タマのブログ

70過ぎのシングル女性の日々

闘病記① 初めに

2017年01月28日 | 健康

昨年恩師の薦めも有り、一昨年の苦しい闘病の記録を書きました。お元気でお過ごしの方達やそのご家族も何時私のような目に遭わないとも限りません。現在苦しい闘病中の方も私の足跡を参考にしていただければと書きました。少しずつ項目に分けて配信してみたいと思っています。

紅い実をつけたこの木をご存じですか?クリスマスホーリーです。季節外れですが、クリスマスも過ぎ,お正月も超えてまだ今も紅い実を沢山つけています。自然はゆっくりと悠久の時を刻んでいます。私もいつまでも拘っていないで、病気からの脱出をするきっかけになればと思っています。

  

初めに

一昨年私は、病院を転々として苦しい日々を過ごしました。それというのも自分自身の身体を十分認識していなかった愚かさに端を発していると反省しています。国立循環器センターから最後の大阪大学医学部付属病院に至るまでの間で、格子無き牢獄と言われるような酷い病院も経験しました。

恵まれすぎていることで失われた時に、恵まれていたことに気づかない愚かさって有るではないですか。当にそのとおりだと思います。NHKスペシャルで【健康は自己責任である】と云われていました。そのことを肝に銘じて暮らさなくては、なりません。責任は自分で取らねばならないのです。

わたしは、現在75歳、大学卒業以降大学の研究室で教育と研究の中で、若い学生さん達と楽しい時間を過ごして参りました。父は早く他界し、実家で姉夫婦と一緒に暮らしていましたが、母が亡くなってからは、梅田にマンションを購入し、職場にも便利に通えるようになり気楽な毎日でした。退職してからは、ベランダでのガーデニングを増やそうと田舎の実家の敷地に家を建てて、花や果物の生育と、退職の時に大学のキャンパスに居た猫を連れて帰り、猫と二人(一人と一匹)の生活を謳歌していました。友人も退職した人が多く、一緒に楽しいお出かけもして、私の生活をブログにしていました。猫の名前をつけた【タマのブログ】といたしました。このブログは、多くの友人や知人が楽しみにして頂いて、一生懸命書いていましたが、春まだ浅い一昨年3月13日に脳梗塞で倒れ、ブログは更新できなかったので、私の健康を心配して下さった方も居られ、お尋ね下さいました。タマにとっても青天の霹靂で苦しく辛い日々であったと思います。幸い甥が猫好きであったので餌だけは欠かさずやっていてくれたようです。それでも私の不在の日々は辛く寂しく耐えられなかったようです。一時期家出をしました。私はショックのあまり。ブログを中止することにしました。私が一時帰宅したときにどこかから現れてくれて、タマのブログを再開しました。ブログの更新は、リハビリにもなり、タマとの絆も深まりました。

医学の知識も無く、医学書も余り読んだことのない私がもの申すことの僭越さを心からお詫び申しあげます。

一時はびっくりするほど歩けていたのですが、てんかんの発作の後は、左足の歩行が困難となりました。てんかんを起こす原因となった側頭葉への50mlの出血がどうしても気になり、国立循環器センターーの先生の所へ行って来ました。優しく親切に説明をして頂きました。私の運命の不運から生じたことでした。

一人で梅田に大好きな買い物に行ったり、阪急グランドビルの幾つかのクリニックに通ったりしています。{なんだ元気じゃないか・!?]といわれるかもしれませんね。唯大きな障害が残りました。倒れる前歯学部に歯の治療に通っていました。虫歯を削って差し歯をして貰っていましたが、その歯がすべてとれてしまいました。遠慮の無い姪が、「歯がないのに気づいているの?」と云われ、食べにくいことも辛いことですが、見た目におばあさんの顔になり皆様にお会いするのが辛いことです。驚かないで下さいね。脳梗塞再発を考えると歯医者さんのごりゴリという研磨が怖いです。

次号も楽しみに読んで下さいね。闘病に居たる迄の私の体調について書きます。

大阪大学病院の優しい先生が{一生懸命生きて下さいね}と言って下さいました。・・・頑張ります。

 

 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mune2014)
2017-01-28 20:55:49
うまく表現できませんが、苦しい闘病生活を思い出すことは辛いこととは存じますが、ぜひ「患者さん中心の理想的な医療の発展」に生かし,闘病中の多くの方の応援に繋がりますように願っております。何を感じられ、どう考え納得してい かれたか、ぜひ教えて頂きたく存じます。
そして、書き終えましたら、タマ始め子猫たちと共にもっと元気になって、楽しいブログも書いてください。

返信する
Unknown (オカビン)
2017-01-29 08:10:26
闘病の記録を書いて下さるのですね。有り難うございます。実は待っておりました。
リハビリ病院では「ご自分には相応しい手当ではない」と判断され、早期に退院されるなど、的確な判断力と強い意志には感心しておりました。そして現在「元気に、可愛い猫達の世話をし、季節の移り変わりを写真に納め、ブログのフワンに届けて下さっている」すごい実績を、闘病中の人達に良い見本となるセルフケアーの生活の一例をお示し下さっていることは素晴らしいことかと存じます。大病にも決してまげずご自分が望む生活を取り戻して行かれておられる記録を、ぜひ詳しくお知らせ下さい。
返信する
「一生懸命生きて下さいね」っていい言葉ですね (keiko)
2017-01-29 12:41:10
病気をすると本当に大変だと思います。自分がそこまで大きな病気にはなった事がないので、偉そうなことは言えませんが、大病をした方の心細さや孤独は計り知れないものがあるとおもいます。そんな中での病院の対応の悪さは釘を刺されるような辛さがあるかと思います。現在回復されて、更にこれからも元気になろうとしている姿は色んな方の励みになると思います。捨てる神あれば拾う神ありで阪大病院のお医者さんが言う様に、これからも、一生懸命にに生きていってください。タマのブログも続けてくださいね。
返信する
Unknown (タマ)
2017-01-30 07:58:53
ケイコ様
励ましのコメントありがとうございました。嬉しく読ませていただきました。
返信する

コメントを投稿