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以伸伝伸

以伸伝伸早慶戦~それぞれの人生~

飲み会と酒について

2014年02月06日 02時19分27秒 | めがね 日記
日記と、愚痴と、苦言。


今日はゼミの飲み会に行ってきた。


俺が入った頃、二年生の後期頃かな、先輩後輩の繋がりが希薄だったのを覚えている。会話もろくにせず、名前もお互いあやふやで、もちろん飲み会なんてものもなかった。
俺達はそれがつまらなかった。せっかく何年も一緒にやっていくんだから、もうちょっと楽しくやってもいいんじゃないの、と思った。
先生も非常にゆるい方で、発表もグダグダ。だったらもう、サークル感覚でいいじゃん。そう思ったのだ。

このゼミで一番大きなイベントは夏にある合宿だ。軽井沢にある保養所で二泊三日で勉強会などをする、というのが本来の形だ。実際、他の棟に行くと政治経済学部の奴らなんかは午前1時位までディベートなんかをしていた記憶がある。
ウチのゼミはそんなではなかった。それはもう酷い有様だった。勉強の時間は午前の2時間程度で、あとはテニスをしたり酒を飲んだりとやりたい放題だった。御年58の先生も卓球をやったりサッカーをやったりと、なんともまぁこのゼミにしてこのゼミ生ありというのも頷けたものだった。

ただこの合宿、ゼミが決定して1ヶ月位で挙行されるので、顔合わせも何もあったものではない状態でいきなりスタートする。
そんな状況で合宿に行くなんてのはかなり勇気のいる決断だ。
なぜかは忘れたが、それでも俺は行った。そこで、15人いるうちの5人の同期と出会った。

不思議なもので、卒業するまで結局この5人が、ゼミの中心的な存在として在り続けた。
合宿に来るなんてアクティブなウェイなんてのが相場だから、そりゃそうだろうと思うかもしれないが、以外にもクソオタクしかいなかったのだ。
その年から、合宿に来る奴はなんとなくゼミの中心人物、という風潮が出来上がった。

飲み会の話をしようと思ったのにだいぶ本筋からずれてる。
久々に自由に長文を打ったので興奮してるんだと思う。
普段は客先に送るメールとか、ツイッターくらいでしかキーボードを叩かなくなっちゃったからな・・・

閑話休題。
そんなわけで、合宿では当然先輩後輩との繋がりが強固になる。
そうすると、ゼミ全体の雰囲気として、合宿行った組と行ってない組でなんとなくグループが別れてしまう。
本当はこういうのも嫌だったんだけど、こればっかりは仕方がない。合宿と普段の授業じゃどうしても差が出てくる。

そんなわけで、今回の飲み会もだいたいそんな別れ方だった。
合宿行った組は自分含むOBから三年生まで。その他、四年生のグループ、三年生のグループ。以上3つ。

我々のグループは、よくも悪くも普通。三年生は大人しい性格の子たちが多かったので、まぁ、そんな感じで飲み会は進んだ。
が、四年生のグループ、これが俺の大嫌いなタイプの集団だった。
テニサーが多いせいか、いやテニサーというだけで変なステレオタイプを押し付けるわけではないが、とにかく乱暴な飲み方をする集団だった。
とにかく、飲ませる、コールを振る、日本酒をじゃんじゃか頼む、奇声を上げる、やりたい放題だった。

別にそれ自体が悪いわけじゃない。なんとなく俺が嫌いなだけで、ある程度のレベルであれば勝手にやってろと思える。
ただ後半から、立ち歩いてはこちらの席にぶっ倒れてくる奴が出始める。こうなるともう一気に不機嫌になってしまう。
一人の女が完全に潰れる。取り巻きの男たちは調子に乗って飲ませる。またこの女も強くて顔に出ないものだから飲む。熱燗を徳利で。

飲ませるのは、別にいい。いいが、飲ませる側の当人が何もしちゃいない。飲んでるわけでもなければ、飲ませっぱなしで介抱も何もしない。俺はこういう手合が一番嫌いだ。
毎回こういうことをやってるのか知らないが、こいつらの裏には最終的に介抱をしなければならないシラフの人間が必ずいることを分かっているのか。
そりゃ、介抱する側だってある意味、好きでやっているのだから、それ自体を厭うようなことは言わない。しかしこのぶっ倒れて顔面蒼白になってるこいつをこんなふうにした人間が、なぜ平気な顔をして酒をかっ喰らい、たばこをふかしているのか、全く疑問に思える。

そいつは遂にトイレから出てこなくなった。誰も気づきやしないので、仕方なく数人で扉の前まで行ってみるが、返事がない。
どうせ俺はOBだし、向こうもこちらの名前なんて知らないので、構わず10円玉で鍵を開け中に入るとそれはもう目を覆いたくなるような惨状だったワケですよダンナ。
これまた店員に見つかっちゃって、トイレ内の清掃を命じられこいつを一旦外に出せと言われる。全面的にこちらが悪いのでおとなしく従うわけです。
外に出したはいいけど今日はものすごく寒くてマイナス1度とかいう神奈川民には耐え難い寒さだった。
加えて泡を吹いてぶっ倒れてるコイツ。こいつをこんなにした当人は陽気に酒を飲んでいるのかと考えると頭が痛くなってくる。

