気仙沼港は船の墓場でした！（５月５日）

・　　　　　　　　　　　【真っ黒にただれた船体を見ますと悲しくなります】

港の桟橋へ行きますと大きな船が並んでいましたが、どれも真っ黒にただれていました
津波で陸揚げされた漁船は２５隻と言われ、現在撤去作業が行われているそうです

（燃料となる重油を抜いての作業になります、修理すれば殆どが修復すると思います）

三陸沖は世界三大漁場と言われて全国から漁船が終結します、この船は北海道稚内からやって来ました！



燃えたのは船だけでなく漁具もあります、出漁するには時間が掛かりそう！


・　　　　　　　　　　　　【見ようによっては船の墓場にも見えます】

横付けになった埠頭も地震の揺れで凸凹になって表面のコンクリートもはがれています
地盤も沈下してますから、思わぬ段差が出来たり、溝が広がって渡りたくても渡れません
思い切って飛び移ってみました！



気仙沼市は海に向かって道がまっすぐ伸びています


・　　　　　　　　　　　　【津波は斜面を駆け上って家をなぎ倒しました】

気仙沼湾は小さな湾です、湾口から入ってくる波の量は隣の陸前高田の広田湾より少ないと
思いますが、津波は一波だけでなく８波９波で押し寄せてきますから湾内に入った水の量が行き場が
無くなって水かさを上げてしまうのですね！



船は横倒しならないように添え木で支えられております！


・　　　　　　　　　　　　【見上げる高さで立っています】

この船の処分はどうするのでしょうか？


・　　　　　【石巻で吊り上げられる捕鯨船です！】

こちらにある船はこれの４倍位もあります、大きな船でもクレーンで吊り上げられのでしょうか？



この船の燃え方はひどいです


・　　　　　　　　　　　　　【海に浮かんで火災に見まわれたほうが？】

良かったのか、完全に陸地に乗り上げて火災を免れた方が良かったのでしょうか
今となってどちらが良かったのでしょうか？

（気仙沼湾は大島に挟まれて狭くなっていますから延焼が広がったのでしょう！）



こちらは新造船みたいです、


・　　　　　　　　　　　　　　【綺麗な船体のまま横倒しです】

杉の飾りが立ってますから、漁船の進水式最中だったのではないでしょうか？
これからの大漁祈願を祈って、ようようと船出の祭りが行われたと思います


・　　　　　　　　　　　　　【恨めしそうに眺めていたのはオーナーさんでしょうか？】

漁師さん風の人恨めしげに一人見つめていました！