EXマニフォールドからの排気漏れが解消しないまま放置されていました。
白煙の問題も出て来ていたので、結局事故車のエンジンの腰下(ピストン、ブロック部分)も降ろしてOHし、載せ換えてしまおうということになりました。
エンジンクレーンもV8用だと大きくてとても重いんです。
クレーンだけでもこんなに重くては先が思いやられます・・・。
おまけに下が砂利なので、大変です。
なんとかセットし、ブロックを吊り上げます。
下がコンクリートなどだったらこのまま移動できるのですが、まったく動きません。
いったん下に降ろし、コンパネの上に乗せ、コンパネの端にホルソーで穴をあけます。
その穴に牽引ロープを繋ぎ、作業場まで軽自動車で引きずって行きました。
油まみれになったブロック。
充電して復活!
ストーブは午前中に煙突掃除をして、復活!(煙が逆流してきました)
煙突の縦道ではなく、横道に灰が堆積していたようです。
ハイテンションコードの端子折れで使用出来なかったコードを再作製しました。
アメリカ製品はパーツの供給が厚く、あらゆる部品が単品で手に入れる事が出来ます。
端子を圧着する工具も太いハイテンションコード用だと1万円以上しますが、何百円で特殊工具アタッチメントが出ています。
万力で挟んで簡単に作れるスグレものです。
ハンドルポストもkobaちゃんの特殊工具で完成。
いよいよエンジン始動です!
ここで問題発生。
EXマニフォールド(タコ足)を取りつけているフランジからの排気漏れ。
すごい爆音でエンジンはまたストップです。
社外のマフラーなので純正のガスケットを加工して付けたのですが、どうも合わなかったようです。
まあ、でもエンジン自体は動いて異音その他の不具合も無かったようだし、良しとします。
宿題が出来ました・・・。
いよいよハンドルポストの塗装も終わり取り付け完了したのですが、ホーンボタンのポスト側の端子が抜け落ちていて、取り外す為にハンドルシャフトにはまっているリングピンを抜かなくてはなりません。力ずくで抜くには抜いたのですが、はめる段になって強力なバネがあって押しこめません。
そこで毎度のkobaちゃんにお願いして、特殊工具を製作してもらいました。
このようにハンドルポストにセットして、ナットを締めこんで行けばバネを押しこみながらピンの溝が顔を出して来ます。
すばらしい!素人レストアラーには神様です。
溶接や製作等出来る人は何処にもいるのですが、車のメカのことを理解していないと、言いたい事、欲しい物が伝わりません。
そのてんMG乗りでもあり、みずからメンテナンス、修理するkobaちゃんはツーカーなんです。
バッテリーを接続してエンジン点火!・・・するも、初爆が起きません?
点検してみると、デストリビューターからイグニッションコイルへ行っているハイテンションコード端子が折れていました。
新しくコードを製作しなくてはいけません・・・。
それと、ハンドル回りの室内配線がぐちゃぐちゃなので、整理も必要です。