さん太の気が趣くままに(volty life)

バイクLifeを中心に「遊」を気ままに語るブログです。愛車はsuzukiのボルティ!

ちょっと川越散策

2006年10月29日 21時14分58秒 | お出かけ
 【町勘金物店(まちかん)】 

今日は川越蔵造りの通り(川越一番街商店街)にある「町勘金物店(まちかん)」さんに包丁の研ぎ出しに行ってきました。久しぶりの川越だったので周辺を少し散策してきました。


江戸時代から続くここの包丁は少々値が張るけど、とにかく良く切れる。多層鋼による波紋が美しく、まちかんの主人の常套句である「刃物の重さで、軽く押す感じでお切り下さい」という言葉どおりに刃を滑らせるように切ると、今までの包丁は何だったの?と思うくらいにすーっと切れます。
切れ味は店頭で実演してますし、研ぎも店頭で見れます。

年に一度、研げば切れ味は変わらず一生物です。

今日は年に一度のメンテナンスに出したのです。 ちなみに研ぎ代は1680で仕上がりは11月10日との事でした。毎日使うものですから 絶対、お勧めです。


 【一番街商店街(蔵造り)】 
川越散策となると一番街商店街(蔵造り)が有名どころでしょう。昔は電線が景観を台無しにしていたのですが今は地中下になり、江戸時代の面影が残る趣のある景観になっています。いろいろな専門店があるのでゆっくりと歩きながら見ているだけでも楽しいです。

この辺りは明治26年に市街地の3分の1以上に当たる1,300余戸を焼失する大火に見舞われた歴史があり、後に町並みの復興に当たり用いられた建築様式は、火事に強く江戸時代で流行った店蔵造りになったそうです。実は明治以降の建物が多いのですね。

写真中央の「陶舗やまわ」さんの建物は商店街の中でも存在感があります。地元陶芸作家の作品や和食器を主に取り扱っているようで、陶路子では、さつまいも尽くしのさつまいもミニ懐石や奥の蔵では、やまわ蔵部陶芸教室が開講しています。

写真右の「小松屋民芸店」さんの建物は別名「大沢家住宅」といい、寛政4年(1792)建築で川越の店蔵造りでは一番古く、国の重要文化財に指定されています。明治26年の大火で焼失を免れ、後に川越商人が蔵造りの家を建てるきっかけになった家といいます。造りが他の蔵とは違いきり妻の屋根ですっきりしていますがこれが本物の江戸時代の建物なんです。1Fでは川越の蔵の街にあった民芸品を販売し、2Fでは川越の店蔵造りを理解して戴くための説明及び川越の店蔵の原画等展示しているようです。


 【時の鐘通り】 

一番街商店街(蔵造り)のメイン通りから脇道に入ると「時の鐘」があります。

時の鐘は、寛永年間(1624年~44年)に川越城主酒井忠勝が、城下多賀町(いまの幸町)に建てたものが最初といわれ、現在の鐘楼は、明治26年(1893)に起きた川越大火の翌年に再建されたもの。 3層構造の塔で、高さ約16メートル。寛永の創建からおよそ350年間、暮らしに欠かせない「時」を告げています。 現在も1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、蔵造りの町並みに 鐘の音を響かせています。平成8年6月、時の鐘は環境庁主催の残したい「日本の音風景百選」に選ばれました。

また、この辺りには川越の地ビールを扱っているお店もありますのでビール好きの方は如何でしょうか?


 【大正浪漫夢通り】 
江戸時代の趣のある風景から次は古き良き大正時代を思わせる情緒あふれる風景が大正浪漫夢通りです。通りを歩けば、そこかしこに懐かしい風情が漂います。
商店街の概要はここを見てね。


写真左の和菓子のお店「いせや」さんでは、その場で手作りのだんごが食べられますので散策の途中でよく利用します。写真は「みたらしだんご」で1本60とリーズナブルでとても美味しいです。「焼きだんご」も美味なので一緒にどうぞ。

今日の昼食は少し奮発してこの通りにある鰻の「小川菊」さんの鰻重にしました。以前から噂は聞いていたのですが今回初めて頂きました。創業180年以上という老舗中の老舗でタレはあっさりしながらも濃厚な味わいで、鰻もふっくらホクホクして激ウマーーでした。

詳しくはここを見てね。



まだまだ見所がたくさんあるけれど、今日はこの辺で少し歩きつかれたので帰途に着きました。天候にも恵まれてとても良い散策が出来ました。



うな重

2006年10月29日 20時36分56秒 | 美味しいもの


今日はお出かけついでに川越は蔵造りの近くにある「大正浪漫夢通り」にお店を構えている鰻の「小川菊(おがぎく)」さんに行ってきた。以前から美味しいと噂を聞いていたので楽しみにしていた。

