5月5日は実家に帰っていて、竹善さんにおめでとうコメントできませんでしたので、
直接おめでとうの拍手を贈りに大阪まで行って来ました。
改めて、竹善さんお誕生日おめでとうございましたー。 (過去形・・・。)
ですが、かえってなんだかこちらの方が抱えきれないほどのプレゼントを頂いてしまったようです。
あー、なんでしょうねえ、まさに音のフルコースディナーでしたよ。
おなかいっぱいでなんとお値段5500円!!! (テレビショッピングじゃないんだから・(笑))
いくらFM802さんやTDKさんなどのスポンサーついてるからって、安すぎます。
単独ライブ1公演すら見られませんよ、奥さん。
申し訳なくて、ロビーの掃除くらいして帰ろうかと思ったくらいです。
まず、
リクオさん の『ケサラ』 から始まりましたこのライブ。
後のMCで、演奏時間確保のため一切のMCを禁じられていたそうで(笑)、ただひたすらに弾き語りの歌を披露された後、
今回の主宰者、佐藤竹善さんが大きな拍手とともに登場。
お二人でなごり雪を歌われた後、リクオさんはステージを一旦降りられました。
その後登場したのは、私が楽しみにしていた
馬場俊英さん。
竹善さんとSLTの名盤 『ENCOUNTER』 から、Restless~君の許へ~のコラボの後、
お一人で最新アルバムから 『スタートライン』、コブクロの小渕さんを招き入れての 『四葉のクローバー』、
そして今度は
河口恭吾さん と一緒に 『さすらい』 と4曲演奏。
想像通りとっても誠実そうな方でしたが、お声が思ったより繊細な声色で少し意外でした。
一つ一つの言葉を包み込むように大事に歌われていて、客席のみなさん息を飲んで聞き入っていました。
そして、馬場さんが下がられた後は河口さんがお一人で 『あなたのすべて』、 『桜』、
そして竹善さんと 『I Love You』 を歌われましたが、愛媛から来られたお友達とも、
「竹善さんが尾崎さんの歌を歌われるのは貴重だったよね。」 と話しました。
そして次に登場したのは今回最年少の
松田亮治さん。
いきなり竹善さんと ルーサー・バンドロスへの追悼として 『SUPERSTAR』 を熱唱。
その後デビュー曲の 『くつずれ』 も歌われましたが、個人的に
中川晃教さん の歌声に似ているなあと思いました。
新人さんながら、堂々と竹善さんとヴォーカルバトルを繰り広げられていて、さすが竹善さんが認めた歌い手さんって感じでした。
そして、続いてはこのイベントをずっと支えてこられた
SALTさん のオンステージ。
『Skinny-Dipper』 を情熱的に演奏され、その後もう一度リクオさんを呼び込んで、連弾で 『同じ月を見ている』。
ピアノ2台っていうのはよく見ますが、いい大人が(それもプロ中のプロが)1台に並んで連弾ってはじめて見ました。
そして、ベース、パーカッションを加えて 『Lady Maddona』。
ライブのスタイル上どうしてもテンポのゆったりした曲が多い中、これは本当に心地よいアッパーな曲でした。
そして、いよいよ歌姫
夏川りみさん 登場。
あの素晴らしい歌声で、ご自身のアルバムにも収録された、『僕の胸でおやすみ』 を竹善さんとデュエットされた後、
やっぱりこの歌がなければということで 『涙そうそう』、 沖縄の子守唄 『ファムレウタ』 を歌われた後、
小淵さんがもう一度呼ばれまして、 『さようなら ありがとう』 を共演。
私は個人的にあまり典型的な民族音楽って苦手なのですが、やっぱり彼女は沖縄の歌が一番ハマるなあと思いました。
ちなみにここで、某グループのカレー好きな人の登場を微かに願ってしまいましたが、小淵さんの存在を思い出し、
それはありえないことと自分の中で勝手に決着。 悲しいときー パート1でありました。
そのあと、小淵さんが相方さんを紹介して、
コブクロ オンステージ。
