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さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

方向性

2020-07-03 13:53:43 | 日常

「旦那さんは、私の知る限り最も優しい人だ」

と、私は思っている。

 

先日、旦那さんの「定年退職」についての記事を書いた。

旦那さんの定年退職についての記事は こちら 

 

そのとき、いただいたものの一つに、珈琲がある。

「アルバイトのお嬢さん方からいただいたんだよ」

と嬉しそうな旦那さん。

見れば、カフェインレスの珈琲だ。

いまどきは、カフェインレスを好む人も多い。

なんて気がきくお嬢さん方だろう。

超・優しいけれど、けっして気がきくタイプじゃない旦那さんが、

支障なく仕事をして来られたのは、こんなお嬢さん方のおかげに違いない。

 

ただ、そのときには、まだ開けたばかりの珈琲があったので、

いただいた珈琲は開封せず、冷蔵庫でそのまま保管しておくことにした。

 

で、今朝。

いよいよ頂いた珈琲を淹れようと冷蔵庫から袋を取り出して気が付いた。

 

・・・あっ、これ、豆だ・・・・

 

てっきり挽いてある珈琲(粉)だと思っていたら、豆のままの珈琲だった。

当然、豆のままでは、珈琲は淹れられない。

 

我が家にも珈琲メーカーはある。

しかし、その珈琲メーカーには、ミルがついていない。

どうにか、あるもので豆を挽けないかと考えてはみたが、

どう考えても無理である。

 

・・・しかたない。ミル、買って来よう・・・。

 

いただいた珈琲でなければ、他の方に飲んでいただくということもできたろう。

でも、せっかくお嬢さん方が旦那さんのためにと用意してくれた珈琲だ。

飲めないなんてことになれば、旦那さんは、

「贈ってくれたお嬢さん方にもうしわけない」

と言うに決まっている。

 

「一応、旦那さんにも断っておいた方が良いだろう」

と思って、旦那さんに、珈琲が豆であることを伝えた。

 

すると旦那さん、

「豆かぁ~」

と笑った後、しばし考えて言った。

 

「せっかくいただいた珈琲だものね!

大切に飾っておこう!」

 

・・・えっ・・・?

・・・いや、いや・・・

・・・飾ってどうする(笑)・・・

 

ひとあじ違う旦那さんの優しさが、私は好きだ。

 

さて、旦那さんが戻る前に、珈琲ミルを買ってくることにしよう。

 


大目にみてあげよう

2020-06-25 13:36:22 | 日常

「今日は25日なんだね」

 

今朝、お弁当を作っていると、旦那さんが台所に来て言った。

 

「そうだけど、どうしたの?」

と聞くと旦那さんは、しみじみと答えた。

 

「”給料を貰わない25日は40年ぶりだな” って思って。」

 

旦那さんは、先月、40年以上勤めた会社を定年退職した。

その後、旦那さんは、テキパキと就活をし、

あっという間に次の仕事を決めてしまい、

今はパートでコンピューター関係?の仕事をしている。

 

「仕事はほとんど切れずにしているけど、

新しい会社の給料は来月からでしょ?

何だか不思議だね、25日に給料が出ないって」

旦那さんは、そう言った。

 

あまりに旦那さんが、感慨深げに言うので、私はつい言いそびれてしまった。

 

「前の会社のお給料、締め日から退職日までの分が、今月でるんだけど・・・。」

 

そう。

今月もお給料はいただけるのだ。

 

そして、もう一つ言いそびれたことがある。

 

「給料日は、25日じゃなくて24日だよ・・・」

 

そこ、間違うかい?旦那さん。

って言うか、ひょっとして、ず~っと25日だと思ってた?

40年間、ず~っと?

 

↓写真は、旦那さんが退職した時にいただいた花束

この花束の他に、もーーーーっと大きな花束も頂いたのだけど、

家には入る花瓶がないという・・・(苦笑)

 

コロナ禍で、送別会もなく、会って挨拶することができない方もたくさんいた定年退職。

(緊急事態宣言中で、旦那さんの会社もほとんどの人が在宅勤務だった)

それなのに、およそ想像できないほどたくさんの方々から、

お花やお餞別、お手紙やご連絡を頂いた。

「旦那さんの人柄だなぁ」

とつくづく思う。

 

なので、いただける給料を忘れていることも、

給料日を間違えていることも、

大目に見てあげることにしよう(笑)

 


おもしろ過ぎる・・・

2020-05-11 14:49:15 | 日常

普段、このブログは、さぽつぴファミリーの日常を書いている。

なので、エンタメ情報などは、あまり書くことがないのだけど、今日はそのエンタメ情報。

 

テレビでも紹介されていたけれど、YouTube(ユーチューブ)で公開されている

『12人の優しい日本人』(リモート読み合わせ)

は、ご覧になっただろうか。

 

これがね、本当にただただ面白い!