創業180年以上という老舗中の老舗で、現在は7代目になるご主人がうなぎを焼いているそうだ。大正時代に建てられた古い店構えが歴史を感じさせるね。



少し早めだったが開店して間もなくの時間に行ったのであまり待たされること無く席につけました。勿論満席でしたよ。

今日のオーダーは「上鰻重」。炭火で丁寧に焼いた香ばしい鰻に創業180年以上となる秘伝のタレがうまく調和して、あっさりしながらも濃厚な味わいで、鰻もふっくらホクホクして激ウマーーでした。肝吸いもメチャ美味しかったよ。

是非、食べてみてねー。

他にも川越には意外と鰻やさんが多いのです。
さつまいもは有名だけど鰻も案外隠れた名物だったりするかもね。
屋号も「○○菊」というお店が何件かあるので、何らかの繋がりがあるのかな?
全てのお店を制覇したいです。


わらじカツ

2006年10月28日 23時12分10秒 | 美味しいもの


今日は、秩父は小鹿野町の「安田屋」さんへわらじカツ丼を食べに行ってきた。

バイク仲間の秩父ツー計画で「わらじカツ丼」のキーワードを見てしまってから、頭の中から離れなくなってしまった。

行ったことは無かったけどかなり有名なお店なんだよね。

土曜日の朝起きると、もう頭の中では

「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」「わらじカツ丼」
食べたーい。

ということで早速秩父を目指し出発。

出発はお昼過ぎになってしまったけど、R299で一路秩父へ。
事前に下調べはしたけど小鹿野町へ入ってかなり迷いました。あちこちをぐるぐる回ったけどお店を発見できず。最後はバイクを商店街の無料駐車場に置いて歩きでお店探しをしましたよ。

ようやくあったぁー!「安田屋」さん。

それは商店街から1本奥の通りで車が1台通れるくらいの道幅の狭い通りにありました。

こりゃ分からんはずだ。到着は15時になっていました。

もうお腹はペコペコ状態。さっそくお店の前に来ると
試練が待っていました。

「お昼の営業は終わりました。夜の営業は5時からになります。」という看板が。。。

がーーーん。

折角ここまで来たので何が何でも食べて帰るぞー!
という事で、ツーリングマップルを開いて考えると、、、

おーー。近くに「両神温泉薬師の湯」があるではないか!!!

再びバイクに跨り、温泉を堪能してきました。
ツルツルになりました。
4時半に上がり、再度リベンジで「安田屋」さんへ。

15分程で到着し、いざお店へ。

混雑を予想してましたが、なんと一番乗りーー。

お店の人がいて、「もうじき始まりますから中でお待ちください。」と声をかけてもらい、しばし待っていました。

後から、3人ほどきて、いざ開店ーーー。

少し経って、どんぶりが来たー。

蓋を開けると、そうなんですここのカツ丼は卵とじではないのでーす。

しょうゆベースの甘辛いたれに漬け込んだ「わらじカツ」と
ごたいめーん。。 うーーん。いい匂いだ。

カツを丼の蓋に移動すると、ご飯にもたれがかってます。

もうガツガツと夢中で食べてしまいましたぁ!

うまーーーい。

味噌汁が付いていればGOODなんですけどねぇー。

写真は普通のカツ丼800-です。

メニューはカツ丼オンリー。

営業時間は写真のとおりだから、行くときは気をつけてねー。

アクセスは住所を調べて「Googleマップ」で最大にすると
「安田屋」さんは見つかります。

美味しいよー。


アフターファイヤーの改善(キャブパイロットスクリューの調整)

2006年10月22日 12時13分15秒 | バイクメンテナンス
マフラー交換をしてから、アフターファイヤーが出るようになりましたが皆そのようなので気にしないでいました。
しかし、ジェットニードルの調整を行ってから、悪化したようです。
パイロットジェットを交換しようかとも思いましたがパイロットスクリュー(以降PSと表記)も同じ領域の混合気を調整できるので、役割の違いをネットで検索してみました。

パイロットジェットは混合気濃度の調整を行い、
パイロットスクリューは混合気流量の調整を行うことが解りました。

そこで、アフターファイヤーの改善をPSで行っている記事を発見。これはパーツ代が掛からないので早速挑戦してみようと言うことになり、本日挑戦しました。
記事の内容はマフラー交換をしたら、アフターファイヤーが出るようになったのでPSを調整したという事で、他のジェット類は調整していませんでした。

