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Heterogeneous Taste

漫画家志望者が近況や趣味や気になること等を書き綴る部屋

テイルズオブハーツ レビュー

2008-12-30 01:13:59 | ゲーム
ラスレムのレビューまだ途中までのしか書いてないですが、先にハーツのレビュー書きます。
ぶっちゃけ、ラスレムまだクリアしてないんですよね^^;
でも、別にラスレム飽きてハーツ最高!だからこの順番になってる、ってわけではありません。
ラスレムは、一時期挫折しかけて、リアルの忙しさなどと相成って放置してたんですが、ちょっと前からまたプレイし始めました。
しかし、すぐにハーツの発売日が来てしまいました。
管理人、桜庭氏の関わってるテイルズのサントラは絶対買ってるので、今回も買う予定ではあったんですが、ポリシーとして「クリアしてから買う」というのがありまして、さっさとクリアしてしまおう!と思ったんですよね。
なので、ラスレムは一旦置いといて、ハーツを先にクリアしました。
なのでハーツのレビューを先に書きたいと思います。



まず、全体を通して思ったこと。
それは、「やっぱり携帯機じゃそれなりのモノにしかならんね」ということ。
しかも、今回は携帯機というハンデを背負いつつ、その上で駄目な部分を加えていった、という印象。
ぶっちゃけ、まあ前半よりクリアまで進めた時の方が印象は良かったですが、トータルとして見ても、TOTの次くらいにヤバいんじゃねーの?と思ってしまいましたね。
グラフィック、音、戦闘、ストーリー…様々な点で、クオリティの低いものに感じました。
これを6,650円で売るなんてバンナムはホント鬼畜やで!

ボリュームを増やすために…アニメをたくさん入れるために…という理由で2ギガロムとやらを使って、そのせいで値段も高くなってしまったんでしょうけど、全くもって裏目に出てる気がしました。
まあ、売上的には、こんな値段設定でも初週両バージョン合算で14万も売れたんですから成功といや成功でしょうし、評価の方も、mk2ではそれなりに高い評価を得ているようなので、全体的に見ても成功っちゃ成功なのかもしれませんが、管理人的には「ふざけんな」です。全てにおいて。



グラフィック。
DSにしちゃあ、平均レベルだとは思いますが、あくまで「DSで平均レベル」ですからね。
外伝とし見れば別に良いですけど、6,650円もする本シリーズ作品の一つですからね。
どっかのお馬鹿さんは「携帯機で据置機並みのクオリティを!」とか言ってた気がしますが、グラフィック一つ見てもお話にならないですね。
PS2時代のドット絵には到底敵わないですし、この時点で「据置機並みのクオリティ」は出せてないですよね。
「PS1のクオリティは出せた」とでも言い訳するんでしょうか。



キャラクター。
まあこれは、いつも通りですね。
これはハードスペックとは関係ないですし。
始めウザ過ぎると思ってたヒスイも、途中から別に何とも思わなくなりましたし。



戦闘システム。
管理人が使いこなしてないからなのかわかりませんが、どうにもあまり良いとは思えませんでした。
一番最初に覚えた地砕衝(名前うろ覚え)という隙の少ない素早い技を、かなり終盤までメインで使っていました。
というか、終盤までほぼそれ連打で済みました。
そもそも同じ技を何度でも(ゲージがあるうちは)繋げられるのはどうかと思うし、結局隙の少ない技が一番使えると管理人は思ったので、ほぼそれ連打で進めてました。
それでラスボスまで全滅は一度も無し。
どーなのよ、これ。

つーか隙の大きい技多過ぎ&敵の攻撃が速すぎなんですよね。
隙の大きい技は、いくら通常攻撃や隙の少ない技から繋げても、発動までの隙が若干大きいため、発動する前に攻撃されてキャンセルされることがしばしば。
結局隙の少ない技を連打してるのが一番だと気付きました。
なんという連打ゲー。

あと、相変わらずSEは糞なので、爽快感もクソもない。
今までのテイルズは、コンボを決めまくって爽快感を得るって感じでしたが、今回は同じ技をアホみたいに繋げられるので、わざわざ色んな技を組み合わせてコンボ作る意味もないし、何の爽快感も得られませんでした。

