へーちょうなんだ。

ときどき書きます。
4コマ漫画「こねことへんないきもの」略して「こねへん」れんさいちゅう。

なべ。

2012-02-03 19:41:55 | にっき
今お茶の間で大人気の芦田愛菜ちゃん(関係ないけど彼女はたぶん改造人間か黒の組織に薬で小さくされた元大女優だと思う)がCMをやってるカゴメトマト鍋の素を買った。
これが開ける時にすごい跳ねるんである。どれくらい跳ねるって今のところ二袋開けて二袋とも跳ねて全身返り血みたいになった。ちょっと言いすぎた。袖口がちょっと汚れたくらいである。それでも二袋中二袋跳ねたのだから百発百中である。全球柵越えである。ラミレスもびっくりなんである(ベイスターズへようこそ!)。
思えば鍋の素系のああいうビニール的な容器ってやつはいつも跳ねる気がする。キムチ鍋の素とか跳ねるとすごく悲しい気持ちになる。楽しく鍋をつついていても袖口の赤い汚れを見るたびに少ししょんぼりしてしまう。
日本国民は鍋好きである。冬ともなると毎日鍋という人も少なくない。ということは少なく見積もっても冬には毎日五千万の袖口が鍋の素で汚れてしまっている計算になる。たぶん。
この問題は日本国総力をあげて可及的速やかに解決されるべきだと思う。
具体的には日本の全世帯に鍋の素開ける専属のメイドさんを配属するのである。手始めに僕の家だけでもいい。ていうか僕の家だけでいい。とりあえずメイドさんを配属する。
それで鍋の素を開けてもらう。開けてもらう鍋の素は、そうですね・・・博多水炊き白濁スープとかいいんじゃないでしょうか。
しかもなるべく跳ねるような感じで開けてもらう。ハサミできれいに開けるとかそういうのはノーサンキューなんである。
こうすることによりその後の鍋も楽しい気持ちで食べられるということになって日本に幸せが訪れたので唐突に終わる。

「ソードアート・オンライン」読んだ。

2012-02-03 18:29:51 | にっき
いやー、よかったよかった。面白かったです。
いえね、展開自体はすごくクサくて安っぽいんですよ。
あらすじを簡単に説明すると、時は近未来、脳にインターフェースを接続して現実同様に楽しめるMMORPGが登場して、登場したはいいんだけどそのゲームはクリアするまでログアウトできない上にゲーム内で死ぬと本当に死ぬっていうこわいやつで、主人公はそのゲーム内で最強の剣士で、それに同じく最強クラスの剣士である美少女が惚れるっていうね。
中学生の妄想かよ!っていう。俺の中学生の頃の妄想かよ!っていうね。勝手に俺の黒歴史ノート見るんじゃねえよ!っていうね。
でもね、それがすごくいいんですよ。ほんとすごくいい。
読んでて正直笑っちゃうんですよ。「あー、そうそうこういう展開妄想するよねー」みたいな。
だがそれがいい。大山ハンバーグランチに対した時の井之頭五郎さんなら「そうそう、こういうのでいいんだよこういうので」って言うような。
カロリーがどうした脂質がなんだつって長らく食べてなかったペヤングソース焼きそばを久しぶりに食べた時みたいな。
インテリぶって気取った文芸映画ばっか観てたけど、たまたま日曜洋画劇場でやってた「コマンドー」観たらちょうおもしろかった!みたいな。
「これだよこれ!」みたいなのなんですよ。
読後、「俺はこれが読みたかったんだ!」って思いましたね。決して深い感動とか人生とはなんぞやという問いに対する答えとか人類に差し迫る喫緊の課題に対する問題意識とかそういうのは別に皆無でしたけど、そうじゃなくてね。
伝わるかな。伝わってほしいですね。

余談ですけど、この「ソードアート・オンライン」が受賞した電撃ゲーム小説大賞の第一回の金賞をとったのが高畑京一郎の「クリス・クロス」で、これも現実のような臨場感を持ったゲーム内で云々ってお話で、そういう意味で「ソードアート・オンライン」は電撃のゲーム小説という流れの正統継承者でありユリア・・・!って感じですね。おわり。