ジェット類調整の説明は【キャブレターOH(ニードルジェットの調整・組み立て編)】を見てね

私の今までのキャブ調整は
パイロットジェット・・・ノーマルのまま
ジェットニードル・・・一段下げ(混合気濃度が少し濃いめ)
メインジェット・・・#135(ノーマルは#130)

今までの経過は【キャブレターOH(プロローグ編)】から見てね



 【パイロットスクリューの調整】 

当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。

PSの付いている場所は写真左の①の所です。
写真右は真上から見たPSです。見ての通りマイナスドライバーでネジを回して調整します。
調整はネジを締めると混合気流量は少なく、緩めると多くなります。
ネジは2分の1回転ずつ調整しましょう。

【作業手順】
①.ガソリンコックをOFFにしてから、シートとタンクを外します。

②.現在のPSの調整位置を確認します。
  ・マイナスネジの現在の位置をマジックでマーキングします。
  ・全閉まで何回転閉めこめるか確認するためネジを止まるまで締めこみます。
   何回転締め込んだか覚えておいてください。忘れないでくださいね。
   (マイボルはノーマルの状態で2回転でした。)

③.②で回したPSを元の位置に戻します。
  ・今回は2回転緩めました。

④.PSの調整
  ・調整したい方向に2分の1回転ほど回します。
  ・今回は混合気流量を多くしたいのでネジを緩めました。

これで作業完了です。後は試乗をして、セッティングが合っていないようでしたら上記の作業を繰り返します。

【補足】
タンクを付けた状態でPSの調整が出来る場合は、エンジンが完全に暖まった状態にし、アイドリングの状態でPSを回し、回転数が一番上がったところが、PS調整の当たりの場所のだそうです。


【インプレ】
試乗するとかなりいい感じです。
アフターファイヤーは8割以上無くなり、おまけにアイドリングが非常に安定しました。アイドリングは今まで、アイドルアジャスタで調整していましたが、それとは違い、アイドリング時の安定は格段に上がりました。

これで、一通りの調整が完了したと思っています。

ベリーGOODでした。


川越祭り

2006年10月15日 23時55分17秒 | お出かけ




西武新宿線の本川越駅を降りると、ひと、ひとの山でした。

昨年の人出は2日間で100万人以上とのこと。納得。。

川越祭りは国指定重要無形民俗文化財に指定されている。埼玉県内では秩父夜祭と並ぶ大きなお祭りです。
もともとは川越市内にある氷川神社の例大祭として10月の14日・15日に行われていたもので、近年になり、土日の開催になりました。(サラリーマンが多いですからね)

旧川越市街地をお祭りの囃子とともに、引き子の声が威勢よく、今年は15台の山車が練り歩き、祭りは最高潮に達していました。

詳細は下記URLで。
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1105080001602&SiteID=0

我が家では早速、屋台ウオッチング(祭りは二の次でした)
私とカミサンは生ビールと焼き鳥で駆けつけの1杯。息子はたこ焼き、娘はじゃがバターとそれぞれの食べ物でおなかを満たしました。

大正浪漫夢通り・蔵の街並みと歩いていき、川越祭りを堪能しました。子供たちも目当ての品物をゲットし、満足のようでした。自衛隊の飛行体験にも行き少し疲れ気味になったので、この辺で帰路へ。駅に向かうも思うように歩けないので相当疲れました。

今日は、遊びに遊んだ1日となりました。

楽しかったぁー。


自衛隊記念行事入間基地体験飛行

2006年10月15日 23時50分28秒 | お出かけ
今日は夏に応募してやっと当選した自衛隊機による体験飛行に行って来ました。今回体験するのは写真中央の「C-1」という入間基地に所属する輸送機です。もうひとつ写真右の「CH-47」というヘリコプターの体験飛行のコースもあります。


新潟信越地震ではこの輸送機で支援物資の輸送を行っていました。

前回は3年位前に当選したけど、あいにくの天候で飛行中止に。今年は天候に恵まれて初めて自衛隊機に搭乗してきました。

航空祭は毎年行っていますが(今年は11月3日)乗るのは初めてなので朝からちょっと興奮していました。

基地に着くとゲートで1回目の受付を済ませ、専用バスに乗り格納庫へ。そこで2回目の受付を済ませ、搭乗手続きをします。貴重品や撮影機器以外は持込禁止で、搭乗前は身体チェックを行うのですよ。怪しいものを持っていないか。

