(42)、「目は口ほどにモノを言い。」
私たち達は好意を持ち尊敬する相手には、アイコンタクトを保ちたいという気持ちを持つものです。
人の話しを聞く時、声は空気に乗って入ってくるのだから、「耳さえ傾けていればいい」といったものではありません。
必ず相手の顔をみるのが礼儀です。こんなことは「当たり前のこと」です。
ところが、カラオケの一場面を想像して下さい。アルコールが入ってかなり騒々しい場所で、一人がマイクを握って歌います。
でも、みんな聞いていないような気がします。
そこで彼は、「ちゃんと聞いて」と言います。そこで周りの人が、「ちゃんと聴いてるよ」と応えます。
ところが彼はまだ納得しない。
なぜかというと「聴いているよ」と応じた相手が、彼のほうを見てないからです。
つまり、彼が言いたいのは、「よく聞け」と言っているのではなく、「私のほうに顔を向けてほしい」と言ってるのです。
周囲の人達の顔が、歌っている自分のほうを向いている。それが「関心を示している。」ということの証拠になるのです。
これが、コミュニケーションの作法です。
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