タマのブログ

70過ぎのシングル女性の日々

寒い日のモモちゃん

2015年01月30日 | 

もうすぐ立春ですが、未だ未だ寒い毎日です。今日は東京方面は雪が沢山降って、大変なようです。私の住んでいる里は、何とか降雪は免れていますが、それでも寒くて、冷たい毎日で、温かい部屋で過ごしています。

皆さんは如何お過ごしでしょうか

外の猫達も食欲が無くて、寒くて困っているようですが、沢山の外猫全ての面倒を見る事は出来ませんが、私の家の番犬(ではなくて番猫)のモモちゃんは、お泊まりを繰り返し、寒い日は二階に上がってきます。テレビのある居間のような部屋はエアコンや石油ファンヒーターで温かいので、恐る恐る部屋に入ってきます。昨夜は、いつの間にか部屋に入ってきて、ソファの上のクッションのような物(此処は一番温かくて寝心地のよい場所)の上で寝ていました。此処は何時もチビコが独占していたのですが、大きなモモが乗っていたので、チビコも困っていました。

  

その内にチビコが追い出されて、モモは熟睡です。

  

一昨日は、チビコもモモも居なくて、タマだけでした。タマはこのクッションの上に早速乗っていました。

一昨日も寒かったのですが、チビコは元気一杯で外に出て、帰ってきませんでした。外泊したのです。心配はしましたが、タマがのびのびとしているので、それも良いかと思っていたら、朝慌てて入ってきて、午前中温かい部屋で、爆睡していました。

寒さももう暫くだと思います。皆様どうかお風邪を引かれませんように温かくしてお過ごし下さいね。

 


大寒

2015年01月21日 | 

寒い日が続き、大寒と言っても恐れないぞと思っていたら、比較的暖かい日でした。今日も風が穏やかなので、外に出て花壇の冬の草を10個程除草しました。

昨年から実を付ける様になった『安政柑』が、今年は6個も実をつけています。大きな蜜柑で、直径15cm位です。そろそろ収穫時かなと思ったら、氷のように冷たい風に当たるところは。凍ってしまっていました。

   

クエン酸の酸っぱさが苦手な我が家では、誰も食べられないので、ご近所の方に差し上げようと思っています。

チビコとタマの日常を報告させて頂きます。

チビコはかなり大きくなりましたが、未だ悪戯盛りのやんちゃです。タマが寝ていると、タマに馬乗りになって、タマを強く噛みます。それが痛いので、タマは嫌がって逃げます。多分「甘噛み」と言われるものだと思いますが。お母さんになった事がないタマは、見守る事だけです。チビコが外に出て居ないと、玄関や裏の入り口に、チビコを探しに行きます。チビコが庭を喜んで走り回って、中々家に入ってこないと、こわごわタマも外に出ます。私はチビコを捕まえて、『タマが心配しているじゃないの!」とチビコを叱ります。[分かってないと思いますが]

押し入れの襖を二匹でこんなにビリビリに破りました。未だ押し入れの上の段に乗れないチビコから、タマは逃げている景色です。

  

春は、もうそこまで来ています。寒さに負けないで頑張って下さいね。

 


阪神淡路大震災から20年

2015年01月17日 | その他

20年前の1月17日から、もう20年も経ったのですね。私は、生まれて初めての大きな恐怖と不安と戸惑いの1日でした。皆様は如何お過ごしでしたでしょうか

私は、淀川を渡った所に在る大阪市内の11階建てのマンションの7階に、一人で住んでいました。激しい衝撃は、最初何が起こったのか分からなかったのですが、ガタ・ガタ・ガタと言う激しい揺れに、これは地震だなと気がつきました。未だ寒い季節だったので、大きなお布団を掛けて寝ていました。お布団の上に、横の本棚の上に置いてあった人形のケースが、次々と落ちてきて、お布団の上は、割れたガラスで一杯になりました。揺れが治まったのを待ち構えて、そっとお布団をめくって、起きてみました。食器棚からは食器が、台所のテーブルの上にあった物は全て、床に落ちていました。直ぐラジオを掛けたのですが、大きな地震だと放送していたのですが、[高速道路が倒れた]と言っていましたが、何の事か分からなかったのです。

