【タイ株】タイ反政府デモ隊に思わぬ「援軍」（Newsweek Japan）

　反政府デモで混迷を深めるタイ。
　今月初めの総選挙では、反政府派の妨害活動により投票が行えなかった選挙区が続出した。
　そのため下院開会に必要な議席が確保できず、選挙管理委員会は再選挙を検討。
　さらに中央銀行は先週、政情不安で今年のＧＤＰ成長率が一層下がりかねないと警告した。
　こうした混乱を収拾できないインラック政権に追い打ちを掛けるような事態が起きている。政権の支持基盤である農家からの批判が噴出し始めたのだ。
　理由は、インラック政権が人気取りのため、２０１１年に始めた「コメの買い上げ制度」で、農家への支払いが滞っていること。これに怒った農家がついに先週、抗議行動に出た。まさに自分で自分の首を絞めたインラック。
　このまま混乱が続けば、いよいよ軍のお出ましかもしれない。
（２／１９、Ｎｅｗｓｗｅｅｋ Ｊａｐａｎ）

　バラ撒きのツケが・・・。
　味方が敵に・・・。
　トホホ・・・。

　現在のタイＳＥＴ指数　１３２１．４４　（１８３０ＪＳＴ）　　

　◎在タイ日本大使館から「注意喚起」が出されています。
【治安当局と反政府勢力の衝突事案発生に関する注意喚起 (２０１４年２月１８日現在）】
①１８日、パンファー橋（民主記念塔周辺）において、治安当局と反政府勢力による死傷者を伴う衝突事案が発生しました。
②現在、反政府勢力は、拠点を中心に抗議活動を行っており、周辺では、爆発、発砲事件等が発生しています。
今後も、治安当局と反政府勢力との衝突事案が発生する可能性もあります。
③外出する際には、反政府活動の拠点、抗議行動、デモ集会等の予定されている周辺には、出来る限り近づかない等、十分注意して下さい。

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