67.変化・改善の定着。
サロンを繁栄させ続ける秘訣は、お客が、「このサロンに来る度に、新たな何かを感じる」と思わせることです。そのためには、常に変化を求めることが肝心です。
◎例えば、目に留まる位置としては、正面のカガミの横のPOPが最も効果的です。当店では二週間に一度は作り直していましたが、これだけで、お客から、「いつ来ても何かが新しくなってるネ」と褒めて頂いたものです。
◎観葉植物の置き場所を変えるだけで、お客から「いつ来ても何かが新しくなってるネ」と褒めて頂いたものです。
◎レジー台の生花は季節を強調した変化を演出しています。これに対しても、「いつ来ても何かが新しくなってるネ」と褒めて頂いたものです。
つまり、変化・改善のボイントは「実施、顕在化、共有化」のサイクルが常に回っていることです。改善はアイデアだけでは意味がありません。実施してこそ変化であり改善です。
変化・改善の効果は、実行すれば分かります。実施する前から効果を云々するのは時間のムダです。それではサロンの改善意欲は衰えます。変化・改善が定着しているサロンは、「直ぐやる」が根づいています。
そもそも変化・改善をやる目的は、お客に「次にも来店して頂くため」であり、その延長線上に「生涯顧客化」があります。
だから、常に「新鮮な気持ちになってもらうこと」に留意しなければなりません。そのような意味から、当店では「造花」は絶対に置きません。
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