【町勘金物店(まちかん)】 |
今日は川越蔵造りの通り(川越一番街商店街)にある「町勘金物店(まちかん)」さんに包丁の研ぎ出しに行ってきました。久しぶりの川越だったので周辺を少し散策してきました。
江戸時代から続くここの包丁は少々値が張るけど、とにかく良く切れる。多層鋼による波紋が美しく、まちかんの主人の常套句である「刃物の重さで、軽く押す感じでお切り下さい」という言葉どおりに刃を滑らせるように切ると、今までの包丁は何だったの?と思うくらいにすーっと切れます。
切れ味は店頭で実演してますし、研ぎも店頭で見れます。
年に一度、研げば切れ味は変わらず一生物です。
今日は年に一度のメンテナンスに出したのです。 ちなみに研ぎ代は1680で仕上がりは11月10日との事でした。毎日使うものですから 絶対、お勧めです。
【一番街商店街(蔵造り)】 |
この辺りは明治26年に市街地の3分の1以上に当たる1,300余戸を焼失する大火に見舞われた歴史があり、後に町並みの復興に当たり用いられた建築様式は、火事に強く江戸時代で流行った店蔵造りになったそうです。実は明治以降の建物が多いのですね。
写真中央の「陶舗やまわ」さんの建物は商店街の中でも存在感があります。地元陶芸作家の作品や和食器を主に取り扱っているようで、陶路子では、さつまいも尽くしのさつまいもミニ懐石や奥の蔵では、やまわ蔵部陶芸教室が開講しています。
写真右の「小松屋民芸店」さんの建物は別名「大沢家住宅」といい、寛政4年(1792)建築で川越の店蔵造りでは一番古く、国の重要文化財に指定されています。明治26年の大火で焼失を免れ、後に川越商人が蔵造りの家を建てるきっかけになった家といいます。造りが他の蔵とは違いきり妻の屋根ですっきりしていますがこれが本物の江戸時代の建物なんです。1Fでは川越の蔵の街にあった民芸品を販売し、2Fでは川越の店蔵造りを理解して戴くための説明及び川越の店蔵の原画等展示しているようです。
【時の鐘通り】 |
一番街商店街(蔵造り)のメイン通りから脇道に入ると「時の鐘」があります。
時の鐘は、寛永年間(1624年~44年)に川越城主酒井忠勝が、城下多賀町(いまの幸町)に建てたものが最初といわれ、現在の鐘楼は、明治26年(1893)に起きた川越大火の翌年に再建されたもの。 3層構造の塔で、高さ約16メートル。寛永の創建からおよそ350年間、暮らしに欠かせない「時」を告げています。 現在も1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、蔵造りの町並みに 鐘の音を響かせています。平成8年6月、時の鐘は環境庁主催の残したい「日本の音風景百選」に選ばれました。
また、この辺りには川越の地ビールを扱っているお店もありますのでビール好きの方は如何でしょうか?
【大正浪漫夢通り】 |
商店街の概要はここを見てね。
写真左の和菓子のお店「いせや」さんでは、その場で手作りのだんごが食べられますので散策の途中でよく利用します。写真は「みたらしだんご」で1本60とリーズナブルでとても美味しいです。「焼きだんご」も美味なので一緒にどうぞ。
今日の昼食は少し奮発してこの通りにある鰻の「小川菊」さんの鰻重にしました。以前から噂は聞いていたのですが今回初めて頂きました。創業180年以上という老舗中の老舗でタレはあっさりしながらも濃厚な味わいで、鰻もふっくらホクホクして激ウマーーでした。
詳しくはここを見てね。
まだまだ見所がたくさんあるけれど、今日はこの辺で少し歩きつかれたので帰途に着きました。天候にも恵まれてとても良い散策が出来ました。
川越は見所が沢山ありそうですね。
電信柱を地中に埋め込んであるとか?
こちらも覗かせて頂きますね。
これからどの様に発展させていくか思案中ですが
これからも宜しくお願いします。