前半(1時間少々)・後半(50分少々)の2部構成なのだけど、

「俳優さんの顔のアップだけで見る舞台」

とでも言うのかなぁ、もう本当に舞台なの。

(初回は生配信された)

とても個々の俳優さんがパソコンに向かって一人演じているとは思えない。

 

元は、アメリカの『12人の怒れる男』って映画(テレビドラマを映画化)。

1950年代公開だったような・・・(うろおぼえ)

その後、三谷幸喜監督で『12人の優しい日本人』(1991年)という映画が公開されている。

我が家は何年か前に、どちらもDVDで見ているのだけど、

Sapoはいつものごとく覚えていないらしい(笑)

 

詳しい話はネタバレになるので書けないけれど、ザクッというと、

「日本に陪審員制度があったとしたら」というお話し。

この映画(舞台もある)が公開されたときには、まだ日本には裁判員制度がなかったんだよね。

 

12人の陪審員は劇中で『1号』~『12号』と呼ばれる。

前半が終わったところで、Sapoは、

「2号さん、嫌いかも・・・」

と言い、

私は、

「11号さんは、苦手かなぁ~」

と言う。

(旦那さんは、「うーん・・・」と考え込んだまま・・・笑)

 

後半になるとSapoのイライラがつのる。

「2号さん、いなくなって欲しい・・・」

過激だ・・・(笑)

私は、どいつもこいつも嫌なやつに思えてくる。

もっと過激か・・・(笑)

 

是非、何号さんが好きか、嫌いか、楽しみながら見てみていただきたい。

 

スマホ・インターネットが見られるテレビならアプリで、

パソコンならYouTubeのホームページで、

『12人の優しい日本人』

と検索してみて下さいm(__)m

5月一杯の公開だった・・・ハズ・・・またも、うろおぼえ情報(笑)

 

※Wi-Fiがない環境だとギガ死するかもなので、どうぞご注意を・・・。

 

金曜日、買い物に行ったときに見かけたライラック。

土日はでかけないので、今日、買い物のついでに見に行こうと思っていた。

ちょうど満開を迎える頃じゃないかと。

なのに、今日の札幌、窓の外は、雨and雷・・・。

あぁ、明日まだ咲いてるかなぁ~、ライラック。

 


コロナのせい?

2020-05-05 15:24:10 | 日常

我が家のトイレには、日めくりカレンダーがある。

これは、毎朝Sapoがめくっている。

なので、Sapoが旅行へ行ったり、留学していたときには、

このカレンダーはSapoが出発した日のままになっていた。

「Sapoが無事に帰って来てまたカレンダーをめくるまでそのままにする」

という願掛けを兼ねているわけだけど、それ以外はきちんと毎日更新される。

Sapoは意外と几帳面なのだ。

 

今朝、ふと気づくと、居間のカレンダーがまだ4月のままだった。

GWの準備(6日間家に籠るための買い物など)で忙しくて、めくり忘れていた。

いつもなら、家族の予定がたくさん書き込まれるカレンダーだけど、

4月は外出自粛で、予定は3つしかかかれていなかった。

 

「旦那さんの部屋もまだ4月かも」

と思って見に行くと、カレンダーはちゃんと5月だった。

旦那さんも意外と几帳面らしい。

 

私の仕事スペースのカレンダーを見に行くと、そこはまだ3月だった。

3月は、私の会社でもコロナ感染対策で交代制の在宅勤務が始まった。

毎日がコロナで慌ただしくて、めくり忘れていたのだろう。

 

ついでに書斎のカレンダーを見に行った。

私が好きな画家さんのカレンダーだ。

2月・・・。

そう、2月はコロナの感染が始まって、毎日が慌ただしく・・・。

それで、めくり忘れていたのだろう。

・・・きっと・・・。

 