とにかくものすごい歓声と拍手で、一瞬コブクロのライブに来たのかと思ってしまいました。
『Million Miles』、 『ここにしか咲かない花』、 『桜』 と3曲を熱唱されたあと、
竹善さんと一緒に 『STAY GOLD』。
ここで、このコラボということは、もちろん = 『木蘭の涙』 なわけですが、一応話題には上ったものの、
「あまりにも歌いすぎなので・・・。」 ということで残念ながら却下。
ここでも某ライブバンドのカレー好きな方の登場を心待ちにしてみたりしましたが、話題にすらのぼることなく玉砕。
悲しいときー パート2でありました。
そして、ここからやっと竹善さんのコーナースタート。
『WAIT FOR THE MAGIC』、 『Through The Fire』 と2曲カバーを演奏した後、
意外にもここで 『Spirit of love』。
しかも10周年記念でコブクロの黒田さんとデュエット。
もちろん黒田さんの歌声はすばらしかったですが、せっかくあんなに歌うたいが大集合しているので、
ぜひみなさんで大合唱して欲しかったです。
アンコールとして弾き語りで 『La La La』 で大団円でした。
(某所で見たセットリストを参考にさせてもらいましたので、もし何か抜けてたらごめんなさい。)
このライブのいいところは、一応のくくりみたいなものはあるものの、基本的に各ミュージシャン同士の境目がなくて、
一気にはけるのではなく、誰かがステージに残りつつ次の人、もしくはもう一度誰かを招き入れつつで進行するので、
流れがとってもスムーズなんですよ。
それと、明らかにこの曲のためだけに呼ばれたっていう人よりも、お互いにそれぞれ交流があって、
そういうものが一気に楽しめちゃうところもポイント高し。
だけど、本当に噂に違わぬ素晴らしいライブでした。
今回拡大文字とか色文字・絵文字がほとんどありませんが、それは、感動の度合いが少なかったからではなく、
圧倒的な演奏・歌唱で、まるで椅子に押し付けられるようなパワーを感じて、
とにかく下手に興奮するよりは、淡々とその素晴らしさをお話したかったからです。
そして、ここまで実力派が揃って、みなさんすばらしい歌をご披露してくださいましたが、
その中でやっぱり竹善さんの歌声が圧倒的な存在感を放っていました。
こんな素晴らしいライブを10年間やってこられた竹善さんとSALTさん、本当に凄いです。
やっぱり続けるって素晴らしい。 昔竹善さんが、
「先輩や同世代、後輩の多くのミュージシャンに 『この人は存在すべき』 と思われるようなミュージシャンになりたい。」
というようなことをおっしゃっていましたが、まさに幅広いジャンルと世代のミュージシャンから竹善さんが慕われてるということが
うらやましいほど伝わってきました。
私もミュージシャンになって、演奏した後竹善さんとハグしたいです。
私が知らないだけかもしれませんが、こういうジョイントライブ、もっと行うべきだと思います。
ビジネス抜きの真のミュージシャン同士のジョイントライブ。
ただ、とはいいつつも、ここまでの縁の広がりっていうのは、ソロ活動を盛んに展開しているからこそでもあるわけで、
そのあたり多少複雑ではあります。
今回も最後にSLTの曲を2曲続けて演奏されましたが、やっぱりお隣に大事なお二人がいればと切に思ってしまいましたから。
『また来年もお越し下さい。』 とご本人に言われてしまいましたので、もし事情が許せば来年も是非参加したいと思います。
ところで、昨日はシークレットゲスト誰が来たの?
え? ボタン開けすぎの某3人組?
ふーん。別にいいんだー。
夏に会えるから。
え? また大小さんも来たの?
ふーん、別にいいんだー。
夏にまた会えるから。
まあほとんど負け惜しみではありますが、この先お見かけする予定のない馬場さんとかりみちゃんの方を見られてよかったです。
竹善さん、素敵なライブありがとう。