【有機農業を、生産から消費まで一貫して推進】
農林水産省の有機農業産地づくり推進事業「オーガニックビレッジ」の実施地区に、北海道として初めて指定された胆振地域にある安平（あびら）町を訪問しました。
地域ぐるみで有機農業の生産から学校給食等での利用などの消費まで、一貫して推進する安平町の取り組みを、中村守道議、工藤秀一安平町議、神山哲太郎苫小牧市議、東千吉むかわ町議とともに視察しました。
安平町では、令和4年に有機農業推進協議会 やJA、農業委員会、町、議会、土地改良区などで構成する「安平町農業再生協議会」を発足。有機農業の面積は着実に拡大し、有機農業に取り組む農業者数も増加していると、町産業振興課の上岡敦課長補佐は説明してくれました。
同町で20年以上にわたって、有機農業に取り組んできた「北海道有機農業協同組合」の小路健男組合長は、有機農業を通して、「環境に配慮した持続可能な農業を目指したい」と話されていました。
先の国会で成立した「改正食料・農業・農村基本法」に環境への負荷を低減する有機農業などの普及促進が盛り込まれました。環境に配慮した農業に積極的に取り組む農家を支援してまいります。
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