しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

桐生にはたくさんの織物記念館がありました!

2010年12月01日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・           【ママが一番参考になりそうな建物を探しました】

駅を覗くと観光案内所がありましたので地図を広げ、何処にしようか迷います
織りをやっているママの参考になるような所がわかりません

(桐生で泊まる訳でありませんから、効率よく見てもらいたいし、お天気は今にも
 降り出しそうです!)

早く切り上げたい所ですが、名前からここが一番参考になりそうな所だと思いました
「織物参考館」で織物の歴史から実際に稼動している現代の織機もあって十分楽しめました

糸の繰り出しから、単純な織物から模様が織り込めるメカの不思議と藍染の染色工房もあるし
織物教室もやっていて、現代のコンピュータ式織機の実働風景も眺められます

(本日大雨の雷鳴轟いていますから、危険防止の為、カレンダー織自動作業風景は見学できませんでした)

なんと桐生は落雷の名所でありました、織機のコンピュータは近くに落ちても影響が出るそうです



織物工場の象徴「のこぎり屋根」の方向はどちらを向いているのでしょうか?


・           【横糸が飛んでくる発明は革新的な出来事でした】

「のこぎり」は当然採光の為ですから、南向きと答えた方は残念でした、織物工場は繊細な絹を
扱いますから、温度変化が安定している北向きが正解です
工場の建物を象徴する「のこぎり屋根」ですが、単純に設計されている訳ではありません

このはた織機はママが持っているのと変わりませんが、横糸を通すとき「とびひ」が走って
スポッと左右に収まる工夫がしてありました

(細い糸だからできるのであって、ママのような裂き織には向いていません)

織機の工夫はこれだけでは終わりません、いろんな糸が交錯して文様を織り込んでいくには
さらに複雑なメカニズムが潜んでいるのです
コンピュータのなっかた時代にこれだけ複雑な仕組みを考えた人間の知恵に関心です

(動力:蒸気機関を使っての自動織機の発明は産業革命の発足を促し、たくさんの織物産出、
 大量工場製品の流通が結果的に戦争を生んだ歴史でもあります)

自動織機の発明はイギリス&フランスが中心に行われて来ましたが、豊田佐吉さんも発明工夫を
加えまして自動織機を作って、やがて現代のトヨタ自動車を生む事になるのです



とうとう師走となってきました
景気が良くなっていると言っても、「雇用なき景気回復であり」「中小零細企業は不況なれ」
「冬のボーナスも前年割れ」ですから、世の中停滞気味です
あと1か月起死回生を狙うも、そんなに上手く行くと思えませんが最後まで望みを
捨てずに努力しましょう!




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