分で言うのもなんですが、小学校の時に通っていた英会話教室での杵柄で、
中学校時代英語に関してはめちゃくちゃ優秀だったんですよ。
これが高校に進んで一気に難しくなり、即効ついていけなくなり、そのうえ追いつく努力もしなかったために更に置いていかれ、
そんな自分を正当化するために、私も 『会話に文法や語彙なんかいらないもん。』 って突っぱねたクチなんです。
しかも、先生私を見てたんか・・・とびっくりしましたが、 『これさえあれば完璧フレーズ集』 も買いましたよ・・・。
更に、結局生産性があまりにも低い事に気がついて、やめたクチです。
あー、大西先生なんで知ってるんですかー。
そうなんです。 やっぱり英語で話すには・・・特に旅行や留学などの目的はなく、
趣味の一環として長い目で英語を身につけようとしている場合には、語彙や文法の豊富な知識が無い事には話にならんのです。
でも、ただ無味乾燥なルールを暗記するだけでは飽きる。
その為には、まずコアとなるイメージをしっかり掴んで、後はそれをどんどん応用したり派生させたりして
枝葉を広げていけばいいんですよね。
そのとおりです。
大学に入ったくらいからちょっと真剣に英会話の勉強をはじめて10年強。
基本的に努力しないタイプなんで当然のことなんですが、一向に基本動詞から脱却できません。
大西先生の提唱しておられるような、イキイキとしたハートで感じる英文法も全く使えません。
まあ別にそれでもなんとかその場しのぎの短い会話ならなんとかなるかもしれません。
でも、せっかくならより的確な単語、より相応しい文法で話したい。
そのためにはやっぱり引き出しは多ければ多いほどいいと思うんです。
これは英語にかかわらず、全てに対して言えるとつくづく思います。
スタレビやゴスのメンバーが、ラジオや会報であれだけ種々多様な話題に対応できるのは、
やはり彼らの中にそれだけの語彙 (これは単語という意味ではなく、知識という意味で。) と、
それを語れるだけの文脈があるからだと思うんです。
きっとファンのみなさんは、そういうとってもクレバーなところにも惹かれてるんだと思うんです。
やっぱり引き出しの多い人の話は魅力的

しかも、その話からどんどん話題が変わっていったりして、それについてもこれまた興味深いお話を聞かせてくださったりして。
別にこれはただ真面目な知識だけの話じゃなくて、
例えば端午の節句の 『鯉の滝登り』 の話をしていたときに酒井さんが、
「これポケモンで例えれば、コイキングがギャラドスに変わるみたいなね。」
と小学生にも日本古来の文化に目を向けさせるきっかけになるような、例えができるのも素敵だし。
できるだけ幅広い分野の知識があるってものすごい強みだと思います。
英語関係の師匠が大西先生なら、日本語関係の師匠は愛知で通っていた養成講座のある先生なんですが、
その先生は、もちろんかなり世界各国を経験されていましたし、語学力を生かして貿易実務のお仕事もされていたり、
あんなお忙しいのにいつ読むんだといわんばかりの、殺人的な読書量も誇っておられたし、
おかげであらゆる分野に詳しくて、しかも一度咀嚼してまた飲み込んでるくらいの通暁加減だったのですが、
そんな先生が講義の最後におっしゃった心に残るお言葉。
『 知らない事はちっとも恥ずかしいことではありません。
僕も知らない事がまだまだたくさんあります。
しかし、知らなかった事を認知した上で、それを知ろうとしないことは恥ずかしい事です。
是非みなさんは分野に拘らず、幅広い知識を身につけてほしいと思います。』
もう全くもって先生の教えどおりには出来てませんが、あんなに博学な先生が無知だとはっきりおっしゃったのを聞いて、
ものすごく恥ずかしくなりました。
私なんかどうしたらー。
『知ること』 は楽しい事だと思うので、これからはもっと貪欲にいろんなことに興味をもっていきたいと思います。
でも、私はこういう素晴らしい人生の先輩に恵まれて、こんなに有益なことを身をもって教えていただけて、幸せだなあと思います。
いろんな分野の先生・先輩のみなさま、本当に感謝しています。 ありがとうございます。