タイが次のウクライナのように見える理由（２０１４年２月２７日付 英フィナンシャル・タイムズ紙）

　潜在的におぞましいことがタイで起きようとしている。ここ数週間、世界の関心は当然のことながらウクライナに集まっている。
　だが、東南アジア第２の経済大国での政治的行き詰まりは、ウクライナと同じくらい解決困難だ。
　より深刻な暴力が街頭にあふれ出す可能性が現実のものになっている。過去数十年間で初めて、比較的貧しい北部が、バンコクを中心とする、概して豊かで都市化された南部から割譲され、タイが２つに分裂する可能性がささやかれるようになっている。
（プミポン国王がいなくなった時に反感が爆発する恐れ）
　君主制は、まだいくらか尊敬を集めている１つの制度だ。
　だが、８６歳と高齢で体が弱いプミポン・アドゥンヤデート国王は、首都郊外に住み、表舞台から退いている。国王が亡くなった時には、王位継承の危機が起きる可能性が十分にある。
　中には、最近の街頭での戦いは、皇太子の支持者と皇太子妃の支持者たちが対立する側に立つ王家の代理戦争のようなものだと主張する者さえいる。実際のところはもっと複雑だ。
　だが、抑止力になっている国王の姿が消えた時には、長く抑えられてきた反感が一気に表面化し、予測できない結果をもたらすというのは、十分にあり得ることのように思える。（By David Pilling）
（２／２８、ＪＢＰＲＥＳＳ）

　現在のタイＳＥＴ指数　１３２３．６２　　　（１８３０ＪＳＴ）

　英ＦＴ紙の記者の予想が当たらないことを祈るのみ！
　ヨーロッパ人とアジア人は違うしね。

　タイＳＥＴ指数は１３００Ｐラインを死守しています。

　現在のＴＶＯ株価　２２．４０　

　現在のＴＵＦ株価　６８．００　

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