しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

朝から飲める居酒屋の聖地が「赤羽」です!

2014年12月31日 | 居酒屋:食事
・                 【「赤羽」は朝酒の聖地と呼ばれます】

「のん兵衛」の探究心は飽く事を知りません、電車賃を掛けてまで探索する必要があるのでしょうか
千円位で飲める所に往復1400円、時間にして家から出ると往復3時間も掛けていく必要があるのでしょうか
前から訪れたかったけれど、様々なパフォーマンス上の疑問と年金生活の経済性の間で逡巡していました
今日は栃木のお袋の所から戻る途中で、雪予報が出ていましたので電車での帰りです、
行くなら途中下車できる今日だと思います



赤羽駅は大きくて土地勘は全く働きません、東口に出ようか西口にでようか迷います

(北口があるからには南口もあると思います)


・                 【駅員に聞けば親切に案内してくれます】

「のん兵衛」の居酒屋街探知能力は生まれつきの本能なのですが、朝の改札口ではオーラが感じられません
駅員さんに聞きますと聖地を目指す巡礼(のん兵衛)さんが多いのでしょう、「東口を出てすぐ左です」
と足元を見ながら紹介してくれます、これで勇躍聖地への第一歩を踏む事が出来ました



入るとすぐ赤提灯がぶら下がっている、いかにも長年居酒屋をやってきましたというお店がありました


・                  【朝から赤提灯が翻っています】

早速入りたかったけれど界隈を見物してみたい、赤羽はラーメン屋さんも多くあって行列が出来ています

(行列に並んでいる人は何故か留置場に入れられる人のように下を向いて並んでいます)

ありました路地裏の立ち飲み屋で「おでん」を突っついてワンカップや缶ビールを飲んでいます
お店は居酒屋というより練り製品販売が本業のお店であって、サイドビジネスで「おでん」を煮ているみたいでした

(ここでは缶ビールは1缶までです、トイレは店の中にありますと掲示されています)

斜め向かいには「馬肉」の看板が掲げられた立ち飲み屋さんがありました、みょうちくりんな「コーヒー焼酎」
というのがありました、しかも3杯までという注意書きが添えられていました
初老のお客さんが一人ぽつんと飲んでいまして、仕事はリタイヤしたのですか?とお聞きしますと
「夜勤明けだよ、これから浦安まで帰るんだよ」と言います、失礼しました現役の方です、
まだ頑張っているお父さんなのです

(馬肉も新鮮でお刺身で赤肉とロース部分を戴いてお酒と合わせて1000円札でお釣りが来ました)



通りを適当な所で折り返し、両側の路地を探索します、いよいよ本丸で参入です


・                  【朝酒の殿堂ともよばれる「まるます家」です】

なんと外は雨なのにお店は一杯です、熱気でむんむんしています、お酒やつまみのオーダーが飛び交います
お姉さんに「お酒」を頼むと帳場のいかにもベテランと言ったお姉さんが大声で繰り返します、
これも変わらない伝統の仕組みになっているのでしょう、カウンターは居酒屋の王道の「コ」の字に並んでいまして
周りのお客さんは何十年も通っているような常連さんばかりでした、「煮込み」は量もあって「もつ」の味がぜんぜん臭くありません

お店のメインは「うなぎ」と「鯉料理」の看板ですが、居酒屋として「つまみ」に出る程度です



酔っ払いの訪問は遠慮してください、お酒は3杯までのような居酒屋に「あるまじき制限」が掲げられています
                 

・                   【「のん兵衛」さんが多いのでこの看板が多く見られます】

メニューはどれも安くお店の壁一杯に赤文字で手書きされていました、パウチされたメニューなんかありません
常連さんが多く、新入りとして圧倒されそうで片身が狭くなります、どんどんお客さんもやってきます
座る場所がないのでお姉さんが交通整理です、「ちょっと横にずれてね!」など間髪入れずに
隙間を拡大して席を確保してくれます、おかげでこちらはますます片身を狭くします



隣に若い人が座って僕に話しかけます、会社の人事で稚内に飛ばされたという四国は今治出身の人です

(僕は旭川出身です、寒風吹きすさぶ稚内の土地や気候も知っていますから話が合いました)


・                   【この店も朝から営業していました】

この人から赤羽界隈の飲み屋事情についてお聞きします、立ち飲みで良かったら沢山あるよ
路地裏にもあるし、駅の反対側にもあって安く飲めます、もっともっとお聞きしたかったけれど
僕はこのお店で3軒目です、これ以上は病気したので飲めません、また会いましょうでお別れしました

(何があったのでしょう?稚内での2年間は十分寒かったと思います、飛ばされた訳を聞きたかったです
 人生いろいろ、それを聞いちゃ野暮というものです)


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