![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/65/71c893fc152fd20ccf2885087aba0586.jpg)
4月7日からLE PETIT PARISIENで個展が始まります。
ペン画と銅版画の他に、蔵書票を展示販売いたします。
蔵書票とは、本にその所有者の名前を記した絵柄の紙片を言います。
以前、日本でも受注を受けた版画家が制作していました。
こちらはトランプのハートをイメージしたペン画です。
個展ではデジタルプリントを展示販売いたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/54/7f7f605a8b433c3bf02f79ca08351fe1.jpg)
このように本に貼れる小さなサイズの蔵書票の
絵柄の空白や、周囲の空白に持ち主の名前を記入して
本に貼って楽しみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2b/b22e1d05393c16f231d00fd595fd8bd4.jpg)
ダイヤのある森
個展場所のLE PETIT PARISIENのオーナーは
蔵書票の研究をされています。
識字率が低かったころのヨーロッパでは
一部の人しか本が持てず、所有者は職人に大変美しい装丁を作らせ
家紋を記した蔵書票を貼ったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/2f/9bd4bd535ec27a65830caad717e33a4e.jpg)
スペードと小鳥
現在の私たちは、好きな本を、有名な故人の著書を買ったり
図書館などで自由に読むことができます。
反対に、その昔作られた一部の人が持つ希少な「本」は
手のこんだ、職人の手掛けた大変美しいひとつの作品のようで
おそらく大切に、家紋と共に孫子に受け継がれていったかと思われます。
物があふれる現在、手元に置きたい「物」を
お金と時間をかけて作り、大切に子供に受け継いでいく
物と人の関係性に改めて考えさせられました。
飯岡千江子 個展
会期 4月7日(日)~4月20日(土)
13:00~18:00 (水)(木)定休
最終日は17:00頃終了予定
初日・最終日 作家在廊予定
場所 LE PETIT PARISIEN
〒131-0032 東京都墨田区東向島2-14-12
Tel 03-3612-9961
東京メトロ半蔵門線直通 東武スカイツリーライン 曳舟駅 徒歩1分
LE PETIT PARISIEN HP
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ce/aac7edf7d8b3dc9ce88f53449b4a9826.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f9/c52d847e148d9399bf3d52bdcf47dc76.jpg)
![にほんブログ村 美術ブログ ペン画へ](https://b.blogmura.com/art/pen/88_31.gif)
にほんブログ村