13時に搭乗開始。搭乗は飛行機後ろのゲートが開きそこから搭乗します。飛行機の中は軍用機なのでシンプルです。

シート(折りたたみイスみたいなシンプルなもの)に座りシートベルトを着用。子供たちは初めての飛行機なので少し緊張気味。注意事項を受け、飛行機は滑走路へ。滑走路の端までの移動が長く、息子はもう飛んでるの?を連発していた。
(最小限の窓しかついていないので座席からは外はみえません)

そして、エンジンがひと際うるさくなり、離陸開始。グォーという轟音とともに飛行機は離陸した。息子はニヤニヤ笑っていた。これから15分の短いフライトの始まりです。

地元の上空をぐんぐん高度を上げて行き、安定したところでシートベルトを外して良いとのアナウンスがあり、小さい窓から外を見た。遥か下にはっきりと町並みが見えた。子供はかなり感動していたようだ。

あっという間に楽しい時間は終わり、着席のアナウンスが。。

着陸態勢に入りあっという間に着陸。離陸前に説明があったがブレーキのための逆噴射の音はほんとに凄まじいものだった。

あー。もう終わっちゃった。


帰りにお土産を頂き、飛行機の展示がある格納庫へバスで移動した。ジェット機などの展示もあり写真を撮った。
滑走路側にも何機か止まっていたが、こちら側は撮影禁止なのだ。この展示は航空祭でも行っています。

一通りみてまたバスに乗り、門まで乗せていってもらい、解散。

楽しかったです。

来年はヘリコプターに乗りたいねと言いながら帰路に着きました。


志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 2日目 part2 ~ 3日目

2006年10月15日 22時55分24秒 | バイクツーリング
 【2日目 松本・安曇野方面】 

ビーナスラインを軽快に走り、アザレアラインを経由して一路松本へ。

まずは定番の松本城へ。
「五重六階の天守は、石川数正・康長父子によって築城。完成は文禄三年(1594年)と推定され、現存する五重六階の天守閣では日本最古。天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の五棟は国宝に指定されている。」とあった。
以前、2回ほど中に入ったが木造の城の中はテレビで見ているような華やかさは微塵だも無く、正に戦のためだけに建てられたような構造で当時の戦の雰囲気が漂ってきます。一度は見る価値があると思います。ガイドの人がいて無料で案内してくれます。朝食を抜いてきたのでそろそろお腹が空いてきた。近くに「そば庄」さんがあったので、盛りそば大盛りにかやくご飯セットを付けてもらった。お腹も満腹になり、満足。新そばを期待していたのだが、まだ少し早かったようでした。残念。。


松本城から直ぐのところにある「旧開智学校」明治時代の代表的な擬洋風建築で百年前の旧制小学校。重要文化財に指定されていて日本で最も古い小学校のひとつのようです。


松本市内を後にしてR19号を北上し、一路安曇野へ。途中、雪化粧を始めた北アルプスがとてもきれいだったので、横道に入りvoltyでトコトコと安曇野の田園風景を堪能した。



そこから少し行くと、ここに?と言うところに「大王わさび農場」があります。とにかく水が凄くきれいです。「東京ドームを11個分に相当する、広大なわさび田。年間を通し、平均13度という北アルプスの湧水が、毎日12万トンも畑全体から湧き出してきます。この安曇野の豊かな自然を活かし、そしてより多くの方に体験してほしいという思いから、広大な駐車場や入園は一切無料。風情ある水車小屋や趣豊かな遊歩道など、安曇野を体感できる45,000坪の自然の王国です。」とてもまったり出来る安曇野を堪能できる良い所ですよ。わさび漬け作りやトンボ玉作りの体験が出来ます。わさび漬けはピリッとした心地よい辛さがあり、わさび好きには絶品です。食事処もあり、なんと「新そば」を出していましたがお腹が一杯で食べられなかった。デザートは別腹ということで「わさびソフトクリーム」を食べた。ピリッとした辛さはなく、ソフトクリームにわさびの風味をうまくブレンドした味だった。



時間も押してきたので白樺湖の宿泊地へと帰路につきました。途中ビーナスラインの富士山の写真を撮ったところで日が暮れて来ました。駐車場に入ると他にもたくさんのギャラリーがいて、美しい夕日をしばしの間、時も忘れて眺めていました。とてもきれいでしたよ。


