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韓国ドラマ 「ボイス2、3」が難解で残酷すぎて、私の頭で理解できたか不明 の巻

2020年08月26日 17時20分31秒 | 韓国ドラマの話
ボイス3s韓国ドラマ.jpg

「ボイス」はチャン・ヒョク、イ・ハナ主演で面白く見た。
が!
続きがあった。3があるなら2はまとめて、「ボイス3」を録画しきってから見るべき!
と思い、その準備が整って実行にうつした。
しかし、これが思いのほか難解で「わけわからん」の世界で、万が一にも4が作られたら、本当にさっぱりわからないだろう、と思い、ここにがっちりネタバレ(ことの真相、登場人物の結末を明記)して、後の自分の助けにしたい、と思った次第。
※ネタバレしまくっています。見てない方、ご注意を!!※
腕利きの刑事ジニョク(チャン・ヒョク)は、3年前のある夜、突然の悲劇に襲われる。妻が何者かに惨殺されたのだ。 まもなく有力な容疑者が逮捕されるが、通報を受けた警察官のカン・グォンジュ(イ・ハナ)は法廷で犯人の声と違うと証言。ジニョクは激怒。 ――3年後、グォンジュはアメリカ留学から帰国し、ジニョクのいるソンウン地方警察庁の112通報センター長に就任。ジニョクは喰ってかかるが、そのとき、殺されそうだと助けを求める女性から通報が入る。ジニョクが現場に向かい、聞こえないはずの音が聞こえるというグォンジュの言葉に従って無事に女性を救出。 ジニョクはグォンジュを信じきれないが、グォンジュの力は確かに人々を救うことに。 そして、グォンジュの父もまた3年前の事件で命を落としていたことを知る。 ふたりは真犯人を突き止めるため捜査を進めるが……。KNTVさんのあらすじ引用
という感じで、この「ボイス」シリーズの肝は、なんといってもグォンジュ(イ・ハナ)の『人並み外れた耳の良さ』なのだ。

そんなこんなで最終的にはラスボス(サイコパス)であるモ・テグ(キム・ジェウク)を逮捕に至る。(モ・テグは御曹司だが、見捨てられる形で精神病院に収監。たぶん死んだ、と思われる)
そしてそれぞれがそれぞれの結末を迎えるに至った。

ジニョク(チャン・ヒョク)は息子と渡米。(主役交代。それでも2で写真やメールの形で登場し、“どこかにいる”形をとっている)

オ・ヒョノ(イェソン)ハッカー。こちらも日本留学という形で交代。新たに2,3で活躍するハッカー情報分析担当はチン・ソユル(キム・ウソク)。センターのマンネ(末っ子の意味)をうまく演じていた。

シム・デシク(ペク・ソンヒョン)は意識が戻った、とグォンジュ(イ・ハナ)のモノローグで語られ、退場。正直ここらへんから記憶が曖昧になってくる…(^_^;)

「ボイス2」

さて、1で対立関係にあった強力班係長チャン・ギョンハクは、ジニョク(チャン・ヒョク)に代わってチーム長になり、パク刑事、ク刑事はそのまま、より強い絆で112通報センター(通称:ゴールデンタイムチーム)で勤務。
頼れる女性隊員パク・ウンス(ソン・ウンソ演ず、警察という男性社会でグォンジュをさりげなく支える存在。語学堪能)とチン・ソユル(キム・ウソク)がセンターで常に待機し、現場の刑事チームと連携して事件を解決していく…という流れ。
ゴールデンタイムチームは1での成果が評価され、実験としてソンウン庁からプンサン庁へ舞台を移し、新たな警察庁の面々と合流する。
新たな登場人物はナ・ホンス係長、ヤン・チュンビョン刑事。しかし、いきなりチャンチーム長が残酷な罠にはまり死亡!
そこへ登場したのが見るからに問題ありそうなト・ガンウ刑事(イ・ジヌク演ず、新チーム長に就任)だった。
ナ係長はト・ガンウ刑事を快く思っていない。 その理由が衝撃。
なんと!ト・ガンウ刑事は3年前に相棒であり、ナ・ホンス係長の異母弟ナ・ヒョンジュン刑事を失い、その死に方(ガンウの目の前で腕を木鋏で切られ、ガンウ自身は薬を打たれて朦朧とし、何もできなかった。しかも後に証拠品である木鋏がなくなった)から殺人の罪を疑われ、証拠不十分で休職している、という“尋常じゃない訳アリ”刑事だったのだ。
2で明らかになったのは、ガンウは犯人のプロファイリング能力が高いこと。
一方で向精神薬を常用していることだ。
そして、新たな強迫性のサイコパス(海洋派出所勤務で死んだ母親…“つまり死体”と暮らしている)パン・ジェス(クォン・ユル)が登場し、人の「憎悪」を利用して殺人教唆を繰り返す ーーという展開。

