へーちょうなんだ。

ときどき書きます。
4コマ漫画「こねことへんないきもの」略して「こねへん」れんさいちゅう。

胸の膨らみについて。

2012-06-17 04:21:46 | にっき
 今日は胸の膨らみについて書こうと思う。
 胸の膨らみというのはつまり「胸の膨らみ」のことである、なんて謎のようなことを言ってみたが、これはつまり「胸の膨らみ」とは例えば「おっぱい」とか「乳房」といった具体的名称とは違う、ある種の間接話法による抽象技法である、ということである。
 ということである、といってもやはりよくわからない。何を隠そう書いている僕もよくわかっていない。
 それならなんで「胸の膨らみについて書こうと」思ったのか、と疑問を抱くのは当然のことである。疑問を抱かなかったあなたは反省してほしいのである。
 そもそも「胸の膨らみ」というのは主に女性の胸部が「何か」によって盛り上がり膨らんでいる様である。「何か」といえばそれはもうたいていはある一つの存在、「双丘」とか「たわわに実った例のアレ」とか、もっと具体的には先述の「おっぱい」とか「乳房」とかいったいわゆるあれである。
 いわゆるあれではあるのだが、しかしそれはあくまで間接的に示されるにすぎないのである。「胸の膨らみ」はたいていは衣服の下にあって、実際に確認してみるまでそれがなんであるかは闇の中あるいはブラの中なのである。もしかしたらブラはつけてないかもしれないのである。代わりに甲冑でもつけてるかもしれないのである。膨らんでいるのは甲冑のせいかもしれないのである。衣服の下に甲冑を着込んでいるなんてそいつは多分暗殺者か何かなのである。命の危険が危ないのである。
 つまり「胸の膨らみ」の向こうは開けてみるまでは窺い知れない、いわばシュレディンガーのおっぱいなのである。
 聡明な読者諸賢ならおわかりかもしれない。
 そう、「シュレディンガーのおっぱい」って言いたかっただけなのである。といったところで唐突に終わる。

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