 【3日目 帰路へ】 

昨日とは打って変わって曇り空。午後からは雨が降るようなので朝から帰路につきました。

白樺湖では朝方既に雨が降った模様で、道路が濡れていました。雨が降っていなかったのでそのまま走ると、ズボンと靴はボルの跳ね上げる水しぶきでびちょ濡れ。R152→R142→R254と下道を走っていると佐久市手前で黄金色に色づいた稲穂が見事な田園風景が現れました。あまりに見事だったので横道にそれて、ワンショット取りました。(写真)雲行きが怪しかったので下仁田から高速に乗り帰宅しました。

全走行距離660kmの旅でした。

今年もツーリングの季節があと僅かになってきてしまいましたけどボルライフを楽しみましょう。


志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 2日目 part1

2006年10月15日 22時50分24秒 | バイクツーリング
 【2日目 ビーナスライン】 

朝目覚めると、空には雲ひとつ無く絶好のツーリング日和でした。

早速、ビーナスラインへ直行する。白樺湖から、ビーナスラインに入ると道幅も広く快適なワィンディングが続きます。抜けるような青空とすっかり秋の気配となったビーナスラインは、平日という事もあり、昨日とは打って変わって車の姿も殆ど無く超絶好のツーリング日和となった。軽快にボルを走らせると直ぐに白樺湖を一望できる展望台にたどり着きます。今日は天気が良いのでここからも富士山が良く見えます。

展望台から車山スキー場を横に見て進んでいくと富士見の駐車場があるのですが、そこから富士山はくっきりとよく見えました。ここで千葉から来たというCB400Four乗りの人としばらくバイク談義をしていました。ソロツーならではの楽しいひと時ですね。この人はなんと私と同じルートを1日早い予定で周っていたのです。今日はひとっ走りして帰途に着くとのことでした。お互いの道中の無事を祈ってここで別れました。

富士見展望台から少し走ると「車山肩」という所にドライブインがあります。上の写真は昨年の7月中旬に撮影したものですが辺り一面の山肌が黄色に染まりニッコウキスゲの花が咲き乱れます。写真右は6月下旬頃にこれまたレンゲツツジの花が見事に咲き乱れます。高山植物の宝庫なこの場所はシーズン中ともなればハイカーで一杯になり早朝6時には駐車場が埋まってしまいます。
また「車山肩」周辺の道路は美しいワィンディングが続きます。まさしく名前の「ビーナスライン」がぴったりと当てはまる様な美しい道路です。ここから北アルプスを眺望するともう雪化粧が始まっていました。これがまた美しいのです。

さらに北上を続けると霧が峰ドライブインに到着します。この辺りはグライダーが盛んで良く飛行しているのが見られますね。ドライブインも大きく駐車場が広いのでライダーの姿も良く見られます。ここでしばし休憩。コーヒーを片手に一服もうまーい。


霧が峰ドライブインを右折して軽快に少し行くと、八島ヶ原湿原へ。ここも初夏には色々な高山植物が目を楽しませてくれます。松本方面はここからさらに北上してアザレアラインを経由して市街地に入ります。


続きは2日目 part2で



志賀草津高原道路~ビーナスライン~松本・安曇野ツーリング 1日目

2006年10月15日 22時45分51秒 | バイクツーリング
10月9日から2泊3日で群馬・長野方面にツーリングに行って来ました。
1日目は草津白根山付近の紅葉を楽しみに志賀草津高原道路を走り、2日目はビーナスライン・アザレアライン経由で松本・安曇野辺りをフラフラと楽しみ、3日目は天候が崩れてきたので朝から帰路につきました。


 【1日目 志賀草津高原道路】 

午前9時に関越自動車道に乗り、渋川・伊香保ICを目指して北上しました。当日は風がまだ少し強く、100㌔で走行すると車体の軽いボルはハンドルが不安定になりかなり怖い思いをしたのでスローダウンして走行しました。それでも緊張の連続で体力の消耗が激しかったので途中2回程PAで休憩を取りました。
無事、渋川・伊香保ICに到着し、そこからはR17→R353→R145→R292経由で草津の町にR145に入った頃から渋滞が始まり、R292に入った時は車列は動かない状態が続いていました。でも道幅が広かったのでボルはすり抜けを繰り返し、草津の道の駅に到着。

隅の方で、葡萄の直売を発見。葡萄好きの私はひと房分けてもらい、その場で食しました。これが甘ーく激ウマでした。この頃になると風も弱まり、天候にも恵まれました。ただ、渋滞が。。。温泉に入ろうか、このまま白根山を目指すか迷いましたが、天候が良かったので後者を選択しました。


