山大生死亡：救急車出動せず 埼玉・熊谷で新盆墓参り

山大生死亡　救急車出動せず　埼玉・熊谷で新盆
大久保さんは自ら１１９番通報した９日後の昨年１１月９日、遺体で見つかった。
死体検案書によると、通報翌日の死亡とみられる

山形大学生１１９番:市消防本部「問い合わせ」扱い

毎日新聞　2012年07月17日　20時44分

　山形市のアパートで昨秋、山形大２年の大久保祐映（ゆうは）さん（当時１９歳）が死亡前にかけた１１９番について、市消防本部は１７日の市議会総務委員会で、救急要請ではなく「問い合わせ」扱いしたことを明らかにした。閉会後の取材に武田弘太郎消防長は「本人の意思を確認し適正に対応した」と述べた。

　この１１９番後も救急車は出動せず、大久保さんはアパート自室で９日後に遺体で見つかった。遺族は市に賠償を求めて提訴し係争中。総務委での答弁によると、市消防本部は通報内容の統計で大久保さんの１１９番を、近くの病院や火事現場の場所を尋ねるのと同じ「問い合わせ」に分類していた。

　遺族が市に請求し入手した録音テープでは、通報冒頭で「救急車の要請ですか」と問われた大久保さんが「はい」と答えている。【鈴木健太】


　◇当時の１１９番通報のやり取り◇

http://matome.naver.jp/odai/2134626694507814101

大久保さん：あー、ちょっと体調悪くて。

消防本部職員：救急車の要請ですか。

大久保さん：はい。

【中略】（職員は大久保さんの住所などを質問）

職員：あなたが苦しいのね、なんてとこですか？あなたのお名前は？お名前は？

大久保さん：ユウチュウ……ユウチュウ。

職員：あなたのお名前教えてもらっていいですか？

大久保さん：１９です。

職員：１９歳なのね？あなたの名前は？

大久保さん：大久保です。

【中略】

大久保さん：ずっと体調悪くて……えっとー、ふぅ……。

職員：歩けるの？

大久保さん：あ、動けると思います。

職員：自分で動けるの？

大久保さん：はぁいっ……。

職員：あのー、救急車じゃなくて、タクシーとかで行きますか。

大久保さん：あー、はぁ……、えー、タクシーの番号が分かれば自分で行けると思います。

職員：１０４に聞いて……あの病院は、あのお教えするので。どんな具合が悪いの？

大久保さん：のどが渇いて……。

　※大久保さんの母親が入手した音源より
会見で公開された録音テープは計６分数十秒。
大久保さんの声は「はぁはぁ」「ぜぇぜぇ」と終始息苦しそうだった
http://youtu.be/Jd_-CvRy0dU
詳しくはこちらに
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120713ddlk06040002000c.html

この出来事は家から離れた子どもを持つ親には身につまされる出来事で・・・
とてもひと事とは思われない
通報を受けて会話をしていてピンと来るものがなかったのだろうか・・・
息苦しそうだし質問に対してちょっと通じていないこととか・・・

救急車をタクシー代わりに使うような人間には使われているのに
本当に必要な人の役に立てなくて・・・本当に残念で胸が痛い


まだ19歳だよ
未成年だよ
大人のずうずうしさはまだもっていないから
きっとタクシーではどうと向けられたら
それ以上はいえなかったのだろうなと思うと
涙が出てくる・・・