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日々の出来事を写真に残していきたいと思います。

ポリオのニュース関連

2011-11-02 21:03:14 | 新聞切り抜き WEBニュース

今年だったか 去年だったか 保育園を経営している友人との話で、園のHPの話になり、
私   「親御さん 楽しみでしょう。」
友人 「パソコンを持っている家庭ってそんなに多くないのよ。」
私   「新聞を取らないご家庭も増えてるよね。」
友人 「親子さんにポリオって何? 生ワクチンは危険で不活化のほうが安全。それをニュースとして知らせるのには テレビの報道や携帯ニュースがいいのよね。
   誰でも耳にするくらいのニュースにはならないの?」

この不景気で 高い保育料を払うのがやっというご家庭も多い。生活がいっぱいでニュースに目を向けるゆとりも無い。
わかっていても有料では厳しい家庭もあります。

その時も今も 何にもできない自分は 尻切れトンボの会話。 ずっともやもやした気持ちで今日に至っています。
将来、といっても そんなに長く待てない。 不活化を早急に輸入し、将来は無料で受けられることを望みます。

 

 

ポリオ感染、中国で確認=パキスタンから拡大の恐れ-WHO  時事ドットコム

【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は20日、小児まひを引き起こすポリオの感染が中国で見つかったと発表した。パキスタンでまん延しているウイルスと遺伝子が同じで、同国が感染源の可能性があると指摘。アジア各地にも広がるリスクが「高い」として警戒を呼び掛けている。
 ロイター通信によると、中国ではこれまでに子ども6人を含む計9人の感染例を確認。すべてのケースが新疆ウイグル自治区ホータンで見つかった。同国でのポリオ感染例は1999年以来という。(2011/09/21-07:17)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201109/2011092100084

 

ポリオ不活化ワクチン早期導入を 神奈川知事が国に要望     河北新報社    2011年11月02日水曜日

ポリオ(小児まひ)の予防接種で、現行の生ワクチンより安全性が高い不活化ワクチンの提供方針を決めている神奈川県の黒岩祐治知事が2日、厚生労働省に不活化ワクチンの早期導入や緊急輸入の特例承認を求める要望書を提出した。
 藤田一枝厚生労働政務官が対応。提出後に取材に応じた黒岩知事によると、厚労省側からは要望に前向きな発言はなかった。黒岩知事は「決断できないのは理解不能」と批判、県独自の提供を進める考えをあらためて示した。
 未承認の不活化ワクチンは国による健康被害の救済対象外で、小宮山洋子厚労相が「慎重にしてほしい。生ワクチンが危険と思われる」と批判している。 
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/2011110201000540.htm

 

 

ワクチン問題でモメるポリオ ここ10年で15人が罹患     ニュースポストセブン 2011.11.02 16:00

全国の乳幼児を抱える家庭で、ポリオ(※1)の「ワクチン・パニック」が起きていることをご存じだろうか。ほとんどの国が使用をやめた「生ワクチン」を、日本だけが集団接種し続けているため、なんと2割もの子供が接種を受けずに感染の危険に晒されているのである。

ジャーナリストから神奈川県知事に転身した黒岩祐治氏は、公然と国に反旗を翻し、神奈川だけの独自策を発表した。このケンカ、国を動かすことになるのか、それとも霞が関の力ずくの圧力に屈するか。黒岩氏が「国にケンカを売った理由」を説明する。

* * *
私は神奈川県独自にポリオの不活化ワクチンを輸入して、希望する県民に接種することを決めた。これに対し、小宮山洋子・厚生労働大臣が「予防接種行政上、好ましいことだとは思わない」と批判してきた。私は小宮山氏個人に悪い感情はないが、彼女が進めようとしている予防接種行政こそ、「国民にとって好ましくない」と申し上げたい。

日本は生ポリオワクチンの乳幼児への集団接種を実施している(※2)。生ワクチンは病原性を弱めたウィルスが入っているため、受けた人の中に稀にポリオに罹ってしまう人がいる。最近の10年間で15人が認定されており、100万人に約1.4人とされている。

一方、日本では未承認の不活化ワクチンは、殺したウィルスから作られているため、「ウィルスとしての働きはなく、ポリオと同様の症状が出る副反応はない」と厚労省も認めている。この事実を知る親は、不活化ワクチンの接種を希望するに違いない。ところが、日本ではまだ、ポリオを発症する可能性のある生ワクチンの接種を続けているのである。

患者団体である「ポリオの会」が作った世界地図を拡げてみれば、日本がいかに遅れているか一目瞭然である。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、韓国など、先進国は不活化ワクチンを採用している。中国、インド、ブラジルも不活化への切り替え中で、未だに生ワクチンを使用しているのは、南アフリカを除くアフリカ、モンゴル、北朝鮮などに限られている。

日本で不活化ワクチンを打つためには、医師が海外から個人輸入したものを自費で接種しなければならない。負担は1回5000~6000円で、4回接種が必要である。しかも未承認薬のため、万が一、副反応事故が起きた場合も国の救済制度は適用されない。

これまで患者団体などは不活化ワクチンの早期導入を求めてきたが、国は全く動こうとしなかった。最近になってようやく導入の方向性を打ち出したが、早くても12年度の終わりごろという。少なくともあと1年半は今のままの状態が続くことになる。

(※1)ポリオ/急性灰白髄炎とも呼ばれる。ポリオウィルスによって脊髄の灰白質が炎症を起こし、発熱や意識障害の後、腕や下肢がまひすることがある。5歳以下の乳幼児の感染がほとんどだが、大人でも発症する。まひや筋力低下が回復せず深刻な後遺症となるケースもある。小児の死亡率は2~5%に上る。

(※2)予防接種法は定期接種と任意接種に分けられる。ポリオは定期接種で料金は無料。事故が起きた際には国が補償することが同法で定められている。生後3か月から7歳6か月までの間に計画実施する。多くの行政機関では、春・秋の2度に分けて接種を行なっている。

※週刊ポスト2011年11月11日号

http://www.news-postseven.com/archives/20111102_68145.html

 


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