小夜月

日々思うことを気ままに綴ります
 
なんとなく・・・ 句読点をつけていません

児玉龍彦氏の声を聴く

2011-08-07 12:36:13 | 今日思うこと・出来事
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)



「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27
✿ ki-ko ✿さんのブログより

文字起こし助かります
児玉氏の声を聞きこの文章を見たほうが理解しやすいです
やはり声を聞いたほうが感情・・・思いが伝わります・・・

児玉龍彦氏 20110727_衆議院_厚生労働委員会_質疑応答



児玉龍彦氏の提言

国策として食品、土壌、水を、
日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を投入して
抜本的に改善!

緊急に子どもの被ばくを減少させるために新しい法律を制定!

国策として土壌汚染を除染する技術をもつ民間の力を結集し
現地に直ちに除染研究センターを作り除染をすすめる!

『利権がらみの公共事業になりかねない危惧はあるが
国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もない!
7万人の人が自宅を離れてさまよっているときに
国会は一体何をやっているのですか!』

***********************

児玉先生は南相馬で除染活動をされているという
『今の放射能汚染は土壌の粘土分に付着した
セシウム137からの放射によると思われ土壌の除染が鍵
とくに放射線障害は細胞増殖の盛んな子ども、
免疫障害のある病人に起きやすいことから、
保育園、幼稚園、小学校、中高等学校と年齢の若い児童の
接触、吸入可能性あるところから除染』が急がれるのだ
児玉氏の切実な訴えは痛い
私は危機感を持っているつもりでいたけれども
現実はもっと厳しい危機を帯びているのだ・・・
『人が生み出した物を人が除染できないわけがない
福島におけるセシウム除染は次の世代への日本の科学者の責任である』
こういう覚悟をもった人の存在はいまの混迷し迷走している日本に
希望をみせてもらえる気がする
表には見えなくても多くの人たちが復興に向けて
一生懸命に働いているんですね