しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

京料理の「大つか」さんです!

2013年03月23日 | 居酒屋:食事
・             【大皿に盛られた「お刺身」です】

小さなお刺身が大皿に盛り込まれて出されます、「ほたて」「甘エビ」「いさき」「タイ」に「ほうぼう」等が大根のいかだに
乗って盛り付けられます、ちょいと物足りなさを感じますが「つまもの類」全てを戴きますと良いつまみになりますし
ご主人との掛け合いも楽しめます、残念ながらお店が混雑しますとご主人一人ではてんてこ舞いになってしまいます

(白身などは酢橘やお塩でと進められますが、僕にはやはり「醤油」と「わさび」が合うのです)



料理人が調理しますとこのように手が込んだものとなります


・              【大皿の盛られた小さな「野菜の炊き合わせ」です】             
なんとなく添えらている「黒豆」も作るのに3日も掛けるそうで黒豆の汁が黒くなく豆だけが黒いのです
勿論お豆は丹波産の最高級を使っているそうで黒い皮にしわ等ありませんしお味もふっくらしています



常連さんの評価が分かれる「煮なまこ」の一品です!


・               【評価が分かれる「なまこ」です】

地元では「生のなまこ」をスライスして「酢の物」としてコリコリを舌の上で楽しみながら楽しみます
京料理では料理の一品として煮炊きされて出て来るのです!

従ってコリコリ感の固さは全くありません、柔らかくふわふわ感で調理されて出てきます!


・               【地元の人は生をスライスして酢の物で戴きます】

修学旅行で出された甘めの京都料理とは全く違う世界が「京料理」なのです、僕も甘酢で柔らかくしてお酒のつまみとしますが
面倒なので、最近はスライスの酢の物で充分お酒の「あて」になります、甘酢で煮たの?とお聞きしましたら
耳をピクンと立てましたが「違います!」でした、「なまこ」のふわふわ煮にはご老人は大歓迎だと思います!

(この黒い面妖な食感を楽しんで下され!)



「みがきニシン」の食べ方なんて知ってるのは産地北海道の人と京都料理だけです!


・               【京料理の代表「みがきにしん」の炊き合わせ】

北海道では醤油煮込みです、基本的にかの地では調理の文化が育っていないのです、京料理のように
香辛料を効かせる、時間を掛けて煮込む、雑味やあくを丁寧に取って木の芽を添えて料理を楽しく演出します

(お袋様が作ってくれた固い「みがきにしん」も今は懐かしい、ほくほく味の調理を食べながら感じました)

大の男が、たかが食いもんの話しを並び立てて!と言わないで下され、僕には「伊豆は軽井沢より住み易い!」と宣伝する義務があるのです

栄枯盛衰が激しい伊豆高原にあって場違いな程に「京料理」を看板にする福島出身のご主人をなんとか応援して上げたいと思うのです

伊豆高原にはすし屋、居酒屋、うなぎ、洋食屋、イタリアン、定食屋、和食所もそれなりにありますが
大上段に「京料理」と構えたご主人の姿勢を吸収できる雰囲気だけは持続したいね



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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