スキー場を過ぎると道幅が狭くなり、すり抜けを諦め、大渋滞の車列に着いて行きました。こうなれば景色を堪能しようと気持ちを切り替え、カメラを取り出し、写真を取りながら、白根山を目指しました。
標高がどんどん上がり2000m付近になると辺りの景色も一変してきます。このギャップが凄く好きなんですね。普段の景色と全く違うと遠くに来たなあと実感します。かなりの時間を費やし、白根山に到着。山頂の七かまどが真っ赤に紅葉している筈だったのだけれど前日の強風で葉っぱが落ちてしまっていたようだ。残念。。既に15時。


日が暮れない内にもうひとつの紅葉のポイントの「芳が平」へここは白根山の湯がまの裏側にあたり、湿原を中心に赤黄緑と紅葉のコンストラクタがすばらしいポイントなのです。しかしここも例外に漏れず、あまりきれいではなかった。
R292(志賀草津高原道路)の最高地点を抜け、志賀側へ行き、志賀高原が一望できるドライブインで休憩と景色を堪能しUターンした。草津の街に降りて行き温泉に入りたかったが、本日の宿泊地は長野県の白樺湖。既に18時になっていたので諦めた。ちちやで温泉饅頭を購入し、そこで2個ほどツマミ食いしました。まだほんのり温かくめちゃめちゃ旨かった。白樺湖へはR292→R144→県道4→湯の丸IC横を経由し→県道81→R152で白樺湖の宿泊地へ。途中道に迷ったが湯の丸ICの看板を発見し、事なきを得た。この辺りに来ると気温は10℃とかなり寒くなる。ウインタージャケットを着てきたが、ここからはもっと寒くなるので、防寒対策として上半身はトレーナーとホッカイロ、下半身はタイツを持っていたが着替えられないので合羽をはいた。寒くなるとボルのエンジンは快調に軽やかになって来る。ついつい調子に乗ってアクセルを開けてしまう。しかし、自分は寒い寒いでガクブル状態。でもアクセルを開けてしまうのです。そんなこんな馬鹿な格闘をして本日の宿泊地に到着した。22時であった。

本日の走行距離約300km。

続きは2日目 part1で


キャブのOH(ニードルジェットの調整・組み立て編)

2006年10月14日 12時34分44秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【ジェット類の調整について】 

今回は新たにジェットニードルの調整にも挑戦した。
ジェット類は ガソリンの混合気濃度を決定する役割があります。
ジェット類は3種類あり、それぞれの役目は下記の通りです。
①.パイロットジェット:
  アクセル開度全閉~1/4付近の混合気濃度を決定する。
  調整は部品交換で行い、穴径の大きいものほど濃度を高くします。
②.ジェットニードル:
  アクセル開度1/8~3/4付近の混合気濃度を決定する
  調整はジェットニードルの段数変更、または部品交換になりますが
  余程の事をしない限り調整で良いようです。
③.メインジェット:
  アクセル開度1/2~全開付近の混合気濃度を決定する
  調整は部品交換で行い、穴径の大きいものほど濃度を高くします。

その他にパイロットスクリューがあります。
  マフラー交換でアフターファイヤーが出た場合、ここを調整したら、改善しました。
  アクセル開度全閉~1/8付近の混合気流量を決定する。
  調整はネジの締め込みで行い、緩めるほど流量を多くします。
  調整はネジを2分の1回転ずつ回して試乗を繰り返しました。
  限界点まで締めこんだり(少なくする)緩めたり(多くする)した時は
  パイロットジェットの部品交換を行う。
  限界点まで締めこんだ場合・・・パイロットジェットを穴径の小さいものに
                 変更し、パイロットスクリューを規定値に
                 戻してから調整をやり直す。
  限界点まで緩めた場合・・・・・パイロットジェットを穴径の大きいものに
                 変更し、パイロットスクリューを規定値に
                 戻してから調整をやり直す。

スロー域の調整は、パイロットジェットとパイロットスクリューがありますが、役割の違いがよく分りませんでした。ネットで検索してみるとどうやら

 パイロットジェットは濃度の調整に対し、
 パイロットスクリュウーはガソリンの流量を調整します。

 スロー域の調整は、まずパイロットスクリューで調整していき、
 限界点が来たらパイロットジェットの番手を変えるようですね。

私の場合は、マフラーをNRSのデュアルメガホンに交換をしていますが排気の抜けが良すぎるため、高回転域のトルク・パワー感がなくなりました。そこでキャブ調整が必要になりました。
まず、高回転域のパワーを取り戻すため、メインジェットをノーマルの#130から#135にあげてみました。これがドンぴしゃりときて、高回転域でパワーがモリモリ出るようになり、劇変しました。そうすると今度は中回転域に不満が出てくるようになり、今回のジェットニードルの調整に至った訳です。
調整は段数を一段下げ、少しだけ濃くした。
今まではメインジェットの交換だけだったのでアクセル開度1/2以上から凄い盛り上がりがあったけど、今回ジェットニードルを調整して全体的に力強くなっていたので取合えず大成功といったところです。