さすがにTOTには糞さでは敵いませんが、その次くらいに戦闘は糞なんじゃないか、と管理人は思いましたね。



ストーリー。
前半はホント、「クリアしてから買う」っていうポリシーそっちのけでもう売っ払ってしまおうか、と思いました。
さすがにTORよりは酷いと思いませんが、前半はホント酷過ぎ。
ヒロインのスピルーンを集めるために只々世界を歩くだけ。
苦痛を感じるものではなかったですが、只々「つまらなかった」。
第二部以降は、いつもながらのテイルズにありがちなストーリー展開で(一応褒め言葉)、前半よりは良くなりましたが。



音楽。
メロディ自体はいつも通りでしたが、音質(というか音源?)が酷過ぎ。
SFCみたい、と言う人が多いですが、ぶっちゃけテイルズでいうとSFC版TOPは今のトライクレッシェンドの初芝氏がサウンド部分担当していて、相当音は良かったので、SFCはSFCでもSFC版TOPと比べると、それよりも劣ってますよ、今回の音は。
もうちょっとなんとかならんのかと。
ホントテイルズスタジオは音に対してやる気の欠片も感じられない。

今回作曲は、桜庭氏と、TOVから参加した青山氏(以前までの田村氏である、との噂あり)と、新たに今までSEを担当してた田村という方の三人のようです。
(この田村氏は、以前までの田村氏とはまた別の人らしいです。紛らわしいですがw)
サントラからの情報によると、今回戦闘曲を担当したのは桜庭氏とこの「新田村氏」の模様。
100%どれが誰の曲か、ということは断言は出来ませんが、今現在「新田村氏」の曲である、と言われている曲の方が、何気に今回に限っては桜庭氏の曲より好きだったりしますw
具体的な名前を挙げますと、
「VS プロトゼロム」「飛翔!対空!!」「迫り来る女魔道士」「極限すら超えて」なんかが新田村氏が作ったと思われる曲の中では好きですね。
桜庭氏が作曲したと思われる曲の中では、
「たゆまぬスピリア」「誰がために戦うか」などが好きです。
新田村氏の功績が予想以上にデカかったお陰か、今回は戦闘曲がかなり良い印象です。

また、ダンジョン曲も最近のテイルズにしては珍しく、ノリの良い曲が中盤いくつかありました。
中盤いくつかあったので終盤にも期待してたのですが、ラスト周辺はガッカリな曲ばっかで意気消沈しました。
ラスダンの曲がもう少しノリの良い曲であれば良かったんですけどね。

…と、戦闘曲もダンジョン曲も、メロディー的には「テイルズ」という範疇を超えないながらも割と良い感じではあったのですが、それだけにやはり音質が悪過ぎるのが残念過ぎますね。
でもまあ、新田村氏が今後のテイルズ作品でも担当するのであれば、次はWiiだから音は最低限ラタくらいにはなるだろうし、かなり期待は出来ますね。



ここまでボロクソに書いてきましたが、一つのゲームとして見た場合、「糞ゲー」というほどではないと思います。
しかし、これがテイルズの本シリーズものの作品であること、据置機並みのクオリティと豪語した作品であること、6,650円というふざけた値段設定であること、などを考えると、到底釣り合う作品ではないな、と思いました。
アニメもDSだから仕方ないが画質酷いし、ボイスはあったり無かったり中途半端だし、戦闘は3人しか参加出来ないし、音は酷いし…。
これが外伝で4,800円なら何も文句は言わないですけどね。

とりあえず箱○のTOVは売上的にはお世辞にも成功したとは言えないものになってしまいましたから、箱○では多分もう出ないでしょうから、今後Wiiで出続けてくれるために、次のWiiテイルズは成功してほしいですね。
そうじゃないとまたDSで本編出すとか言い出しそうなんで。
(というかもう既に制作入ってるかもしれませんがwつーか売上的にも評判的にも成功だから普通にまた出すかw)
テイルズファンは、こんなんで満足なんでしょうかね。
管理人はもう二度とDSでテイルズは出すべきではない、と思いましたが。
箱○のテイルズをプレイした後だから、どうしても次に出るWiiテイルズは見劣りしてしまうでしょうが、音に関してはラタもTOVも大差なかったので、管理人的には据え置き機で出るならなんでもいいですw

とにかく据置機でのテイルズを。
無理にDSで出そうとするのはマジで止めてほしい。
絶対こういうスペックのハードに出すべきゲームではないですから。

…ちなみに、今回こんな鬼畜な価格設定してる上に分割商法という離れ業をしてくれたわけですが、CGムービーに関しては、ギャグとしか思えないのでコメントは控えさせて頂きたいと思います…w

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