主婦の椎間板ヘルニアの日々 

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迷い…

2006年09月10日 | 椎間板ヘルニア
他の所に見てもらおうと思ったものの
整形外科では全く改善の余地無しですぐに「手術」と言われてしまうので
民間療法しかない。

手始めに「スポーツ整体」という所に行ってみた。
そこでは超音波を腰に当てて温めてから
他の所の調整をしてもらったのだが
その先生からは
 「骨盤の調整よりも腰椎が90度以上ねじれているので、そのねじれを取らないと痛みは取れないでしょう」
と言われた。
一生懸命やってくれる先生だったが
家に帰ってみたらかなりの痛みが襲ってきた。
それまでは痛みは段々少なくなり
太ももから下の痛みは無くなっていたのに
足の先までの痛みが戻ってきてしまった。
次の日の朝には歩けない立てないようになったのだ
その先生には二度行って痛みが戻ってしまった事を報告してみた。
 「今まで感じなくなったものを感じるようになっただけなので、頑張りましょう」
と言ってもらったけれど
また始めからのような事を言われても困惑…
私は楽になりたいから行ってみたワケで…(^_^;)
かえって痛みが増しては意味が無い。
そして考え方も良能会とは全く違うのだ。
私はやはり良能会の先生には感謝しているので
良能会で出来ない事を補ってもらおうと考えていた。
でも全く違う理論で最初からと言われてしまうと
この数ヶ月を全て否定されたような感じで
もうお手上げだ。

私は何を信じたらいいのか?
さんざん迷った挙句、
10年以上通っている整体の先生に行って相談してみる事にした。
結局は古巣に戻るのか…?(~_~;)


腰椎の痛み

2006年09月09日 | Weblog
私が椎間板ヘルニアと診断されて
通常の生活を送れなくなってから5ヶ月
腰にバンドを巻きながら杖を使って近所を歩いてみたり
する所まで来たものの
それ以上の進展が無い…

右側の股関節がうまく機能していないようだし
歩いたお陰でそれまであまり痛く無かった
腰椎の所まで痛みが来てしまった。
歩くのはまだ早かったのだろうか…

とは言え、最初の頃は麻痺まであって
手術をするしかないと言われたのに
ここまで回復してきたのは
やはり良能会のお陰だろう。
それにはとても感謝している。

ただ、最近はあまり仙腸関節も入りにくくなり
入ったとしても「無理やり」という感じの音がするのだ。
これではかえって他にひずみがこないのだろうかと
思って不安になっていた。

先生はとてもいい人なんだけど
刻々と変わる症状を訴えても
 「仙腸関節がちゃんと入れば全て解決するから」
と言われる。
週に4日通い続けたけれど、
私はまだ座れないし、まともに歩けない。
麻痺から開放してくれて、最初は氷のように
冷たかった右足も血行が良くなりつつあるのは
とても感謝しているけれど
何だかそれだけではここから先は勧めないのではないかと
最近の症状を見て思い始めた。

納得出来ないと前に勧めない私は
ちょっと他の所に一度見てもらおうかと
思い立った。

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※毎回の注意書きですが、この体験記は私個人の感想であって
 一切の営利・宣伝行動を行なうつもりはありません。
 なるべく具体的な治療院の名前を出さないようにと心がけて居ますが
 どうしても出さないと伝わらない事もありますので、出している所もあります  が、その場合は支部など分からないように書いているつもりです。
 何か問題等ありましたらご連絡下さい。

歩いてみました

2006年08月29日 | 椎間板ヘルニア
思い立ったら即行動の『金星人』の私。
母親が手術して入院している病院は大きな病院で、売店の医療補助用品もかなり充実しているらしいという話を聞いていた。
渡りに船とばかりに、毎日子供達を連れてお見舞いに行ってくれている旦那に頼んで杖を買って来てもらった。
実は実家に祖父が使っていた杖があったらしいが
 「この印籠が目に入らぬか」というような雰囲気の杖のようなので遠慮した
旦那が買って来てくれたのは、ワインレッドのような色で
スキーのストックのような感じだ。
今時の杖ってカラフルなのねーと感心。

杖を使うのは初めてなので、まずは家の中で練習。
そして一昨日の夜、ちょっと外を歩いてみた。
まともに歩くのは何ヶ月ぶりだろうか…
初日という事もあり、旦那も心配気だったので20m位にした。
痛みはあるものの、杖の助けもあって思ったよりは歩けた。
驚いたのは体力の無さだ。
たったそれだけの距離で玄関に戻った時には息が切れていた。
そして、私の右足は確かに退化していた。
外を歩いて初めて気付いたけれど
私の足であって私の足でない、突っ張った棒のような感じだ。
久しぶりに外を歩いた喜びもあったけれど
その日の夜は痛みで眠れなかった
きっと急に重心をかけたので反動だったのだろう。