パンは様々な事件に関与し、ガンウに執着した。パンが実行犯とやり取りするうえで共通するのが昆虫の名である、というところまで突き止めるが、グォンジュ(ガンウを理解しようと努めている)とガンウの離間策として、ガンウが3年前の証拠品である木鋏を盗む映像がグォンジュの携帯に送られてくる。
そして27年前(1999年6月)の事件
日本、大阪のコリアタウンで6歳の藤山美保という少女が耳を切断され、井戸に遺体を遺棄された。その犯人は在日同胞のタクシー運転手 松田太志で、彼は長男の難病を言い訳にして一時出獄し、逃走を図り射殺された。長男は死亡。後に藤山美保の遺体損壊に次男が関わっていることがわかり、この次男がガンウではないか、というネット記事
がゴールデンタイムチームに知られることとなり、センター長であるグォンジュのガンウへの信頼が大きく揺らいだ。
次男の名前が康祐(コウスケ)=ガンウ と読めると精神科ソン博士に言われ、犯人もその名をしばしばつぶやくので、視聴するこちらも暗~い気持ち。ガンウ自身もPTSDから、当時の記憶がかなり曖昧。
母と二人で様々な差別を受けたせいで、精神的に追い詰められて悪夢の日々。
(向精神薬の服用量も増えていく)
それらの軋轢の中、ナ係長の弟、ナ・ヒョンジュンがガンウの対人恐怖症を治す存在になってくれたこと、木鋏はガンウが一人で解決しようと暴走して持ち出したこと、などが本人の口からグォンジュに語られた。

そしてナ係長(拉致されてピンチ!)の内縁の妻が真犯人に関する重要な情報をグォンジュに!
ヒョンジュンが警察に入りたてのころ、家庭内暴力を受けた高校生を連れて「保護してほしい」と兄を訪ねたこと。
高校生は大きな蜘蛛を虫かごに入れていたこと。結果、高校生(彼がサイコパスのパン・ジェス!)の母は逮捕されたが、パンと母は相互執着(パン・ジェスは母親が強姦されて生まれた子で、息子へのゆがんだ愛が顕著)していたため、逆にヒョンジュンと警察(母に乱暴した犯人も執行猶予)を恨んでいたのだ。

パンは数年前に死んだ母親の遺体に話しかけ、まるで生きているかのように接して共に生活していた。 さらにパンは警察、ゴールデンタイムチームすべてのやり取りを盗聴。
ガンウの過去も調べ、自分より不幸な境遇にいながら警察官になったガンウに嫉妬し、執着していたのだ。

パンは逮捕されながらも、最後の罠をガンウに仕掛ける。 「大切なものを失えばおまえの記憶も戻るんじゃないか?」 パンはドリームアパートにグォンジュをおびき寄せ、大規模な爆発テロを起こした ーー。

「ボイス3」

「2」から8か月後。
ナ係長の、ガンウへの誤解は解けた。しかしガンウは行方不明。
グォンジュは幸いにもアパートに駆け付けた救助隊員によって命拾い。
チン・ソユルの手(パンの仕業で切られた指の行方にやきもき)も、接合手術成功。
そのチン・ソユルの従妹が日本で事件に巻き込まれたことから「3」が始まる。
そして視聴者の誰もが感じるであろう、違和感のある日本の風景、片言の日本語のオンパレード。(私は日本のサカライという刑事が結構頑張ってる、と感じたw)

一方で金木ユキコという日本の画家がワイヤーで斬殺され、そこにガンウの身分証があったことから日本に赴いたメンバーは、8か月も失踪していたガンウに遭遇することに。
リハビリとガンウの捜索をずっと続けてきたグォンジュは喜ぶが、そっけないガンウ。
実はガンウは「2」のテロ事件の後、パン・ジェスの更なる黒幕を捜査。彼が関わる闇サイトを追って日本に密航していた。そこで疑惑の女(ユキコ?)が通うホストクラブで知之(闇サイトのブローカー、猟奇殺人の戦利品の売買をしているらしい)に聞き込みをした後、拉致され一週間の記憶がない。覚えのないところで目覚め、体にリンチの痕、手首に『覚めた』と刺青を入れられていた。
グォンジュの申し立てにより、証拠不十分で釈放されたガンウ。しかしガンウの病気は進行し、ブラックアウト(反射性無酸素発作症)を度々起こす。
今にも「悪」の側に取り込まれそうなガンウ。グォンジュも事故の後遺症で耳鳴りと、長年のストレスで危険な状態。
そんななかで、一か月限定でガンウはゴールデンタイムチームに復帰する。(←大丈夫か?と誰もが思ってしまう展開だが、主人公なので…w)

わかってきたのは ・ワイヤーシュンと呼ばれる殺人鬼がいること。

・在日の藤山コウイチ(暴力団組員)が藤山美保の実兄であること。

・コウイチは調書で複数回「妹を殺した犯人はコウスケ」であると証言していること。

・コウイチの叔父が悪魔の弁護士と呼ばれた藤山三郎であること。

・ファーブルオークションという特別な人しか会員になれない闇サイトがあること。

・闇オークションで猟奇殺人の戦利品が売買されていること。(髪、手首、耳など)