外に出ようと、玄関に行くと、出られないのです。ドアの前に置いて在る靴箱が倒れて廊下を塞いでいたのです。これは大変と倒れた靴箱をくぐり抜けて、外に出て、お隣の小父さんに靴箱を起こして頂きました。何時でも外に出られる事を確かめて、[さてーどうするかと思った時、揺れ戻しのかなり強い地震が有りました。その内に、お友達と、直ぐ上の姉から電話がありました。「無事だった」という確認の電話でした。その電話の嬉しかった事は、忘れられない事です。自分の事で精一杯だった自身を反省しました。

お電話下さった親友の一人は、神戸の方で「一人だと心細いでしょう。私の家にいらっしゃい。一緒に過ごそう」なんて言って下さった優しい友は、それどころではなかったのです。

尼崎に住んでいた姉(次女)は、家が潰れるかと思った。(もう駄目かと)大きな家で、屋根の瓦が殆ど落ちたそうです。実家の姉(長女)は、「屋根の瓦がみんな落ちてしまった。もう知らん。」と言っていました。二人の姉の家は、瓦がみんな落ちてしまったなんて運命の不思議を感じる事でした。

そうこうしている内に電気が消えてしまい(勿論ガスも出なくなっていました)、まだ暗い中で、暖房も無く、寒くてどうしようかと思ったのですが、ガラス片だらけの布団を持ち上げて、明るくなるまで布団に潜っていました。水道と電話が通じていた事は嬉しい事でした。

午前中に電気が回復し、テレビで地震の全貌が徐々に明らかになり、神戸に住んで居られる知人や友人をお尋ねしました。職場には、その日は休んで(午前中は、阪急電車の淀川鉄橋が壊れて電車も動かなかったのです)、次の日に出勤しました。

私の1.17は、こんな事でしたが、掛け替えのない家族や大切な人を失われた多くの皆様の心は、20年経った今も決して、忘れる(癒される)ものでは無いでしょう。人生は辛く、悲しい事が多いですが、突然の事で、蘇る事がない命に向き合うこと程、辛い事はないでしょう。

どうかお元気で、命が終わるまで、大事な人の所に行く日まで、頑張って生きて下さいね。

阪神淡路大震災で、亡くなられた多くの御霊に、心からご冥福をお祈り致します。

[安らかにお眠り下さい]

 


蝋梅

2015年01月14日 | 

寒に入って、余計に寒い日が続くように思えますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

冬来たりなば春遠からじ』と申しますが、この言葉は、イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」の一節「If winter comes, can spring be far behind?]であると知りました。

この寒さでは、何時春が来るのかと思いがちですが、自然は着実に春に向かって始動しています。

黄色の蝋梅は、梅の中でも春一番に咲く花です。芳しい香りを(winter sweetと呼ばれています)お届け出来ないのは、残念ですが、春の到来を心待ちにして下さい。

一番早く咲く花は、黄色い花だと何時か訊いたことがあります。

  

この蝋梅はご近所の庭に咲いていたのですが、私の庭は枯れ野で寂しい限りです。暮れに植えたパンジーを見て下さい。暖かくなるともっと賑やかに育つことでしょう。

 


STAP細胞騒ぎ終結

2015年01月08日 | その他

先日テレビで、『STAP細胞』について、理研調査委員会の会見が行われました。

『STAP細胞』騒ぎは、どうして起こったのでしょうか?何はともあれ、世界に冠たる学術誌”Nature"に掲載されたことに依る所が大きいと思います。

この騒ぎが起こった最初の段階で、私は、ラジオで東北大学の分子生物学の女性の教授(名前は忘れました)が、「これがES細胞であったら、納得出来るのですが・・・」と言って居られたのを覚えています。

マウスの体細胞を弱酸性の溶液に浸しただけで、万能細胞が出来るなんて、驚くべき簡単な事に目から鱗かと驚き、多くのその方面の研究者は、慌てて追試をされたと思われます。それでも誰も追試出来なかった段階で、理研は、若い研究者とも言えない女性に対する疑問を持つべきだったのではないでしょうか?

優秀で、研究経験も豊富な笹井先生も、山梨大学の若山先生も、「ドキッ」とされなかったのでしょうか?そんなにその女性研究者を信頼された根拠は、何処にあるのでしょうか?