そして昨日の夜は、近所を短く一周してみた。
300~400mくらいだろうか。
二女が心配して一緒に付いてきてくれた。
少し辛かったけれど、最後まで自分で歩いて帰って来れた。
相変わらず棒のように突っ張っている。
でも歩いた。杖をつく回数も昨日よりは少なくて済んだ。
何だかちょっと充実感
でも、やはり夜は痛くて眠れなかった。。

今夜はもう少し距離を伸ばしてみようと思っている。
この歩くという行動が『吉と出るか、凶と出るか』
今の所まだ分からないけれど
夜寝る時以外は、何となく血行が良くなっている感覚があって
ただ布団に横になって過ごすよりは良さそうだ。




ハッと気付く…

2006年08月28日 | 椎間板ヘルニア
最初の頃は右側つま先まで痛みや痺れがあったけれど
気付いてみたら、最近は足の痛みは上の方だけになってきた。
これって凄いよなぁと実感。
その代わりと言ってはなんだけど
最近痛いのは腰と股関節なのだ。
腰の部分がヘルニアなのに今まで全く腰痛が無かったのが不思議で
やっと腰の痛みが出てきたかと何だかホッとしたりして。。
でも股関節の痛みが結構辛い。
股関節の痛みというのは初めてだったので
何だかビビッてしまい
この所、私は痛い方の右足をあまり使わないようにしていた。
右側の足をつけば痛い、それが怖いから
歩く必要がある時は左足に重心をかけて歩いていた。
右足をかばうあまりに、いつの間にか 
いわゆる『びっこ』というような感じだ。
先日骨盤調整に行った時に、顔見知りになった人から
 「杖を使ってもいいから、右足を使うようにした方がいいよ、右足の筋肉が退化して歩けなくなってしまうから」
と教えてもらった。
確かに私はここ数ヶ月、家の中ばかりで殆ど歩かず、バラコン運動くらいしかやっていなかった。
私の右足は、左足に比べると筋肉が脂肪になっているような感じでプヨプヨっとしている。
その割りに股関節の所は痩せているような気がするのだ。
その人に言われてハッとした
少しずつ良くなってきてはいるものの、
何だか時間がかかりそうだなぁと半分諦めムードになって
最近の私は痛さに甘えているのだ。
骨盤調整に通いバラコン運動はやっているけれど、
その他の事には一切努力していなかった。
痛くないように、痛くならないようにばかりを考えて
穏便に穏便に一日を終わらせていたのかも…
これではいけない
初心に帰って立ち向かうぞ

骨盤ってさ…

2006年08月02日 | 椎間板ヘルニア
良能会に行き始めてから、早や2ヵ月半。

相変わらずの1.5進1退、日々バラコン運動に精進中。
キッチンタイマーで計り合計30分は運動している。

調子が良くて楽々動き回る日もあれば、
痛くて唸っている日もある。

先生の話によると
仙腸関節が入った時は痛みが楽になり
バラコン運動で骨盤が柔らかくなるとまた痛みがくるという事らしい。

20年近く仙腸関節一筋で、千人を超える人を診て来た先生でも
 「ここまで痛みが続く人も過去数人で珍しい」
という事だ。

ここまで痛いのに私が何故くじけないのか?
と思うと、私が通っている良能会の雰囲気のお陰かもしれない。

ほぼ毎日通っている私は顔見知りの人も増えたけれど、お初の人とも会う。
でも来る人来る人みんなフレンドリーで
辛い痛みを経験してきた人ばかりなので
とにかく共感し励まして
 「絶対良くなるからね」
と言ってくれる。勿論先生もだけど。。
実際に良くなっている人を見るのは何よりも励みになる。


そんな中、昨日びっくりする変化があって書かずにはいられなかった。

良能会から帰って運動していた時だ。

昨日は痛みが激しい日だったのに、頑張って運動していたら

骨盤が骨盤が ぐにゃー
という感覚が…(あくまで感覚なんだけど)


よく解らぬながら しばらく布団の上で休み
再度バラコン運動をやってみた所
やっぱり骨盤が ぐにゃ ぐにゃ
なのだ。

骨盤ってこんなに柔らかくなるものなの?
とびっくり

腰を回しても抵抗感が無いくらいに骨盤が柔らかく軽いのだ。

骨盤の内部に革命が起きているらしい。
骨盤の奥の方に強烈な痛みも伴っている。

私は高校生の時以来ずっと腰痛を抱えてきたので知らなかったけど
腰の悪くない人はこんなに柔らかい骨盤を持っているのかもしれない。

そう言えば一流のスポーツ選手は
体の関節がとても柔らかい人が多いと聞いた事がある。
柔らかいからケガも少ないらしい。
今回のワールドカップではあまり振るわなかったけど、
ブラジルのロナウジーニョは驚異的にに足腰の関節の柔らかさを持ち合わせているとテレビでスポーツ医学の専門家が言っていた。
羨ましい限りだ……

人と骨盤を交換できないから、何とも言えないが
これが先生からよく言われる
 「骨盤をもっと柔らかくしないと」
の柔らかさなのかもしれない。

痛みは伴っているものの、何となく一歩前進したような手応えを
感じた日だった。