 【ダイヤフラムを分解】 


フロートチャンバと同じように①~④のネジを順番に緩めて外します。


ダイヤフラムカバーを取った状態です。(写真左)
①のタイヤフラムは手でそのまま引き抜けます。

ダイヤフラムを取った状態です。(写真右)
①がダイヤフラムとピストンバルブがくっついた物です。
②が今回調整するジェットニードルです。


①ペンチでジェットニードルを留めているサークリップを外します。(写真左)
これがなかなか抜けず苦労しました。専用工具があるのですが、ピストンバルブのかなり奥にあるので工具が途中でひっかかってしまうのです。今回は先が細いラジオペンチで代用しました。

サークリップはこのように挟んで外します。(写真右)
ジェットニードルは手で引き抜けます。


ジェットニードル本体です。(写真左)
左側に段が付いているのが見えます。今回はこれを1段下げます。
Eリングをペンチで抜き、一段下に取り付けます。
プラスチックで出来たリングが浮きますので手で押し込んでEリングと密着させます。

1段下げた状態です。(写真右)


これで一通りの作業が完了しました。組み立ては分解の逆の手順で行います。

 【組み立ての補足】 


①.メインジェットはマイナスドライバーでネジの要領で締めていきます。
②.ニードルバルブは手で押し込み、写真のようにプレートで留めます。


①.ニードルバルブのピンをフロートに取り付け、フロートと一緒に組み込みます。(写真左)

ピンを差込み、ハンマーで極軽くコンコンと叩く。(写真右)
ピンは写真のように途中で止まります。


①ガスケットを敷き込んだ状態です。
フロートチャンバーを取り付けて作業完了です。


久々に長距離ツーリングにも出掛けたけど、キャブは絶好調になりました。

キャブレターOH(パーツの交換・掃除編)

2006年10月14日 02時52分31秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【フロートチャンバの分解&掃除】 


①~④のネジを順番に緩めフロートチャンバを外します。
ネジはたすきがけに外しましょう。


フロートチャンバを外した状態です。(写真左)各パーツは下記の通りです。
①.フロートチャンバーガスケット
②.ニードルバルブOリング (矢印の下にあります)
③.ニードルバルブ (矢印の下にあります)
④.フロートピン
⑤.フロート
⑥.メインジェット
⑦.パイロットジェット

今回交換するパーツは①~⑤です。


まずはペンチでフロートピンを抜いてみてください。抜ければOKです。
抜けない場合は写真の①のように先の細いもの(今回は釘)を使いハンマーで叩いて抜きます。
フロートを外します。


フロートを外した状態です。
①のネジを外すと②ニードルバルブが抜けます。
③メインジェットをマイナスドライバーで外します。
④フロートチャンバーガスケットは手で外れます。


①新しいニードルバルブとOリングです。
②外したニードルバルブです。汚れがあり、Oリングが痩せているのが分かります。


①新しいニードルバルブにOリングを組み込み、頭のところに古いフィルターを組み込みました。


①クリナーキャブで全体を掃除します。(写真左)
②はメインジェットです。(写真左)
ガソリンホースが付いていたところも掃除します。(写真右)
フロートチャンバーやメインジェットもきれいに掃除しましょう。

フロート側はこれで分解・掃除が完了です。

続きはキャブレターOH(ニードルジェットの調整・組み立て編)へ



キャブレターOH(取り外し編)

2006年10月11日 23時09分35秒 | バイクメンテナンス
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。改造行為はあくまで”自己責任”で行う事。
 【用意する工具類】 


①はニードルジェットを分解するための先が極細のペンチです。ほんとは専用工具があります。
②はフロートピンを外すために今回は釘を使用しました。



画像をクリックすると大きな画像になります。


 【交換するパーツ類】 


①.フロートチャンバーガスケット(388円)
②.ニードルバルブOリング(178円)
③.ニードルバルブ(2,152円)
④.フロートピン(105円)
⑤.フロート(1,260円)