何時かの会見で、笹井先生は「文章の英語に、手を加えただけ」と言われましたが、そんなことで責任を果たせたと思って居られたのでしょうか?勿論自分の中の自己矛盾に気付かれて、死を選ばなければならなかった結果は、余りに残念で、勿体ないことです。

私が阪大病院の診察に行った日、私の担当の先生が何だか元気がなかったので、「どうされたのですか?」とお聞きすると、「理研の笹井先生が亡くなったのです。惜しいことをしました」と言われました。こんなに外部の方にも惜しまれる死は、どうして防げなかったのでしょう。

唯、若い女性に心を寄せる孤独な研究者や大学教授が多く居られる事は、否めない事実です。そんなことで、優秀な研究者や、理研という日本を代表する研究機関が傷ついたこと、世界に日本の研究の恥を晒したこと、この罪は大きいと思います。

研究者は、肝に銘じて、この事件を忘れないようにして下さい。


宮尾登美子さんを悼む

2015年01月08日 | 読書

今年の冬は、例年になく、寒くて、冷たい日が続きます。私の大好きな女流作家《宮尾登美子》さんが、昨年暮れに亡くなっていたとお聞きしました。

老衰の為とは言え、残念な気がしてなりません。思えば沢山の作品を残しての旅立ちであったかと思います。厳しい運命に翻弄されて、気丈に生きた女性を描かれれた第一人者ではなかったでしょうか?作品を読んで、女性として何度も勇気づけられた気が致しました。『有り難うございました。ご冥福を心からお祈り申し上げます。』

色々な作品を辿っていきますと、映画にもテレビ映画にもなった「陽気楼」で、宮尾登美子さんを知ったのですが、「一絃の琴」や「櫂」は、直ぐに読みまし。宮尾さんの文章は、流れるように綺麗で、快い読み心地なのです。

最も心に深く残る作品(殆どが印象的なのですが)は、「朱夏」、「きのね」そして「序の舞」です。朱夏は中国で終戦を迎えられ、日本に、命からがらお帰りになったご自身の体験を書かれたものです。彼女が「これを書き残しておかなければならない」と作家になられたそうです。

柝の音は、市川海老蔵さん(この方のお爺さん)の奥さんの話で、何時か檀ふみさんが「一度だけ楽屋で、お見かけしたことがあります。梨園の方とは思えない目立たない、質素な服装をされた方でした」と仰っていたことがありました。

序の舞は、息子さん(上村松篁)や孫さん(上村敦之)と言った素晴らしい日本画家の絵を拝見する度に、上村松園さんの生涯を思い出さずには居られません。

「天璋院篤姫」は、NHKの大河ドラマになり、皆様の注目を集める作品となりましたね。

多くの作品の中で、未だ読んでいないものがあり、本屋さんに行って探そう(多分探さなくても沢山の作品が並んでいることでしょう)と思っています。

もう一つ、何度も読んだり、映画やテレビを見て、感動した作品が有ります。それは『蔵』です。新潟の造り酒屋に産まれ、目を患った利発なお嬢さんが、見事に造り酒屋を継がれる話です。テレビでは、松たか子さんが演じられたと思います。新潟は、美味しいお米が穫れ、日本列島の高い山脈の伏流水が湧き出て、多くのミネラルを含んだ綺麗な水に、恵まれた有数の美味しい日本酒の産地です。

関西では、六甲山の伏流水と、播州の美味しいお米で、灘に有名な酒蔵が沢山有ります。(関西の宣伝)

宮尾登美子さんファンが多いことと思います。拙い文章でご免なさい。

 

 


柑橘類 [文旦]

2015年01月04日 | 

7~8年前から色々な柑橘類の苗を買って庭に植えました。それらの苗は、次々と実を付ける様になりました。

名前を大体は,覚えていたのですが、一つどうしても分からない木がありました。2~3年前から4~5個の実をつけています。名前は何だったかと色々な方にお聞きしても分からなかったのです。収穫して、切ってみても酸っぱくて、美味しいとは言えない物でした。収穫期も良く分からず、放置しているのですが、何時かテレビで、珍しい[じゃばら]という柑橘類が、今ブームになっていると紹介していました。写真を見るとよく似ているので、写真を撮って、和歌山県の北山村に送って尋ねてみました。