・オ・ピルスという財閥会長がパンの出身校テアンや違法薬物売買のクラブに出資していること。

・テアンはパンのようなドロップアウトした人間を洗脳し、アップローダーに育てる学校だったこと。

・闇オークションの戦利品受け渡しに金木ユキコの絵画が利用されていたこと。

【ここからいよいよ私の頭の理解度が落ちてくる(間違っていたらごめんなさい)】 パン・ジェスは“ドクターファーブル”という闇サイトを運営。“埋葬虫”と呼ばれる弁護士コ・スヨンの手引きで脱獄。
しかしワイヤーシュン(藤山コウイチ?)により、パンは崖から「コウスケ」と叫びながら転落(たぶん死んでない)。
藤山コウイチはその後、首つり遺体で発見され、毒による死だと判明。

さらに! 「2」のラストで、ドリームアパートのテロを眺めていた二人の男がおり、一人は金木正幸(パク・ビョンウン演ず。金木ユキコの夫、人権活動家で大学教授)であったことがわかる。(もう一人は藤山三郎?でも「3」では死亡記事があったよね??) (中略)
いろいろあって、ここで猟奇殺人者(ワイヤーシュン)が複数人いて、そのメンバーが<藤山コウイチ、藤山三郎、金木正幸、チョン・チャンス(在日で日本の警視庁公安にいたが適合できず離職し、金木の右腕となる)>の4名では?という展開に。
ダークウェブで切断した人体のはく製が売買されていることをつかんだガンウだが、警察内部の不信感を拭えず、自ら辞職。
オ・ピルスが闇オークションでナ・ヒョンジュン刑事の手首のはく製をお守りのように持っていることがわかり、逆上したナ係長が深追い。
拉致され、チョン・チャンスによって無残な死を遂げる。(ここでガンウに「一人でたたかって可哀想に。事件が解決したら静かなところで休め」と慰めの言葉を残したのが救い)

独自捜査でパン・ジェスの通っていたテアン学校の日本人教師が金木正幸、という事実も浮上。(パンと金木のつながり判明)ガンウは金木正幸を怪しみ、チョン・チャンスを拷問。
金木が日本人ではなく、養子だと知る。(チョン・チャンスはこの後、金木により斬殺される) ガンウは金木の義父に「あなたの娘を殺したのはあなたの婿。証拠もある」と連絡。
義父は即、金木正幸に連絡するが、同行した秘書ともどもアトリエ(?)で殺されることに。(義父は生きてたのかな?とにかくひん死状態で監禁される)

一方、ゴールデンタイムチームも金木正幸について調べ、良家の子息であるにもかかわらず、アルバイトを掛け持ちして教職に留まり人権運動家として人気を得た人物であることに不信感を抱く。(言動も目つきも明らかに不審)
そして金木家は裕福だったことから家政婦がいたはず、とにらんだとグォンジュは正幸が金木家の長男の死後養子となり少年時代から星模様の箱(パンもこの箱でコレクションしてた)に動物の耳を入れていたと知る。(この家政婦への聞き込みはガンウも同席)

さらにその子の元々の名が「ウ・ジョンウ」であると知り、ガンウは大ショック! 1991年の藤山事件の時見た書類に「長男ウ・ジョンウ」とあったのをグォンジュも思い出す。
子供のころの記憶の中で、遊びに来た美保の首を絞め、それを「喜んでいる」と言って弟ガンウに手伝わせ、少女の耳を切断したジョンウ。
妹を探しにきた藤山コウイチに見られ、傍らで見ていた父親は長男の異常性を確信する。
長男を殺して事件を闇に葬るつもりが、自分だけが死に、長男はより強い恨みを持ってモンスターになって生きていたのだ。(母は再婚してガンウと韓国へ…)

すべてを思い出したガンウは、実兄と対決(場所はガンウと母親が暮らしていた家 跡地)。←←端折りすぎ!

金木正幸の目的はグオンジュの耳。そして とにかく弟ガンウを悪の道に転ばせたい!
グォンジュが狙われ、化け物と化した兄・金木を殺すガンウ。
死に際に「殺してくれてありがとう」という金木。
狙撃隊はその直後に突入。ガンウは銃弾に倒れ、「3」の幕が閉じる ーー。
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ガンウ、救いがなさすぎ。
悲しい!
犯人側が迫力ないからガンウに結構感情移入して見てたのに、苦しいだけで終わってしまった…。
これを見ないと悲しすぎるよ…😭😭 ↓ ↓ ↓

https://youtu.be/YlS5LHwHU4M https://youtu.be/wyuMkbvDRGw https://youtu.be/ZNeqns0cgN4 https://youtu.be/225tuTKuyjk (「ボイス3」メイキング)

一応、万が一続編があった場合の補足。
グオンジュの耳は快方にむかった。
そしてパン・ジェスはやっぱり生きていた。
(ピアノを弾く女から銃を受け取り去った)

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