サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・第三部・ 再来店率を高める7条件。 

2018-04-17 09:48:55 | 日記

7.気心の通じ合う、いい関係づくり。

ここで手本となるのが「老舗の商法」です。あくまでも、仕事と顧客の距離を保ちながら
馴れ合いになることがなく、それでいて「気心の通じ合う、いい関係」を確立しています。

そこには次のような「細やかな気くばり」があります。
1.「ようお出でなさいました」と言って、お茶を出してもてなしています。
   ゆったりとした雰囲気の中で個人情報・家族情報を聞き出しています。

2.顧客の特別意識を高めるような、「個人的な対応」を実行しています。
   「このミカンは親戚からの貰い物です」と言っておすそ分けしています。

3.顧客は「要件もないのに」、サロンに立ち寄っています。
   そこには「貴方は大切な人です」と思わせる、おもてなしの接し方があるからです。
   このような接遇が、「お客様とサロン」の関係から、「信者客とサロンのAさん」という関係へと変化して行きます。
   つまり、個人対応型の接遇が活性化します。そのような親密接遇があってこそ、来店お礼のDMの一つにしても、
「喜ばれる・感動されるもの」となります。

 現在の社会は、非常に忙しく時間が過ぎているように感じられます。
このような時代に、敢えて「ゆっくりとお客様に対応」して見ませんか。きっと、親密に人間関係が創られて行きます。
  これは、自店のブランド化に繋がるカギとなります。
                                      第三部 終


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