このあたりで私は、カレンダーのめくり忘れが、コロナのせいではない気がしていた。

 

「ひょっとしたら、私がだらしないだけなのじゃないだろうか?」

 

それでもなお、「いや、これはコロナのせいに違いない」

と一縷の望みを持って、最後のカレンダーが待つ和室へと向かった。

 

 

1月かぁ~・・・。

 

日本で最初のコロナ感染が確認されたのは確か1月・・・

 

心の中で一度は頑張ってみたものの、

どう考えてもコロナのせいにするのは無理だと悟った。

 

でも、こうなると考えてしまう。

こんなにたくさんのカレンダー、我が家に必要なのだろうか。

いや、根本的に私にカレンダーは必要なのだろうか?(笑)


世代なのか?

2020-05-03 15:56:04 | 日常

外出自粛・ステイホームが叫ばれてもうずいぶん経つ。

さぽつぴ家について言えば、平日は以前と全く変わりはないのだけれど、

休日は、多くの皆さんと同様、全員一歩も外に出ない生活を送っている。

もともと仲の良いさぽつぴ家、普段は三人とも居間で過ごしているのだけど、

この連休は、毎日1度の ”alone time”(アローン・タイム:ひとりっきりの時間)を設けている。

それぞれが別々の部屋で過ごし、一切の接触も干渉もしない時間だ。

2時間~3時間をひとりっきりで過ごすのだけど、これがなかなか良い。

いや、もちろん三人一緒は楽しいのだけどね(笑)、

「誰にも気を遣わない時間って大切だなぁ」

って思ったりしている。

 

また本題の前が長い(笑)

 

本題の『世代』の話し。

最近、母と同世代でスマホを使っている方々(80歳前後の方々)から、

「LINE通話は、どんなに話しても無料だから、LINEで電話をしている」

という話を聞くことが何度かあった。

 

LINE通話は、『無料通話』とうたっている通り、確かに通話料は無料だ。

ただし、通話にかかる『データ通信量』が発生する。

メールを送ったり、Webを見たりするのと同じだ。

使い放題のWi-Fiがお宅にある方は良いが、

ドコモ・au・ソフトバンクなどのデータ通信の契約のみの方は、

使い方によっては、通信制限にひっかかったり、データ料金が発生することもある。

しかも、LINE通話は『発信者』『受信者』双方にデータ通信量が発生する。

 

その話を聞いたスマホ世代のSapoは、

「全く無料だと思っちゃう方もいるんだね~」

と驚きを隠せない。

 

そんなSapoが、今朝、

「友達とLINE通話することにしたんだけど、彼女のところ、Wi-Fiがないんだよね」

とLINE通話にかかる友達のデータ通信量を心配していた。

なので、私が、

 

「それならSapoちゃんがスマホから普通の電話してあげたらいいんじゃない?

Sapoちゃんのスマホ、かけ放題だから、どんなに話しても無料だし」

 

と提案すると、Sapoは少し困ったような顔で言った。

 

「うん、私はいいんだけど、彼女がかけ放題じゃなかったら、困るでしょ?」

 

へっ???

どういうこと?

 

「Sapoちゃんからかけたら、相手がかけ放題じゃなくても相手には料金、かからないでしょ?」

 

と私が改めて言うと、Sapoはすっごく驚いて言った。

 

「普通の電話って、受信する人は電話料金、かからないの?!」

 

へっ???

Sapoちゃんは、それを知らなかったの?!

私は、「LINE通話を全く無料だと思っている人」がいることより、

「受信者に電話料金がかからないことを知らない人」がいることの方がよっぽど驚いた。

 

「私、電話したときに、”折り返しお電話しますね”って言われて、

どうしてわざわざかけ直すのかと思ってた。

あれ、かけた私に電話料金がかからないようにかけ直してくれてたのかぁ~」

と、つくづく感心するSapo。

これは世代差なのか。

それともSapoの個性なのか(笑)

 

ちなみに、この後、その友達に、

「かけ放題なのでこちらから電話をかける」

とLINEを入れたら、

「受信するほうの料金、確認しておくね!」

と返事が来たそうな。

 

世代なのか。

類は友を呼ぶなのか(笑)

 

 

下の写真は、金曜日、連休用の食料を買いに行った先に咲いていた桜。

北海道もやっと桜の季節。