3385）盛岡彷徨 盛岡さんさ2020・・・中止

　新型コロナ新規感染者数が増えつつあるなかで８月を迎えました。数字の見方によって解釈が違うのでしょうが、新規感染者は増えているのは事実。「適切に判断する」という言葉も聞き飽きた感がありますが、辞書をひけば適切とは「その場に当てはまる様子」とあります。つまり「適切に判断する」とは「その場に当てはまるよう判断する」ということになりますが、さて「その場」とはどの場なのでしょう？今は「その場」ではない？



　新コロの感染拡大以降、その拡大防止のため人の集まる催しの多くが中止となっています。例年なら８月に入れば東北夏祭りが各地で催されるのですが、今年はほぼ中止。盛岡市の「盛岡さんさ」も中止となりました。三ツ石神社の奉納演舞は規模を縮小して行なったようですが。

　本日８月１日は例年であれば盛岡さんさの初日。中央通りの歩道はぎっしりと見物人で埋まり、車道は続々と各さんさ踊りの団体が過ぎていきます・・・が、今年はごらんのとおり。普段と変わらない土曜の夕暮れでした。


（さんさ無き中央通り　－盛岡市中央通 2020/08/01－）

　それでも18時になると、例年のさんさスタートを告げるのと同じように花火が上がりました。また地元紙では、「チャグチャグ馬コ」中止の時の見開き企画が好評だったのか、さんさに参加するはずだったであろう団体が写った見開き企画が載っていました。



　「いつもなら笛や太鼓の練習が聞こえるんだけれどなぁ・・」と言ったのは職場の先輩。彼にとって初めて「さんさの無い夏」なのでしょう。来年は賑やかな８月となりますように。


（夜はサプライズ花火が・・・）

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