 【キャブを外す】 


①.ガソリンタンクのヒューエルコックをOFFにします。
②.ガソリンホースを抜きます。
③.シートとガソリンタンクを外します。



①.フロート室に溜まっているガソリンを抜く為、ドレンネジを緩めガソリンを抜きます。抜き終わったら、ドレンネジを閉めておきます。抜いたガソリンはガソリンタンクに戻します。

※ガソリンに耐えられるような、容器が望ましいでしょう。



①②.キャブレターからアクセルワイヤー2本を外します。



①.インシュレーター側のネジを緩めます。
②.エアクリナー側のネジを緩めます。



①.矢印のエアクリナー側にキャブを押し込み、②インシュレーター側からキャブを抜きます。



キャブレターが外れました。ボルはこんな感じになってしまいました。


続きはキャブレターOH(パーツの交換・掃除編)へ


キャブレターOH(プロローグ編)

2006年10月08日 02時17分12秒 | バイクメンテナンス
 【プロローグ】

それは8月も終わりの頃、突然勃発した。庭に置いてあるボル付近一帯からガソリン臭が漂っていたんだ。
ボルのシートを捲ってみるとかなり臭~い。何処から漏れているんだろうとガソリンタンクからキャブ付近を探してみたが見つからないんだよね。
始めに頭に浮かんだのがキャブのオーバーフローだけど、WEBによく書いてある情報だとエンジン下辺りにガソリンの染みの痕跡があるという。
でも見つからないんだよね。。。
原因が分からないので取り合えずガソリンコックをOFFにして様子を見ることにした。
翌日になったらガソリン臭が消えていた。やはり、原因はキャブのオーバーフローだと確信に至った。

 【キャブのクリーニング】

9月に入ると仕事が過渡期を向かえ、なかなか休みが取れないでいた。
やっと16日に子供の運動会があり、休みが取れた。
運動会が早く終わったのでボルのキャブクリーニングをする事にした。
まず、キャブレタクリーナーを買いにカインズホームセンターへ。KUREの「クリーナーキャブ」なるものを購入。
早速、ボルのシートとタンクをはずしてキャブを取り出す。ボルちゃんはあられもない姿になってしまいました。
キャブの底のネジを緩めてガソリンを抜くと黒い粉みたいなものがガソリンにまざって出てきた。錆ではなさそう?カーボンか?判らん。
この汚れが原因でオーバーフローを起こしているのかなと勝手に思ってみる。
キャブのフロート周りを分解してクリーナーキャブでシュッシュとパーツを洗浄した。
あとオーバーフローの原因となる消耗しそうなパーツを見てみるけど良くわからないのである。
パーツリストやサービスマニュアルを揃えないとだめかなぁとひしひしと思ってます。ハイ。。
あとは逆の手順で組み込んで掃除は完了しました。

 【キャブの消耗パーツを注文】

おいらのボルは2万7千キロ走っているので、消耗品も交換しておかないといかんと思い、川越の2りん館へ。
どのパーツを注文すれば良いのか分からないのでスタッフに声をかけると良く知っている者を呼んできますと。
なんと整備士さんが登場。ほんとにここの店は面倒見がいい。(歳を取るとずうずうしくなります)
PCでパーツリスト見ながら相談するとこことここが消耗しやすいということで、
・バルブアッシ関連(ニードルバルブ・Oリング)
・ガスケット
を交換することに。ついでに
・フロート及びフロートピン
を注文してきた。部品代しめて¥4,000なり。
フロートピンはバックオーダー部品とのことで入荷に時間が掛かるらしい。
あと、錆の流入も心配なのでキタコのガソリンフィルタを購入。ボルのホース内径は5mmなので合うのがなかなか無いんだよね。
3日後には全部の部品が入荷ししましたと連絡がありました。

 【キャブは直った模様】

キャブの掃除をしてまる1日以上経過したけど、ボルのカバーを開けてもガソリン臭がない。ということは直った模様だ。良かった。
でもパーツは注文したので時間が出来たら交換しよう。

オーバーフローの原因は主に2種類あるようだ。
①.キャブ内のゴミ詰まりによるもの
②.パーツのゴム類の痩せによるもの

オーバーフローした場合は下記の手順で直していくようです。
まず初めは上記①の対処でキャブの分解洗浄をします。
それでも症状が改善しない場合は
上記②の対処でニードルバルブのOリングまたはニードルバルブの交換になります。

 【再発】

クリーニングの後、奥多摩や近場を乗っている時は大丈夫だったが10月1日のお茶会で再発した。
あれこれいじり過ぎて壊してしまったのかなとも思ったがパーツはあるので早めに交換しないとね。。
と言うことで7日に作業を行った。
原因はOリングの痩せだったようだ。

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