大変親切な方で、これは、じゃばらではなくて、[文旦]ではないかとアドバイスして頂きました。インターネットで文旦を調べてみると、当にその特徴を持った物でした。じゃばらは、歴史が有り、色々な物に使われ、その生産は大規模に行われているようです。ジュースも加工品も一度手に入れてみたいなと思わせるものでした。

さて、その我が家の柑橘類は、背丈が1メートル程の木で、秋から冬にかけて黄色い実をつけています。もう少ししたら収穫してみようと思っています。果肉は白いジューシーなものですが、酸っぱいのが嫌いな我が家では、どうして頂こうかと思っています。

   

酸っぱくても良いと言われる方があれば、お送りしますよ。遠慮無くコメントに書いて下さい。もう一つ「安政柑」という大きな蜜柑が沢山成っています。収穫期が来ればまた紹介します。


お泊まり

2015年01月02日 | 

厳しい寒さの続くこの頃、我が家では、お外の猫が家の中に入ってお泊まりすることが流行しています。美味しい食事も嬉しいですが、温かいことは何よりのご馳走と思われます。お外の猫はどうして過ごしているのか心配していますが、何とか寒い風が当たらない所を見つけて寝ているのだと思いますが、モモちゃんは私の家にお泊まりをしています。お初は母屋の居間に入って、手足を伸ばして眠っていました。

モモちゃんについては、3匹の兄弟の一匹で、私の家に初めて来た時は、頭や背中に血が滲むような傷をして痩せていました。余り可愛そうなので、ピンクの首輪を付けてやり、モモと名付けました。「これからは、喧嘩をしに行かなくて良いのよ。此処に居れば、ご飯は上げるからね」と言うと、言葉が通じたのでしょうか。ずっと私の家の周りを離れなくて、「モモちゃん」と呼ぶと誰よりも速くやってくるようになりました。何時か黒い猫の毛並みがピカッと光るような綺麗な色になりました。雄なので凛々しい顔をして居るでしょう。

  

台風が来た日、餌を食べるとお外に行かなくなり、二階に上ってきました。「二階にお泊まりする」と言って泊まらせたのですが、朝になると、大きなお土産をタオルの上にしていました。これはトイレを用意しなくては泊まらせることが出来ないなと、今度はトイレを設置しました。

先日の寒い日、二階に上がってきたモモをタマは大変嫌がったのですが、チビコの相手に(チビコがタマを攻撃して、タマは大変嫌がってストレスが大きいのです。)何せお婆さんですから(10歳)。

  

大晦日の夜やって来たモモは、寒かったのでしょう。居間に入り、押し入れの中に入り寝てしまいました。

  

真っ黒で愛想がないのですが、優しく温和しい猫です。チビコは暴れるだけ暴れ、昨夜も目が覚める位、激しく遊び回っていました。子供だからでしょうか、こんな厚かましく、行儀の悪い猫初めてです。

新年早々黒猫の話でご免なさい。

そんな訳で、猫の世話で忙しくしています。

 

 

 


新年明けましておめでとうございます

2015年01月01日 | その他

タマのブログファンの皆様、明けましておめでとうございます。風は冷たいですが、穏やかな太陽に恵まれて、良い元日を迎える事が出来ましたね。

昨年は拙いブログを覗いて頂いて、有り難うございました。今年も頑張りますので、どうか宜しくお願い致します。

皆様如何お過ごしですか?我が家では、お雑煮を頂いて、寝正月です。タマもチビコも少し贅沢で、美味しいお正月料理を頂いています。タマは温和しいのですが、チビコは蒲鉾や鯛の子をがつがつと食べています。どうしたらタマのように温和しく、行儀良く育つのか、悩んでいるところです。

私は、マラソンを見るのが大好きなので、お正月は、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝と見るのが楽しみです。

幼い時はお正月は楽しみで仕方がなかったですが、年を重ねると邪魔くさいような気がしています。特に家族がないというのは気楽でよいのですが、張り合いもなく、自分の時間を満喫することにしています。今年の予定を立てたりしています。

唯元気で過ごせることを祈り、近所の氏神さんにお参りしてきました。