ライオン家族★

セレンゲティーのゴロンゴロ・クレーター★

そこを舞台に２つのライオンさんのプライドの様子を追います★

ゴロンゴロ・クレーターに生息するライオンさんたちを「クレーター・ライオン」と呼びます★

「クレーター・ライオン」は８０頭ほどしか居ません★

彼らはヌーやシマウマを主に狙い、狩りをします★

その狩りの迫力は凄いですが、ライオンさんは一日の２０時間くらいをごろごろして過ごすので、狩りの時の凄まじい様子とは一転して、とても穏やかな様子が見れます★
お互いにぺろぺろと舐め合う様は、とても可愛らしいです★


ライオンさんと言えば百獣の王ですが、ライオンさんと言えども、単独や少数でハイエナさんの群れに挑めば、反撃を食らいます★
また、一番狙いたい獲物であり、同時に一番危険で狩りの成功率が低い、アフリカスイギュウさんには手を焼きます★

アフリカスイギュウさんは、およそ１ｔもあり、また、鋭利な角を持っている為、ライオンさんの群れでもなかなか手は出せません★

しかし、アフリカスイギュウさんを１頭仕留めるだけで、ライオンさんのプライドが２週間くらい食事をしなくてもいけるほどの食料になります★

一般的に肉食動物さんが草食動物さんを狙う時、群れの中の子供か弱っているもの、また群れからはぐれたものを狙います★

群れからはぐれたアフリカスイギュウさんをライオンさんの群れが狙い、数頭で押さえ込みましたが、アフリカスイギュウさんの群れが声を聞きつけて助けにきます★

アフリカスイギュウさんの群れでの反撃にはライオンさんも後ずさりしますが、ライオンさんの群れは食事に２週間ありついていないので、簡単に引き下がりません★

助けにきたアフリカスイギュウさんたちは、傷ついたアフリカスイギュウさんを真ん中にして、逃がそうとしますが、ライオンさんもそれを追います★

傷ついたアフリカスイギュウさんは水場に逃げ込みます★
それを守るように仲間が周りに居ましたが、ライオンさんの群れに１頭ずつ引き離され、とうとう仲間は居なくなりました★

傷ついたアフリカスイギュウさんにライオンさんたちが襲い掛かり、とうとうアフリカスイギュウは獲物になってしまいました…


百獣の王と言われるライオンさん★
しかし、その周りを取り巻く環境は決して安泰ではなく、命を落としていくものも多いです…
ネコ科の中では珍しく群れを成すライオンさんですが、プライドで行動する意味、社会性、厳しさ、優しさ…ゴロンゴロ・クレーターのライオンさんの生態を捉えた貴重なビデオでした★


『ライオン家族：岩合光昭のネイチャーワールドvol.５』を見ての感想でした★


今年、最後の記事でした★

「どうぶつ★だぁ～いすき♪」をご覧になって下さり、ありがとうございました★

来年もよろしくお願いします★

ルカ