サロン経営の羅針盤

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改革すべき美容業。

2019-01-31 11:17:12 | 日記
なぜ理美容業界は社会保険に加入が困難か。経済誌の職業別「給料比較」が掲載されていました。
その記事によれば、100種類の推定年収ランキングで理美容師は94位で年収266万円。つまり、下から数えて六番目です。
多くの理美容サロンが、社会保険、雇用保険、労災保険に加入していないのが実状です。

このような業界環境から、理美容学校卒業生の2割しかサロンに就職せず、それが半年余りで1割に減少しています。
美容学校卒業生の内、約一割弱しか美容師としての仕事を全うしていないのが実状です。ナゼ、このようなことになっているのか。
求職希望者は「求人誌や学校への提出があった求人票を親子で見ます。そこで先ず、社会保険(厚生年金、健康保険)、雇用保険をチェックします。

この社保3点セットに加えて労災保険(最近では自転車、バイクの通勤者が増加)に加入しているのは、求人サロンの1〜2%です。
また、給与が17万円以下のサロンが圧倒的に多くあります。

では美容学校卒業生のほとんど(90%)の人たちはどうしたのか?半分の約60%はエステやネイル、フェイシャルサロンに就職。美容師の資格があると初任給が少なくとも25万円ですから、美容室とは比較になりません。
つづく


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