本人はもう意識がないし、寒いし、泡吹いてるし、介抱できる人員ももういないので、とりあえずいろはす買って握らせて、安全体位取らせて、後輩にみはらせたまま救急車呼んで帰った。
あとで聞いたら、救急車沙汰になってるんでちょっとした騒ぎになったらしいし、加えて俺が救急車呼ぶだけ呼んどいてさっさと帰っちゃった(終電だから)ことを攻められたりしたんだけど、コトが起きてからじゃないと気づけないような飲み方を今までずっとしてたのかよお前らって感じですよ。
だって死ぬでしょ、あんなの放置してたら。泡吹いてんだよ。

こういう飲ませっぱなしの輩が一番腹に据えかねる。
俺はいわゆる飲みサーってやつの出身だけど、ここは確かに無理な飲み方はするが飲ませた奴は最後まで責任を取るし、介抱する側にも知識と態勢ができてる。
そういう素地がないところで、ああいう無理で乱暴な飲み方をする奴、飲ませ方をする奴が一番嫌いだ。

俺は酒自体あんまり好きじゃない。かといって飲み会が嫌いわけではない。飲み会は酒の力を借りて楽しく過ごすところだ。楽しく過ごすことは大好きなんだから、それを嫌いになるわけがない。
だのに、こういうことがあるともう本当に飲み会なんて二度と行くかって気持ちになってしまう。
というか、ゼミとしての飲み会はマジで二度と行かないことにした。

場を盛り上げない酒なら飲むな。自分だけ楽しくなりたいなら家でひっそり飲んでろ。
こういう飲み方のませ方をする奴が30過ぎたビジネスマンにもゴロゴロいる。
それで、救急車が呼ばれて初めてコトの重大さに気づく。まったくもってバカバカしい。

大学三年生にもなれば、飲み会なんて何度経験したか分かるようなもんだ。
それでアレなんだから、もう、酒を飲む資格は全くないし、乱暴な言い方をしてしまえば、そのまま死ねよって思う。

話を戻すが、結局ゼミの飲み会は最悪の雰囲気のまま幕を閉じたらしい、ということだ。
なんのために飲み会を開く?バカを一人病院送りにするため?シラフのヤツがゲロまみれになるため?店のグラスを割るため?
違うだろ。楽しく飲みたいんだろ。楽しませたいんだろ。バカかよてめえ。

ああいうのがいるから、飲食特に居酒屋はブラックなんだろうなとも思う。
ああいうのがそのうち、就職して子供を持っていくんだろうなとも思う。

ああいう奴らのせいで、俺は酒と酒の場が嫌いになっていく。

潔癖症なわけではない。
大学一年生から調子に乗って酒を飲むのも、まぁ少しぐらいって思うし、飲みサーでコールやら瓶ビール一気っつうのも、盛り上がるし戦後処理が出来れば別にいいじゃねーのと思う。
でも程度と限度がわかってないバカがいるせいで場はいくらでもぶち壊しになる。

明日になれば今日のことは忘れて、今日の会をぶっ壊した張本人たちはのうのうと新しい一日を迎え、またいつの日か酒を飲むのだろうと思うと苛立って仕方がない。

思うがままに打ち込んだ結果、攻撃性丸出しの記事になってしまったが、紛れも無い本心だ。

酒は手段であって目的ではない。
楽しい場を作るために、ひとりひとりが思いやりをもってお酒を楽しんでいけたらどんなに素敵なことか。
酒はある程度自制心をぶっ飛ばすのが目的ではあるけど、最後の理性を失うまで飲んじゃいけないし、飲ませてもいけない。
ストッパーが誰も居ないのであればその場の全員まとめて死んでしまえばいいんだ。(過激派)

早朝になると、都内のあちこちで革靴が片方脱げたまま、酔いつぶれて路上で寝ているサラリーマンを見かける。
あいつらが会社で仕事をして、世の中の誰かの為になって、給料をもらって、経済を回して。想像できない。信じられない。
理性のかけらもいな姿だ。みっともないったらありゃしない。
せめて、人間らしく。
見てるこっちも気分が悪くなるってもんだ。

残念ながら、会社にもそういう手合がいる。まったくもって残念だ。


俺は酒が飲めないので、自分がそうなることは、まず、ない。
だから、もしぶっ潰れた奴が出てきたら、自分でなんとかしてやらなきゃと思うし、そもそもそうなる前に止めてやるのが自分の役割だと思う。

今思えば、いくら関わり合いになりたくなかったとはいえ、一応同じ集団なのだし、今日の一件で事前に止められなかったのはまったくもって自分の不徳といたすところであったなと思う。
だからこれを反省にして、次の酒の席は楽しめるように努めていきたい。
これを読んでる人がいたら、まぁそういうこともあるんだなと思って、ちょっと気をつけてみて欲しい。


おわり。

一時間もノンストップでずーっと書いてたよ・・・こんなの久しぶりだ。
ブログ楽しいなこれ
一時間ノンストップでこの程度の分量かよってアレはアレですね